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 世界中の人間には、それぞれに一日だけ、すべての願いが叶う日がある。
それが、サービスデー。神様が与えてくれた、特別な一日。
本来は教えてもらえないその日を、思いがけず知ることになったら。
直木賞作家の幸運を呼ぶ小説。

 随分予約者が多く『わくらば追慕抄』が先に来ましたけれど、
その前に出ていた朱川湊人さんの作品です。あらすじだけ読むと、
正直それ程そそられない感もあります。

 表題作『本日、サービスデー』はあまり朱川さんらしくない、と言うか
ちょっとホラーテイストだったりノスタルジックだったりの中に含まれる
ホンワカした部分を前面に出してきた作品ではないかと感じます。
思っていた通りのご都合主義的な面が思った以上に気に入ってしまいました。
このラストはすごく好みです。

 『東京しあわせクラブ』は一転普段の朱川さんらしさが感じられます。
名作『都市伝説セピア』の色が感じられる場面があったりして、
これもなかなか楽しめました。

 『気合入門』は予想外にはじけたオチが笑えます。ザリガニ釣りに
はまった経験のある方は是非。

 『蒼い岸辺にて』は展開なども少々予想通りに行き過ぎたので
ちょっと拍子抜け。路線としては表題作に帰ってきた感じ。

 全編を振り返ると、改めて「ああ、この人は『玉石混交』だったっけ」と
思わされる作品です。でもこれは好感度の高さで結構上位に来るのでは
ないかとも思いました。

閉じる コメント(2)

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これ一応興味はあるんです。が、文庫ですね^^;ホラーじゃないのよねえ。。好感度の低いホラーよりはいいか^^いや、朱川さんに冷めたとかじゃないのよ。。

2009/7/6(月) 午前 3:07 ゆきあや 返信する

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当たり外れが出るのは避けられない作品だと思います。でも大外れにはならないとも思いますよ(大当たりにもならないと思われますが)。

2009/7/15(水) 午前 2:31 よも 返信する

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