BuchikoのBlog

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ええと、私は、鉄道マニアでもあり、書体マニア(フォントマニア)でもあります。
Windows3.1の頃から、いろんなデジタルフォントを集めています。

その中で私が一番好きな書体は、営団地下鉄の案内表示に使われていた「ゴシック4550」です。


【ゴシック4550とは?】
「ゴシック4550」は、グラフィックデザイナー・鎌田経世さんが作られた書体です。

1972年、営団地下鉄有楽町線(池袋〜銀座一丁目間)におけるサインシステムのコンテストへの応募の際、
鎌田さんが間違って縦45:横50の比率で文字を作ってしまったところから、
縦横比率をそのまま書体名「ゴシック4550」として入れていらっしゃいます。「素敵」。

《書体見本》
新設計書体<ゴシック4550>−2519字
鎌田経世 著、グラフィックス社、ISBN-10: 4766101901
・絶版です。古本屋かネットオークションで購入するしかないです。
・私も持っていますが、押入れのどこかに埋もれてしまい、すぐに出せない状態です。


【優れた視認性】
このフォントの特徴は、「優れた視認性」です。
すなわち「遠くからでも綺麗に見える・読める」ことです。

ゴシック4550のデジタルフォント(後述)で、文字を縦4.5cm、横5.0cmにして作ったものを記します。
(OpenOffice.org 3.1.1 Drawで作成し、PNGでエクスポート。フォントサイズは141.3Pになります)

文字をクリックすると「実サイズ」(75DPI)でご覧になれると思います。
(当方ディスプレイ:シャープLL-173G-W、1280×1024ピクセルでで縦4.5cm、横5.0cmの比率になりました)
3m〜5m離れても綺麗に読めるはずです。

「綺麗な書体」
枠のサイズは縦45:横50です(以下同じ)。
イメージ 1

永字八法の「永」という文字が使われてる駅名を書いてみました。
「永田町」(ながたちょう)
イメージ 2

「小田急永山」(おだきゅうながやま)
イメージ 3


ゴシック4550は視認性に優れているため、営団地下鉄のみならず、
小田急電鉄や阪神電気鉄道などの駅名表示やサインシステム、
郵政民営化前の郵便局の看板などでも使われました。

営団地下鉄日比谷線「秋葉原」(あきはばら)駅風
矢印は実物とちょっと異なりますが、雰囲気はわかると思います。
イメージ 4


【デジタルフォント化】
「ゴシック4550」のデジタルフォントは、Windows 3.1時代の「Microsoft Office 4.3」の中に
「FontFace 4550-GM」(ff4550-GM)という名前で収録されていることを知り、
「ゴシック4550」が欲しいだけのために、わざわざ名古屋の中古ソフト販売店で購入してます。
※書体本、デジタルフォントともに1992〜1995年ごろ購入。

ただ、デジタルフォントされた際に「惜しい」と思ったのは、
1. 元々の書体デザインにあった、「ゴシック4550」の持ち味の1つといえる、
 縦棒の始点や横棒の終点にある「飾り」や、ハネ・ハライの微妙な「丸み・とがり具合」が省略されてしまった。
2. プロポーショナルフォントが存在しない。

私のかすかな記憶では、デジタルフォントのゴシック4550を使ったサインが、
営団地下鉄南北線(赤羽岩淵〜駒込間)や京都市営地下鉄東西線で使われていたと思います。
間違っていたらごめんなさい。


【ゴシック4550復興計画】
営団地下鉄の民営化で東京メトロ(東京地下鉄)に変わった後、サインシステムが更新され、
そのほとんどがモリサワの「新ゴ」という書体に変わっています。
「ゴシック4550」を使った案内表示が少なくなってしまったのは残念です。

書体見本は「絶版」になっていますし、デジタルフォントも入手不可能な状態です。

「昭和を代表する」書体、もしかすると「少々レトロ」な書体かもしれない。
そんな「ゴシック4550」、僕は大好きです。

そこで、「ゴシック4550」を再度「復興」させたいという思いがあり、
『様々な鉄道の駅名表示を「ゴシック4550」化し、ネット上で「展示」してしまおう』
というネタを考えております。

当稿は、そのプロローグとして書かせて頂きました。

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