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ここ過ぎて官能の愉楽のそのに われ過ぎてとはの悩みに − ダンテ『神曲』

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  今、話題の橋下徹、石原慎太郎、そして小沢一郎にはいずれも一時週刊誌でその女性
   スキャンダルが報じられたことがある。
 
  石原氏は隠し子を、小沢氏も隠し子と離婚問題を暴かれたが、両氏は無視を決め込ん
   だ。
  橋下氏はスナックホステスとの不倫騒動を衝かれたが、悪びれず、いかにも冗談めかし
   た物言いでその場をしのいだ。
  一方で松下忠洋元金融・郵政担当相は、週刊誌にその女性問題が記事になるや、自らの
   を絶った。
  その人間の個性によって記事への対応はそれぞれ違い、なかなか興味深いものがある。
  とくに、橋下氏と松下氏の好対照な対応は、人間はこうまで違うのかといささか感じさ
   せるものがあった。
 
  ところで、こうしたスキャンダルをどうとらえればよいのだろう。
  まるっきりでたらめな与太記事であると、記事自体を否定する考え方も当然ある。
  ためにする記事だと反論する声も少なくなかった
 
  私は、人間の隠れた部分を暴き立てる週刊誌のえげつない報道に眉をひそめる一人だ
   が、日本を代表する出版社がまるっきりでたらめを書くとも思えない。さもありなんと思
   いながらもそのうち忘れてしまうのが常であった。
 
  政治家と女性問題を考えるにあたって難しい点は、私たちの倫理観、道徳観が曖昧で
   はっきりしないということではないだろうか。
 
  完全無欠の人間なんていない。あるいは、政治家に聖人君主を求めるのは間違ってい
   る。
  そしてまた、政治家は政治家としての業績で評価すべきであり、プライベートな問題は
   切り離すべきだ、という論理がまかり通っているのが現実であろう。
  フランスやイタリアなど、そういう割り切りが徹底していて、政治家に愛人がいたとし
   ても、なんら非難の対象にはならないという。
  はたして、こういう考え方でいいのだろうか。 自らの倫理観・道徳観をはっきりさせ
   たうえあらためて考える必要はありそうだ。
 
  日本資本主義の父、渋沢栄一は別宅に愛人を囲うばかりか自宅で妻妾同居までしていた
   という。論語に基づく倫理観を持ち、人格者として人望を集めた渋沢ですらこうであった
   が、結局論語には女性や、性道徳に関する教訓はほとんどなかったというのがみそであろ
   う。
 
  ジェンダーフリーなどという思想はごく最近のことであり、男性中心の社会が長く続い
   てきたことによる影響は大きい。
  だが、妾は男の甲斐性であるという考え方はもはや通用しない。政治家に愛人の一人や
   二人いてもおかしくないという考え方も簡単には認めがたい。
 
  政治家だけの特別な倫理観や道徳観があるはずはない。政治家の特権などあり得ない。
  わたしたち庶民のつつましい生活にはそれなりの倫理観と道徳観が根底にある筈であ
   る。
  そのわたしたちの倫理観と道徳観に抵触、対立するような政治家対しては、厳しい目を
   向けていく必要があると思うのだが、みなさんはこの問題をどう考えているのだろう。
           
 
    
    
 
 
    
   
 
 
    
 

  • 顔アイコン

    こんにちは(~~☆

    私もそんなこと思ったことあります。
    まったく同感です。

    スクープされた時の対応いかんで
    マスコミ、国民の対応も違い
    その後の人生に天と地の差が。。。

    真面目な男性は華やかな世界から
    身を引かざるをえなくなり、
    最悪は死の選択をしてしまう。

    女性問題でなんて
    命を粗末にするのは愚の骨頂。

    聖人君子はいないし
    政治家は野心のかたまりだし。

    真面目な人
    調子のよい人
    シカトする人

    どの人たちにも同じ規律で
    対応しなくてはいけませんよね。
    マスコミと国民は。

    saz*re*

    2012/12/1(土) 午前 10:30

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    真の聖人君子の方たちばかりで
    政治を司ったら
    世界から戦争が消え
    平和だらけになりますね(~~☆

    saz*re*

    2012/12/1(土) 午前 10:38

    返信する
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    まああの内柴なんたらとかの話しを聞いてるとどうかなあって思いますが。伊東博文とかもすごかったらしいですね。まあですが現代の政治家がお札になるのはないでしょうし、仕事さえしてくれれば。

