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朝鮮半島「ほぼ縦断」旅行記・番外編です。 |
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「やはり私は自分を育んでくれた朝鮮が一等好きであり、そして憂欝そうでありながら仲々にユーモラスで心のびやかな朝鮮の人達が好きでたまらないのだ。」 ――金史良(キム・サリャン)『故郷を想う』(1941年5月)より * * * ピョンヤン市内を流れる大同江(テドンガン)は、最近、岸辺の改修工事が完了し、 市民の憩いの場として親しまれています。 日曜日になると、人々は河岸の公園に集まり、おしゃべりをしたり、釣りをしたりして、 のんびりと過ごします。 ピョンヤンを発つ前日(8月24日)、ホテルから散歩がてら、大同江の岸辺に出かけてみました。 日傘の相合い傘で歩くのは恋人たちでしょうか。 向こうにはピョンヤンの東西をつなぐ大同橋とチュチェ思想塔が見えます。 将棋を指す老人と、観戦する野次馬。 朝鮮の将棋は駒の形が8角形をしており、王将にあたる駒は 一方が「漢」、他方が「楚」となっています。 堤防につくられた遊歩道をゆく子どもたち。 建国60周年行事の練習帰りでしょうか。手に手に飾り物を持っています。 職場の仲間と弁当を広げる若者たち。 近くの金日成広場で行事の練習があるときは、それぞれ弁当を持ってきて、 お昼は仲間どうしで楽しく食べるのだそうです。 川岸に浮かぶ遊覧船。川面をクルージングしながら、船上でバーベキューを 楽しむことができるそうです。 * * * 「あの澄み渡った青空の下、どこか好きな大同江の流れでも見下ろされる丘の上に住みたい」 ――金史良(キム・サリャン)『故郷を想う』より ※金史良(1914-1950) 日本統治下の平壌に生まれる。日本に留学し、東京大学在学中に 発表した日本語の小説『光の中で』が芥川賞候補となる。第二次大戦末期に中国・抗日 地区へ脱出し、朝鮮義勇軍に参加。1950年に朝鮮戦争が勃発すると、朝鮮人民軍の従軍 作家として南下するが、持病の心臓病が悪化し、撤退中に行方不明となる。 |
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【まえおき】 以下に掲載するのは、5年前の秋に、ある読書会の会報に掲載した文章です。 なぜそんな前の文章をいまさら、というと。 それを読んでいて、急に思い出したからです。 【以下、本文】 「はい」「いいえ」で答えてはならない質問 Aさん 先日は私のつたない話につきあっていただいた上、朝鮮の子どもたちのためにカンパを集めていただき、ありがとうございました。皆様のご好意は粉ミルクに換えて、万景峰(マンギョンボン)92号に載せて平壌(ピョンヤン)と元山(ウォンサン)の孤児院に届けさせていただきました。 さて、遅ればせながら、お手紙をさしあげたのは、先日Aさんが電話をかけてこられた時の対話に、もう少し補足すべき点があることに気づいたからです。 Aさんは私にこのように尋ねられました。 「米津さんは北朝鮮を支持しているのですか」 そのご質問に対して、私はすぐさま「いいえ」と答え、おおむね次のようなことをお話ししました。 「朝鮮の体制にも、当然問題はあると思う。だが、どのような国をつくるかは、そこに暮らす人々が決めるしかない。日本に住む私たちは、朝鮮の人々が平和に国づくりを進めていける条件を作る努力をすべきだ。軍事力についても、日本では誇張されて報道されている。実際には自分から戦争を仕掛ける力はない。将来の国づくりの主役である子どもたちの命を、いま救わなければならない」 その答え自体は、私が日頃思っていることをそのまま述べただけで、特に訂正することもないのですが、後から考えると、不十分な点があるのでは、と気になり始めました。そこで、あらためてお手紙の形で補足することにしました。 一つは、「北朝鮮を支持しているのか」という質問自体が持っている意味についてです。 あの日の集まりで、私は日朝首脳会談後の日本の政府やマスコミの対応を批判して、概ね次のように述べましたね。 「日本は百パーセント被害者であるという前提で、朝鮮を責め立てるような姿勢からは、拉致問題も解決することはない。『人の命を何と思っているのか』という声もあるが、そもそも日本は一度でも朝鮮人の命を大切に扱ったことがあるのだろうか」 もし私が朝鮮以外のどこかの国―例えば中国やアメリカ―についてお話をし、両国の関係において、日本側の対応を批判し、相手側にもそれなりの言い分がある、という主張をしたとしましょう。その時、「米津さんは中国(アメリカ)を支持しているのですか」という質問が、果たしてありうるのでしょうか。 どの国にも政府があり、民衆がいます。どの体制でも、政府と民衆の考えが完全に一致することはありえません。また、政府の中でも強硬派もいれば穏健派もいます。さらに政府の政策にも、正しい政策もあれば間違った政策もあります。 とすれば、ある国をまるごと「支持するのか、どうか」という質問は、本来はナンセンスなのではないでしょうか。 ところが、「あなたは北朝鮮を支持するのか」という質問は、いまの日本ではしばしばありうる質問なのです。 つまりAさんのご質問は、朝鮮民主主義人民共和国という実在の国家体制を支持するかどうかを問うものというより、「あなたは日本の敵なのか、味方なのか」という意味に近いのではないか、と私は電話を切った後で思いました。