ニッポンの美

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大山祇神社

楠の香る中々良い雰囲気の場所でした。
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宝物館には刀剣・鎧などの国宝、重要文化財が多数展示してあります。
残念な事に(行く度に思うのですが)照明が蛍光灯のみなので、見学は出来ても鑑賞は不可能。
いつか素晴らしい照明&展示方法で見られる日が来る事を切望。
国立博物館あたりで特別展やってくれないかなあ^^

吉備津彦神社

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1月は本殿の柵の中まで入ってお参り出来るのです。
参拝客もまばらになった暖かい薄曇りの中。
お参りしてきました。

ちなみにおみくじは半吉。

「半ばのものも歓喜ごとと変ず」

努力すれば報われますよって事ですな^^

書籍の紹介「日本刀」

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東京国立博物館の刀剣室長でもあった、小笠原信夫氏の著書です。

この度文春新書から「日本刀 日本の技と美と魂」が発行されました。

俺も個人的に大変お世話になっており、物腰柔らかな素敵な人物です。

刀の歴史の一連の流れや刀工、名物の紹介など、内容は読み物として解かりやすく書かれています。

興味のある方は是非ご一読下さいませ。

日本刀お手入れ講座

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まずはお手入れ道具が無いと話になりません。

これは通販やヤフオクで簡単に入手可能です。金額も3000円〜5000円程度ですね。

その中には

拭い紙(和紙)
打ち粉(微粉末の砥石の粉を布で包んだ物)
目くぎ抜き(刀の茎(なかご)を柄に固定してる目釘を抜く為の道具)
丁子油(保存時に塗布する)
ネル(ケースに入っていて、丁子油を塗る場合に使用)

の5点セットなのが基本です(画像も参照に)



さて、購入した場合、まずしなければならない事があります。

1)拭い紙(2枚入り)を柔らかくするために手で揉み解す。その際かなり埃が出るのでご注意を
2)丁子油をケース入りのネルに適量染み込ませる。塗った時にベトベトにならない程度ですね。
3)打ち粉をほぐす。最初は叩いても粉が出ないので、粉が出るまで潰す様に解し、叩く。


いずれの場合も清潔な場所、綺麗な手で行って下さい。

そして道具を無造作に机の上などに置かず、必ずティッシュや袱紗の上に置く事。

全て直接刀身に触れる物ですから、これに埃やゴミがついてしまうと、折角のお手入れが
刀を傷つけてしまう原因になってしまうので、注意が必要です。


*刀の茎以外は手で触れない。刀を目の前にして喋らない(咳やくしゃみ厳禁)。これは絶対条件です!



さて、以下は番号を振って話を進めて行きます


1.)目釘抜きを使い、目釘を抜く。その場合、目釘の出っ張りを面積の広い物で押すと簡単に緩みます。
古い刀の場合は、目釘が削れて柄から出てない場合もあります。その場合は細い部分で押し込むのですが、いずれも刀を横にして床に置いてした方が楽ですね。
  
(注意)基本の素材は、すす竹か水牛の角です。痛んだ目釘を自作される方もいますが、竹を使われる場合、青竹は厳禁です。すす竹が無い場合は火で炙って竹の油分を抜いてから使用して下さい。



2.)刀を鞘から抜く。このとき刀を絶対に下に向けないように!もしも柄が緩い場合は、目釘を抜いてるので刀が下に抜け落ちてしまう場合があります。

刀の棟(刃の反対側)を鞘にこするような感じで、なるべく棟以外は鞘と触れないように抜きます。



3.)刀の柄を外す。柄の抜き方は左手で柄頭(つかがしら)を棟の方から握り、刀を斜めに立て、右手の拳で軽く左の手首を打ちます。そして茎が軽く緩んだら、2、3回手首を打つと自然に抜けてきます。
適当な所で右手で茎をつかんで柄を抜きます。

(注意)最初に力を入れて強く手首を打つと、茎の短い短刀などは飛び出してしまいます。
最初は軽く打って、茎と柄の締まり具合を確認しながら力を加減しましょう。



4.)ハバキを外す。固い場合はハバキの腹を指で押しながら下に下げる。



5.)拭い紙で油や汚れを取る(下拭い)。2枚の拭い紙は混同禁止。同じ紙でも役割が違います。
下拭い紙で古い油や、よごれを取ります。この時は、拭い紙を棟の方からあて、刀の刃先を親指と人さし指とで軽くおさえるような気持ちで力を入れずに、元から上へ上へと静かに拭います。
    


6.)打ち粉を打つ。刀の元から切っ先にかけて、ムラ無くポンポンと打って行きます。
通常の刀で片面10回程度。その作業は刀の両面と、棟にも適当にします。



7.)もう一枚の拭い紙で完全に油と打ち粉を拭い去る(上拭い)5.と同じ要領で拭いの作業をします。
刀を鑑賞するのもこの作業終了時点で行います。

(注意)鑑賞する場合、茎だけを持っていると案外疲れます(笑)。
その場合は上拭いの紙や柔らかい布(ネル等)を使用して刀を支えると楽ですね。



*ここで作業は折り返し。以降は保存(次回鑑賞)の為の作業です。


8.)錆防止の為に丁子油を塗る。拭いと同様な要領で、油を染み込ませたネルを使って塗ります。
油のつかない部分のないように確かめながら、数度繰り返します。
その場合、少な過ぎても駄目ですが、多いと保存中に油が流れて、鞘を傷める場合もあります。
薄くムラなく、平らに塗るのが肝心。
油のついた手で、軽く茎を触り、茎にも油をなじませるのもアリですね。



