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脊髄に穴をあけて、男女がお互いにへその緒みたいなコードで肉体を繋げて意識を一体化し、バーチャルな仮想空間を彷徨うゲームの虜になっていく物語です。 自分でこういう風に書いていても、なんだか理解不能のツボにはまって行ってしまうのがよく分かります。 監督は『フライ』『クラッシュ』などのグロテスクなイメージをこれでもかと目の当たりにしてくれるデヴィッド・クローネンバーグです。 ストーリーを追っても余り意味も無く、ひたすらクローネンバーグ監督の意識のイメージの中へ、主演のジュード・ロウとジェニファー・ジェイソン・リーの二人と彷徨い込んで行きます。 例によってとにかくグロいのですが、ジュード・ロウが彷徨いこんだ中華料理(?)屋の食べ物から派生するイマジネーションは物凄いです。 クローネンバーグはかなりグロテスクなイメージを描いているのですが、デヴィッド・リンチなどと比べると、全体としてはシャープで陽気な印象を感じさせるのは何故でしょうか? 劇中、ウィリアム・デフォーが経営するガソリンスタンドに出てくる奇妙な昆虫?も気持ち悪いのですが、どこか笑える感じのクリチャーです。 現役の映画監督で、人が嫌がるのもなんのその、これほど徹底してイメージを映像化できるのは、クローネンバーグとデヴィッド・リンチくらいなものじゃないでしょうか? とは言え、故・フェデリコ・フェリーニ監督の『サテリコン』のグロいイマジネーションには遠く及びませんが・・・。 (1999年・カナダ=イギリス・97分)
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イマジネーションの表現は凄いものがある方ですよね。
裏を返せば、素直な表現とも言えますよね。
リンチもそうですが。(・ω・)bグッ
2007/10/14(日) 午後 7:35
クローネンバーグの作品、ザ・フライと、ヒストリー・オブ・バイオレンスは観ました。ジュード・ロウも出ているんですね。
2007/10/15(月) 午前 4:43 [ BARRY ]
劇場公開時に気になってはいたのですが、未見のままです。CSで放送ないかな〜って探してます。
2007/10/15(月) 午前 5:07 [ - ]
「フライ」の監督でしたか・・・・
2007/10/16(火) 午前 7:34 [ esu**i123 ]
>kaz.さん、頭の中身を映像化できるって凄いですね。
2007/10/17(水) 午後 6:07
>BARRYさん、ボクは「ヒストリー・オブ・バイオレンス」は見てないんですよ。こんど借りて見てみます。
2007/10/17(水) 午後 6:08
>yaskazさん、クローネンバーグの中では地味な売り方だったので見た人も少ないかも知れませんね。
2007/10/17(水) 午後 6:09
>esupai123さん、「フライ」は20世紀FOXのメジャー作品だったのでクローネンバーグ色は薄くなっていたかも知れません。でも変身のシーンは今観てもスゴイです。
2007/10/17(水) 午後 6:11
この映画好きです。
適度なグロさ、ちょっとだけエッチ、かすかにB級でクローネンバーグっぽさがよく出てると思います。
2007/10/23(火) 午後 9:10
>脊髄に穴をあけて・・・・
読んでるだけで痛そうデス!!!!
2007/10/25(木) 午前 6:54 [ esu**i123 ]
>ギークさん、グロとややエッチって、クローネンバーグのみならず、デヴィッド・リンチやフェデリコ・フェリーニ、宮崎駿などの巨匠にも通じますね。この要素を品よく映像化できるのはすごいことですね。
2007/10/25(木) 午後 8:20
>esupai123 さん、不気味すぎて脊髄のことなんか気になりませんよ(笑)。
2007/10/25(木) 午後 8:23