日本で流布されている「北朝鮮」のイメージは、部分的な事実を含んでいるにせよ、非常に断片的であり、相当に一方的なものだからです。つまり、日本の「絶対善」の立場を裏付けするための、日本にとってあらまほしき「北朝鮮像」なのです。そのイメージの作られ方を問題にすることなく、「北朝鮮を支持するのか」と問うことは、その日本で作られたイメージを受容するかどうか、を問うことと同じだと思えるのです。 一方で、私の「いいえ」という簡単な回答も、問題をはらんでいるように思います。 それは、日本に暮らしている多くの在日朝鮮人、とりわけ共和国を祖国と見なしている人たちのことに、思い至らなかったからです。 私には何人かの在日朝鮮人の友人がいます。その中には朝鮮総連の組織員として活動し、共和国を祖国と考えている人もいます。その人たちは、「あなたは北朝鮮を支持するのか」という質問が投げかけられたとき、何と答えればいいのでしょうか。 様々な問題を抱えていることに心を痛めながらも、それでも自分の祖先が日本から取り戻し、親兄弟たちが汗水流して作った国なのだ、そんなふうに思っている人が多いのではないか、と私は思います。彼らには、多くの日本人のように、娯楽の種としてワイドショーや雑誌の北朝鮮情報を見たり読んだりすることは、絶対にできないでしょう。彼らはわざわざ朝鮮の体制批判をしないかも知れない。でも、自分たちの係累が血の涙を流しながら建設した「祖国」のありようを心配しない人が、どこにいるでしょうか。 そういう人たちにとって、「北朝鮮を支持するのか」という質問に、簡単に答えることはできないのではないでしょうか。私もそういう友人たちの気持ちを思えば、「北朝鮮を支持しますか」という質問に対して、すぐさま「いいえ」と答えることは、やはり間違いだったと思うのです。 「支持しているかどうか」という二者択一の罠にはまらないこと、そしてその問い自体の持つ問題性を、日本のありようと結びつけて、深く考えること、それが私のとるべき道だったように思います。 もう夜も更けました。外は秋の雨が降っています。朝鮮も今年の秋は雨が多いということです。また農作物に被害が出るのでは、と心配です。Aさん。ぜひまた、ゆっくりお話しする機会があれば、と思います。 ※写真はウォンサン港にて。マンギョンボン92号で祖国訪問した
在日朝鮮人たちを迎える親戚の人々。(2004年10月8日) |
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ハ・ジウォン主演「チェオクの剣」(原題は「茶母」)が、1月6日からホームドラマチャンネル(スカパーCh.362とケーブルテレビ)で放映されます。 それを記念して、田代親世のどっぷり「チェオクの剣」アンケートが行われています。 アンケート結果は、衛星劇場、ホームドラマチャンネルの両チャンネルでオンエアされる「田代親世のどっぷり『チェオクの剣』」に反映されるそうです。 質問は次の7つ。 Q1:このドラマの好きな場面は? Q2:このドラマの好きなセリフは? Q3:あなたはチェオクのように二人の間で揺れましたか?それとも終始一貫どちらかにひとすじでしたか? Q4:このドラマにワイヤーアクションは必要だったと思いますか? Q5:あなたがチェオクだったら、ユンの元から離れますか? Q6:このドラマのラストに賛成ですか? Q7:その他このドラマの好きなところ、気になるところ 全国の「チェオクの剣」ファンの方々、奮って応募されてはいかがでしょうか。 田代親世のどっぷり「チェオクの剣」アンケートhttp://www.homedrama-ch.com/present/e200812_dpr.html衛星劇場で放送した韓国ドラマを1本取り上げてその魅力を徹底的に語り尽くす「田代親世のどっぷり韓国ドラマ」。 今回取り上げるのは、ハ・ジウォン、イ・ソジン、キム・ミンジュンが主演し、三人が繰り広げる愛の行方を巡って“茶母廃人(タモペイン)”と呼ばれる熱狂的なファン生んだ大ヒット韓流時代劇「チェオクの剣」(ホームドラマチャンネルにて1月6日スタート!)です。 今回はホームドラマチャンネルでの「チェオクの剣」放送を記念して、「田代親世のどっぷり『チェオクの剣』」を衛星劇場、ホームドラマチャンネルの両チャンネルでオンエア。 番組では、お馴染み田代親世、尹春江(通訳・翻訳家)、望月美寿(韓流ライター)、高橋尚子(韓流ライター&エディター)の4人のパネリストがこのドラマをあらゆる視点から考察し、その魅力を徹底的に語り尽くします。 そこで、視聴者の皆様からもこのドラマに関するご意見を頂戴し、番組内に反映させていただきます。放送内でパネリストも回答する、以下のアンケートにお答え下さい。番組では、皆様のご意見とパネリストの意見を照らし合わせながら討論を進めます。どうぞご協力よろしくお願いします!(締め切り12月31日) アンケートにご協力下さった方の中から抽選で10名の方に、どっぷりパネリスト・望月美寿さん(韓流ライター)が執筆に参加している韓流ムック「KW31」(近代映画社)をプレゼントします。 |

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韓国人の金明俊監督が、札幌の朝鮮学校(ウリハッキョ)の寄宿舎に住み込んで制作したドキュメンタリー映画「ウリハッキョ」は、韓国、日本をはじめ、世界で感動の嵐を巻き起こしました。 |

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