    排泄王子

    2012/12/1(土) 午後 8:25

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    私はあまり気になりません。

    >政治家は政治家としての業績で評価すべきであり、プライベートな問題は切り離すべきだ

    と思います。


    倫理観や道徳心からでなく、経済的理由から愛人を持ちたいけど持てないだけの庶民もけっこういるんじゃないかな、と想像します。

    男性諸君、どうでしょう?^^

    [ 小春日和 ]

    2012/12/1(土) 午後 10:10

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    はたしてこの問題は、道徳・倫理の問題か、プライベートに属する問題か、なかなか難しい問題です。
    女だって、愛人を何人も持ったり、不倫をすればおなじではないか、
    いやいや、男と女は違う。
    といったように、すっきり割り切れません。
    sa*z*reさん、有難うございます。

    [ 紅孔雀 ]

    2012/12/2(日) 午後 3:09

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    仕事さえしてくれれば。この仕事が免罪になるのは、どの程度の範囲なのか。そこが難しい。
    法律に違反しなければ、あくどく儲けてもよい。人を傷つけてもいい。
    私たちには、絶対的な宗教がないので、モラルの問題はどうしても曖昧になるように思います。
    はいせつさん、有難う。

    [ 紅孔雀 ]

    2012/12/2(日) 午後 3:20

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    小春日和さんはなかなか寛大な方のようですね。

    かりに自分の夫が愛人と隠し子がいたらどんな気持ちになりますか。
    いくら頼りがいのある立派な旦那でも、そんなに寛大にはなれないのでは・・・。

    女性は一般的に非寛容の方に傾くと思いましたが意外でした。

    [ 紅孔雀 ]

    2012/12/2(日) 午後 3:26

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    やっぱり嫌かな。

    女性を囲うなら誰にもわからないようにしてくれないと、
    奥さんに失礼でしょう。
    と、、思う。

    kazu

    2012/12/3(月) 午後 8:19

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    男女の[愛感情、不倫、0人(お妾)関係、そのどの段階で
    倫理が問われるのかたいへん微妙です。
    おそらくあたりになるのでしょうが、にしてもお互いの合意の上であるなら非難されることはないのか、いや合意の上であっても倫理的に許されないのか。
    この辺のところの明快な回答はないでしょうか。
    いや、私が不倫で悩んでいるということではけっしてありませんが、モヤモヤするところです。
    kazuさん有難うございます。

    [ 紅孔雀 ]

    2012/12/4(火) 午前 10:17

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    昔はそういうことは許せない、夫でも他の男性諸氏でも軽蔑に値するなどと、激しく思ってました。

    が、・・いろいろ人生体験を重ねるとそして人の心のことを
    学び知るにつけ、大した問題じゃないと思うようになりました。

    なんでもありの世だし、所詮は虚構の世界と思うと、動揺もなく
    批判もなくと言う感じです。

    [ hinokuni55 ]

    2012/12/4(火) 午後 5:38

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    hinokuni55さんのような知的な女性が、意外と寛大であることに興味がわきます。
    たしかに、大した問題じゃないとは思いますが、「なんでもありの世」に、一種の虚無感を感じてしまいました。

    [ 紅孔雀 ]

    2012/12/4(火) 午後 7:42

    返信する
  • 愛人、妾を持つ これはエネルギッシュということにもなりますよね。
    仕事のできる人はその方面のことも達者である というのが通説ですが、私は余程魅力的で、且つ誠実な人間でなければ嫌悪感を感じます。評価が低くなります。できればスキャンダルのない人…と思います。
    具体的には橋下氏は好きじゃないですし、石原氏も同様。
    モラルが低いなーと思ってしまいます。
    妾がいても当たり前のような考えは逆に昔の世間の方が寛容だったように感じます。

    ま、神様も恋愛に対してハチャメチャですし、人間は元々本能が
    強いのでしょう。だから都合のよい方へ神様も作ったのでは?と考えます。

    BACCA

    2012/12/9(日) 午前 8:46

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    びりいさん、有難うございます。
    たしかに、女性を複数相手にすることは大変なエネルギーを必要とします。エネルギッシュであることは間違いないでしょう。
    しかし、それが褒められることか、讃えられることかとなると、少し疑問ですね。

    [ 紅孔雀 ]

    2012/12/9(日) 午前 9:16

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    他者(この場合は女性)を思いやる気持ち、平等思想、人権思想の貧困さは、その世俗的名声が(一時は)隆盛しても、歴史がその誤りを指摘するのではないでしょうか。

    [ buryou2925 ]

    2012/12/9(日) 午後 6:11

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    平等、人権といった普遍的思想というよりも、むしろ「思いやり」という観点でこの問題を考えた方がいいような気がしてきました。
    buryou2925さん、有難うございます。

    [ 紅孔雀 ]

    2012/12/9(日) 午後 8:32

    返信する

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