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今まさに朝の番組を見ていた。
後期高齢者医療制度について、あるコメンテーターが
セカンドオピニオンばかりでなくサード、フォースオピニオンを求めていく時代に
何故一人の受け持ち医を決めなければならないのか、とコメントしていた。
どうしてこういうアホなことを公共の電波に乗せて言うのだろうか?
今の日本の医療制度は崩壊しつつある。
患者さんにはまだ実感が無いようだが、明らかに崩壊の方向に向かっている。
だから後期高齢者から金を取ろうという発想が出てくるのだ。
この発想がいい悪いは別に議論が必要だが、
医療崩壊をもたらす1つの要因に、日本国民は自分の好きな医療機関を好きなだけ受診できるということがあると考えている。
つまり、
家で寝ていればすぐ治るようなたいしたことない風邪くらいでも受診する→医療費増加
軽症でも大学病院などの大病院を受診する→難しい患者さんを治療するという本来の機能が失われ、大病院の医者が疲弊する。結果大病院からの立ち去り
心配になりあちこちの医者を転々とする(セカンド、サードオピニオン)→医療費増加
国民保険料を払わないバカな若者が増えている→保険制度の崩壊
僕はセカンドオピニオンを否定するものではない。
難しい判断を要するがんの治療などはいい例だ。
でもそうでないいわゆるウィンドウショッピング的な利用の仕方は止めてほしい。
幾つかの病院では始まっているが、セカンドオピニオンは自費診療にすべきである。
いくつか提言がある。
まず検診の義務化。検診はもちろん自己負担だが、これは国や地方自治体などが補助を出す。
ある一定の病気に関して、検診を受けずに病気になった人、あるいは検診で異常が見つかったのに精密検査を受けずに放置して悪化した人には医療費を7〜8割程度負担してもらう。
でも検診を受けているにもかかわらず病気になってしまった人には自己負担を0にする。
それから、交通違反で事故を起こした人には、医療費全額負担してもらう。
たとえば飲酒運転、シートベルトや運転中の携帯電話などである。
保険料を払わない人は申し訳ないが全額自費で払ってもらう。
これはちょっと考えれば当たり前のことだが、
「金のないものは死ねということか!」という議論にすぐすり替えられてしまう。
本当にお金がない人は公的な補助が必要だろう。
でも払えるのに払わない人にはそれなりの負担を当然してもらう。
また自己の管理に優れ、普段から健康に留意して病気しない人に関しては
保険料の値下げを検討してもいいであろう。
払い戻しもいいだろう。
この辺は、一般の生保と同じような精度を導入すればいい。
それには今までの社保庁といういい加減な組織ではなく、きちんとした組織を組むべきだ。
できれば民間に託するのがよい。
今、日本の医療制度は本当に崩壊しつつある。
だから患者さん側もそれをしっかり理解して上手に利用しなければならない。
無駄遣い、乱用はしてはいけないのである。
そのことが理解してもらえないと本当に壊れてしまう。
いや、一度壊れた方がいいと言っている人もいる。
アメリカのように、自分の保険によって受診できる医者が制限され、
年間に使える医療費も決まってしまうため高い新薬が使えないといった風になっていいのか?
そういう状況を理解していないのに
セカンドオピニオンを安易に助長するような発言をするような人は
コメントしないで頂きたい。
大体どうして医療制度に詳しくない人、現場の状況を理解していない人がこんなにもコメントするのだろうか?
無責任なテレビ局だ。666666。
でもこのテレビ局は、医療制度を崩壊に導こうとしているのだから仕方ないか。。。
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