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カナダの中では1、2番に大きな都市、トロントやモントリオールで暮らし、わりと頻繁にニューヨークの様な大都市にも遊びに行っていた私にとって、最初ここへ来た時は、ガーーーンンンンッッ・・・
だった。
そこそこアウトドア系のことはしていたけれど、週末の息抜き程度のことで、別にそれが趣味だったわけでもない。
どちらかというと、ミュージカルを観に行ったり、ウインドーショッピングをしたり、話題のレストランに食事に行ったり、週末の夜の街に繰り出し、飲んで踊って弾けたり、シャレたジャズバーになんか行ったりして、まったりと時を過ごしたり・・・ そんな街の生活の方がスキだ。
もともと、オーロラに興味があったわけでもない。ここに仕事があったから来ただけのことだ。
テレビに映る、見慣れた街の様子を目にするたび、はーーーーっっ。。。
ここ、よく行ったよなぁぁぁ あああああ!!!
最初の年は、ホント、しんどかった。この町に、友達もまだいなかったし。
幸い、オーロラ観光のシーズンが始まると、もーンのすっごく、ホントにものスゴク忙しくなり、寝るヒマも無くなったくらいなので、そんなこと考えるヒマもなくなった。
働いて、働いて、働いて・・・ 働いた
シーズンが終わり、急にヒマになった時、またテレビに目を向けるようになった。
なぜだか、しょっちゅうノバスコシアの様子をテレビで目にするようになり、カナダに来て最初の一年を過ごした街、ハリファックスがムショーに恋しくなり始めた。
そんなある日、一人の男性に出会った。
イエローナイフでは見たことのない、なかなかいい男。。。
というか、忙しくて、見るヒマが無かった。
あら?結構カッコいいんじゃない??? と第一印象。
でも、シーズンもやっと終わり、イエローナイフともうすぐサヨナラして、また東部に帰れるし、こんなところで、こんな男に構っている必要はない。
興味無い、興味無い・・・ と思っていた。
が、ちょっと話してみて、ええええ????!!!!
この男性、生まれはノバスコシアだという。
一緒にいた友達は、スグに私をツツいて、私の目を見た。
私がどれだけ、ノバスコシアを恋しがっていたか、よく知っていたから。
「Mさん、ご褒美だよ、ご褒美。神様からのご褒美。神様はちゃんと見ていて、一生懸命頑張った人には、ちゃんとご褒美をくれるんだよ。Mさん、ホントに頑張ってるもん」
友達のその言葉で、私の心に火がついた。 ばふーっ
“運命の人、かもっ。”
そういえば、ナイアガラにいた頃、
「いつもいつもビザの事を心配して、このままでいいんだろうか、と不安です。でも今、あきらめて日本に帰ったら、もう二度とここには帰って来れなくなるだろうし。でももし今、日本に帰らなかったら、年も年だから、再就職も難しいだろうし。でも、引き止めてくれる誰か、もいないし……」
と不安な胸の内を先輩に話したら、
「私の友達でもさぁ、もうビザも切れるし、彼氏とも別れたし、日本に帰るしかないなぁぁって、覚悟を決めて、帰国の準備をしていたところでさ、出会っちゃたのよ。運命の人に。あれよあれよ、という間に結婚しちゃって、永住権も取って、幸せに暮らしてるよ。Mちゃん、大丈夫だよ。頑張ってれば、絶対、うまく行くようになってるんだって!!」
と言っていたのを思い出した。
“運命の人、に違いない!!”
人間、思い込むと、不思議なパワーが出るもんです。
自分はできる、と信じる。大事です。
できると信じて努力する。もっと大事です。。。 と思います。
それで、この男性と結婚しました。
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