|
日本を代表する「ホッキョクグマの母」が亡くなりました。
5頭の子供を自分で育てたあげた立派な母でした。
日本最高齢更新中の5月29日朝、眠るように息を引き取りました・・・。
1970年代、オイルショックの時代に生まれた小さなこぐまが
この釧路市動物園ですくすく育ち、たくさんのお客様を喜ばせました。
世間は省エネルギーを意識し、限りある資源を大切にしようと騒いでいました。
10年後の1980年代、地球温暖化が問題視されはじめました。
30年後の2006年、ホッキョクグマは地球温暖化を理由に絶滅危惧種になりました。
北海道釧路市は寒冷な地域です。
ホッキョクグマたちには過ごしやすい気候でした。
しかし近年真夏日を記録するようになりました。
北極に住んでいるわけではない彼女でも
地球温暖化が進行していることは気づいていたのかもしれない・・・。
地球が環境破壊で蝕まれていく激動の時代を生きたホッキョクグマ・・・。
彼女は、この日本一広い運動場を走り回り、広く深いプールで泳ぎました。
出産、子育て、別離、飼育員の方々にかわいがられ、お客様に愛されました。
晩年は、ほとんど毎日、自然の太陽の恵みにつつまれた砂場で過ごしていました。
やさしいまなざしで、いつも動物園を訪れるお客様をながめていました。
ホッキョクグマのコロ・・享年33歳・・・
2008年5月29日釧路市動物園にて永眠。
やすらかに・・・・ ツヨシプロジェクト
|