9.)ハバキをはめて、茎を柄に納めます。完全に収まるように左手で柄を持ち、柄頭を右の掌で下からポンと軽く打ちます。



10.)目釘を指し、鞘に刀を納めます。棟をガイドに使い、刀身が触れないように慎重に。


以上、お手入れ方法をザックリ解説しました。画像が無いので理解出来ない部分は都度質問して下さい。


基本的に鑑賞目的以外ならお手入れは年に2度。梅雨明け時と年末でOKです。

また、鞘は呼吸していますので梅雨時は湿度を吸収して鞘が緩みます。
逆に乾燥した冬は水分を放出するので鞘が締まって抜け難くなります。

その事は覚えて置かないと、抜く場合に調子が狂いますので(笑)


では。次回は刀にまつわる由来や伝説を紹介する予定にしています。



 

皆さん、美術館や博物館で展示してある刀をご覧になった事はあると思います。

その時・・どう感じられましたか?

ただ・・姿と雰囲気だけで、「凄いな〜〜」で終わってませんか?

勿体無い!!!刀にはまだまだ隠された美があるのです。
僅かな空間に・・小宇宙が詰まっているのです。

せっかくの機会。どうせならさらに深く美を見出しましょう。


国宝や重文の指定品の中で圧倒的に多い日本刀。どうしてだと思います?

それは、選定委員に日本刀のエキスパートが居たのと、日本の魂だからだと思います。
満場一致になりやすい。つまり誰でも理解可能な美術品だからですね。

もちろん指定されてる物は古い時代のものが多く歴史的価値もあります。
が・・・数多の刀と比べた場合、その美と雰囲気はやはり他を圧倒しています。


美を数値で表すのは非常に困難ですが。見る方の主観が大きく入って来ますからね。


でもね。刀の場合は案外簡単に・・・誰でも納得しちゃいます。

一つの理由は掟だと思ってます。つまり・・一定の条件を備えてないと刀じゃないからです。

権威の象徴でもあった直刀の時代から
用の美を兼ね備え始めた平安時代。日本刀の頂点でもある鎌倉時代・・・そして現代に。
時代の戦闘様式と共にその姿は変わって行きますが。

砂鉄から玉鋼を作り、それを折り返し鍛錬して・・焼入れ・・。

そして只の武器が芸術に昇華する日本だけの研ぎの技。(ただ斬れる為だけじゃ無く・・鉄に隠された美を発現させる研磨を考え出した先達の知恵と美意識に誇りを感じます)

で、その掟(ルール)に則って作られた刀ですから。
比較って方法でも順位をつけれるのだと思います。

実は江戸時代にも享保名物帳を八代将軍吉宗(懐かしい・・爺BIGが好きだったw)
の命で編纂し、諸大名の名刀をランキングしたりしてますね。




基本的に刀は自分の手にとって鑑賞するものです。

数寄者(マニア)の間では以下の鑑賞法が一般的です。

少し薄暗い部屋で。明かりは60〜100W程度の裸電球のみ。
蛍光灯はご法度。直接の太陽光も宜しくない。昼はカーテン閉めたりして。


刀を動かしたり、姿を眺めたり・・・

でも残念ながら、展示品は手に取る事は出来ませんので。
自分が動くしかない。


刀を鑑賞するポイントは大きく分けて3つあります(彫り物がある場合は例外)

姿・地金・そして一番の見所の刃紋です。


刃紋ってただ白いだけだと思ってませんか?とんでもない!

真っ赤にした刀身を水に入れて行う焼き入れ。時間にして僅か数秒。その結果生じる刃紋。
その中には様々な働きと景色と緊張が潜んでいて・・

ある意味、瞬間を永遠に刀の中に封じ込めているのです。
極限の緊張が永遠に刃の中にあるのです。

少しの温度の差でその緊張が保てなく、焼き入れの最中にボロボロに刃毀れしてしまう事もあるのです。



以上。。前置きがメチャメチャ長くなってしまいましたがww

硝子ケース越しの鑑賞法を少しご教授いたします。ま、簡単な事なのですが。


波紋の働きを見るには・・・光の手助けが必要です。しかも全体を照らすような照明じゃなく、
部分を照らすライトが。

展示してある刀にも、余程劣悪な環境じゃない限り、照明としてスポットライトが使用されてます。


まずはどうするか。刀を鏡と思い・・刀にスポットライトが反射している部分を探してください。

で、刀身のどの部分でも良いですから、映り込みが発見出来たらそのライトが刃紋の上に来るように
自分が動いて下さい。



その時に真正面からライトの反射を受けてしまうとまぶしくてダメですが・・笑

ショーケースを少し斜めから覗き込むように動いていると(ライトの映りこみは自分の目線の先に持っていく感覚かな?)

あるポイントで突然刃紋が煌き始めると思います。(名刀に限る・・笑)

後は、そのまま光を逃がさないように自分が移動していくと、
刃の始まりから切っ先まで鑑賞可能だとおもいます。



後は。実践あるのみです。機会があれば是非ためして見て下さいね。

自宅に刀がある方は・・部屋を暗くして、部分照明(電気スタンド等)で挑戦してみて下さい。
その場合、蛍光灯のスタンドではダメですよん。

照明の明かりを刃紋の中に映し込むのです。


以上、画像無しで説明を押し切ったので・・・伝わり難いと思いますが、ご容赦下さい。

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