鉄道写真情報館

大阪を中心に鉄道を撮っています。

全体表示

[ リスト ]

松山の“観光の顔”として親しまれている伊予鉄道の「坊っちゃん列車」が10月12日、復活運行10周年を迎え、記念式典が松山市道後町1の道後温泉駅であった。 忠実に再現したレトロな車体と、懐かしい汽笛の音で、松山観光の顔となっている。その坊っちゃん列車の歴史は軽便鉄道時代の伊予鉄道に在籍した蒸気機関車 (SL) および、そのSLが牽引していた列車のことで、夏目漱石の小説『坊っちゃん』の中で、軽便鉄道時代の伊予鉄道が「マッチ箱のような汽車」として登場しており、松山の中学校に赴任する主人公の坊っちゃんがこれに乗ったことから、坊っちゃん列車と呼ばれるようになった。2001年より、伊予鉄道により松山市内の路面電車軌道で復元運行(ただし動力はディーゼル機関車)されており、以後はこちらの復活「坊っちゃん」列車の方を指すことが一般的です。
ディーゼル機関車で復活して10年を迎えた坊っちゃん列車のユニークな仕組みなどを紹介します。
イメージ 1
伊予鉄道の道後温泉駅で記念式典が行われた。
イメージ 4
梅津寺公園に保存されている「坊っちゃん列車」1号蒸気機関車(実物)と客車(レプリカ)。
1888年10月28日に伊予鉄道が松山 - 三津間を762mm軌間で開業した際に、ドイツ・ミュンヘンのクラウス社製B形蒸気機関車2両で運行を開始した。牽引される客貨車も鉄道開業に伴う資材調達全般を請け負った刺賀商会の手配でドイツから輸入されたが、これらはあまりの小型さ故にそのまま木箱に詰めて納品されてきたという逸話が残る。
イメージ 6
ディーゼル機関車として復活し10年を迎えた1号坊っちゃん列車(復元運行用第1編成)。
イメージ 7
坊っちゃん列車(復元運行用第2編成)
イメージ 2
イメージ 3
終点で機関車の方向転換は油圧ジャッキで機関車を持ち上げ、向きを変えて線路に降ろす、ユニークな方法です。
向きを変えた機関車に連結する客車は、運転者と車掌が客車を押して連結するのです!!
イメージ 5
坊っちゃん列車には車掌さんが乗っています。車掌さんは、列車が交差点に近ずくと、客車の屋根に付いているトロリーポールに付いているロープ緩めポールを上げて、列車が交差点に接近していることを、架線のトロリーコンダクターに送り、交差点の信号とポイントの切り替え制御を行っています。
路面電車では、途中のポイント切り替えを行うのに、トロリーコンダクター方式が用いられています。
この方式は、大阪市交通局(当時は電気局)が開発したもので、分岐点手前の架線に、1〜3個の「角」を設置しておきます。
この下を電車が通過すると、集電器(パンタグラフなど)が、この「角」を叩くことになります。
この「角」を叩くタイミング、数、通過時間の差などを利用して、ポイントが自動的に切り替わる方式なのです。
伊予鉄道では、多くの線路分岐点が存在する関係上、このトロリーコンダクターが存在して、非常に重要な役割を果たしています。
しかし、ディーゼル機関車と客車の組み合わせである「坊ちゃん列車」では、パンタグラフなどが搭載されていないため、その役割を果たす別の器具が必要になります。
それが、トロリーポールの「進路切替え装置」と呼ばれるもので、客車の上に取り付けられているポールです。このポールは交差点以外では降ろして走行しています。
 
坊っちゃん列車は松山の観光のシンボルの復活として、坊っちゃん列車の復元構想は、過去、いくつか起こっては消えていた。特に、観光の目玉を増やしたい観光関係者、特に道後温泉関係者にとって関心事であった関係者が復活の可能性を研究していた。
一番の難点が、蒸気機関車に付きもののばい煙であり、特に、現在の伊予鉄道の市内電車(軌道)は市街地の大通りを走っているため、観光振興の名目で新たな公害を持ち込むものと社会的に批判を受ける恐れがあった。このため、関係者間でも、蒸気機関車として本格的な復元を望む人と、ある程度妥協して現代的にアレンジしばい煙をなくした列車とすべきという人が居るなど、意見の統一を見ていなかった。
伊予鉄道が、2001年にディーゼル方式を採用した坊っちゃん列車の復元を発表、運行開始した。列車は、往時の坊っちゃん列車をモデルにディーゼル動力方式を採用、汽笛は同社OBの協力を得、制服も当時のものを復元するなど、できるだけ本格的なものにしようとした。蒸気機関車ならではのドラフト音は車外スピーカーによって鳴らす方式を採用し、煙突からは水蒸気を使用したダミーの煙を出す発煙装置を採用する等の工夫がなされている。

この記事に

閉じる コメント(3)

顔アイコン

以前見たのは、かれこれ8年前です。仕事で訪れた時、松山に宿泊となり走っているのは何とか目にすることができました。
正直、ディーゼル機関を採用するなら、蒸気機関車にして燃料は重油を炊く方式でもよかったのでは…と思ってしまいます。ただ新造するならディーゼル期間のほうが安いでしょうけどね。

嫁は以前訪れて乗車していて、記念の小さなバッグも持っていました。私も乗ってみたいなぁ…。

2011/10/24(月) 午後 10:29 [ コロちゃん ] 返信する

顔アイコン

転車台なしで、回せるのですか・・・・。小ささ軽さが良くわかります。

2011/10/25(火) 午前 5:36 直さん 返信する

顔アイコン

4年前乗りましたよ。転換シーンがユニークで面白かったですねー!!車内もこじんまりとしていて、なかなかよかったです。また乗りたいですよ。

2011/10/25(火) 午後 8:58 うーちゃん 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


みんなの更新記事