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萌黄に染まった若葉の季節です。よく晴れた春の日に映える若葉は眩しいくらいの明るい色彩です。
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故郷の風景
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先日、親戚の農家からハスをたくさん頂きました。ハスと言えば今では昔のこと、我が家でも前の田圃に蓮田があり、この季節には栽培の困難な家におすそ分けをしたものでした。
しかし今は土地改良と称して耕地整理が進み、ほとんどの田圃では蓮の栽培が困難になって仕舞いました。田圃は給水や排水設備が完備して保水が難しくなったのがその原因です。勿論稲作には最適の環境に改良がくわえられているのです。
一部で蓮田がありますが、これは殆どが観賞用のハスを栽培しているようで、昔のような食用のものはほんの僅かになっています。
蓮をたくさん頂いたのは有難いのですが、それを調理するのは私の役目なので、有難いやら困るやらで複雑です。何とか何回か試行錯誤して美味しくいただくことが出来て、まずは喜んでいます。
頂いた蓮を見て、昔のハスを作っていた頃を懐かしく思い出したものでした。
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昔は稲刈りと言えば、かなり涼しくなってからの事であったが、今は連日の猛暑の中での稲刈りです。8月の下旬から始まって今では殆どの田圃には稲穂が見られなくなりました。
大型機械での稲刈りは見ていても何か忙しそうで、昔の風情はありません。この地方では国内でも早場米産地と言われています。早くも秋の取入れは終了です。天気が続いてカラカラの陽気なので、あちこちで野焼きが目に付きます。その光景が、秋を感じさせてくれる光景と言えるかもしれません。
人の手による稲刈りの光景は、もう見られません。
昔の農民の感傷です。
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例年であれば、この季節には沿岸部の宿泊施設など、どこも予約でいっぱいで利用できない状態なのですが、今年は客足がなく、予約もほとんどない状態だそうです。
もっとも、宿泊施設は海水浴のお客さんに便利なように、殆ど海岸近くに造られているので、今回の東日本大震災の津波で大きな被害を受けたところも多く、使えなくなった施設が大部分と聞いています。
頼みの海水浴場も一時は殆ど寄りつく人もなく、閑散としていたそうである。
最近は海岸にも人が見られるようになったと、先日久しぶりで見えられた海岸近くの友人が話しておられました。
私たちの住まいも、内陸から見ると海まで10キロ以内の沿岸部に属しているのですが、あの東北地方の津波の状況や市内の被害のひどかった海岸近くの部落のことを知るにつけ、恐ろしさが先に胸をよぎり、海には釣りに行く気も起りません。
海岸から離れているこんなところでも恐ろしく思うのですから、今の時期には夏場を楽しみにしていた観光客が出かける気持ちになれないのは当然です。これがもとの状態まで回復するには、かなりの時間が必要なのでしょうが、出来ることなら一日も早くこの不幸な震災の記憶が薄れて、以前のような活気のある海岸に復旧してほしいと願っています。
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