半可通日記

昭和92年・主体106年・明治150年・皇紀2677年・檀紀4350年

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[Lavender Hill Mob (1951)]

これは珍しや、オードリー・ヘップバーンがリオデジャネイロの「チキータ」役で、ちらりと登場する映画である。一応セリフはあるようだ。

べっこうメガネを掛けて札びらを切るホランド氏(アレック・ギネス)が、どうやって金持ちになったのかを得々と語る。犯罪は割に合わないはずだったが、、。

かってホランドはしがない銀行員であって、金の延べ棒 "gold bullion" の製作を監督し、出来立てのほやほやの延べ棒を銀行に運ぶ係りだった。例の、トップハットに細い傘というスタイルである。

50万ポンドの金を運んで給料は八ポンド。下宿屋に一人暮らしだ。

そこに新しく引っ越してきたのが、エッフェル塔のみやげ物をこしらえているペントルビー氏。

エッフェル塔を鋳物でこしらえている工場を見学したホランドは、ひらめいた。

二人で悪だくみをしている最中に、金庫破りのラッケリーとこそ泥のショーティと仲良くなり、これで四人組の完成である。

百万ポンドを銀行に運ぶ日、ラッケリーは自転車に乗り待ち伏せし、ショーティは路上で絵を売り、ペントルビーは、別の露天商から絵を持ち逃げしたという疑いで警官に捕まる。

ホランドは、怪しい車に尾行されている、という口実で輸送車 "Treasury van" を止める。ホランド自身は延べ棒を守っているので車外には出られない。

運転手の一人はペントルビーの騒動を見に行き、もう一人はラッケリーが、パンクしてるぜ、とだまして車から引き離す。ショーティは運転席に乗り込み、まんまと走り去るのであった。

ホランドは賊に縛られ逃げ出した、という設定で服を汚し、テムズ川に転落して警官に救出される。

国を挙げて盗賊を探す間に、ホランドらはせっせと金のエッフェル塔を作り続ける。

間違えないように箱には「R」(アー)の刻印を打ってフランスに輸出。

ところがフランス人には「R」は「エル」である。「アー」ではないからかまわない、というわけで、英国人の女生徒一同に売ってしまった。

あわてたホランドとペントルビーは、カレー港までこの遠足の一行を追う。しかしフランスのお役所仕事のせいで船には間に合わない。

ロンドンに戻ったホランドには、刑事の厳しい目が注がれる。

女学校に押しかけ、一人10シリングでエッフェル塔を買い取ったホランドとペントルビー。だが一人だけは頑として売らない。

その子の後をつけると、なんと警察学校の展示会場に入るではないか。

二人は大騒動のあげく、ホランドだけは逃げおおせる。無線装備の警察車は「ワイアレス・カー」。

ここで場面は冒頭のリオに戻る。なにしろ戦後すぐのイギリスである。犯罪が割に合うような映画は、社会が許すわけがない。残念。

なお、ロバート・ショーもチョイ役で出ているらしい。

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