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創作BL小説を書いています。

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「その辺りのこともしっかり考慮に入れていますよ。愛する者として当たり前でしょう。
 横たわった時には確かに琥珀は胸のルビーの尖りに当たるようになっていますが、立った時には余程激しい動きをしないとチェーンすら当たりません。
 確かめてみますか?」
 てっきり深く繋がった部分を解いて立たされるのかと思いきや、祐樹は目尻の涙を優しく吸ってからそのままの状態で身体を起こした上に上半身を花束のように抱えて空中へと持ち上げようとした。
「それは……ダメっ……」
 花園の真珠の迸りで濡れそぼった奥処よりもさらに奥まで繋がる愛の形は普段なら大歓迎だが、祐樹の左腕に負担が掛かり過ぎるのもまた事実だったのでせめて完治するまでは待ちたい愛の行為の体勢だったので。
「聡からダメと言われるのは妙に新鮮で、嬉しいのですが……。私が聡からダメだと言われたのは二回目ですよね?ただ、この程度なら傷には響かないかと。名医が直後に処置して下さいましたから」
 唇と瞳に浮かんだ暖かい笑みと共に苦笑いの響きも混じっている。
「祐樹が……その愛の結び付きの形を選択するなら……。『入浴介助』はナシにする」
 祐樹の唇が苦い笑み――自分にはあまり向けられないものの、医局で久米先生相手とかに良く浮かべている種類のモノだった。医局に出向く時とか総回診の後という限られた時間の中でしか見たことはなかったが――と共に、心の底から可笑しそうな笑い声を漏らした。
「聡も言うようになりましたね。人間関係構築力とか交渉力を学ぶと仰ったのは今日なのに、もうそんなに上達しているとは……。目覚ましい進歩ではありますが、私にはお手柔らかにお願いします」
 半ば祐樹の力強い手で宙に浮いていた上半身がベッドの上に座った形の祐樹の上に下ろされた。ただ、この形も深く繋がっていられるので大好きだったが。
「ああっ……深くっ……拓かれるっ……感じが……とてもっ」
 下から小刻みに衝き上げられて祐樹の肩に縋って甘い声を出しては更に大きく腰を揺らした。
 「娼婦」の実態はもちろん全く知らないが、突き上げる欲求のままに振る舞えばそれで良いような気もしていたので。
 お互いにばら撒いた真珠の淫らな放埓が奏でる濃厚なハーモニーに薔薇色の眩暈のするような恍惚感を運んでくる。
「いつもよりも大きく咲き誇った花園の中も素晴らしいですけれど……。
 胸のルビーの尖りに紅色の琥珀は当たっていますか?」
 祐樹の指が下から上へと胸の両の尖りを強く弾いた。
「ああっ……。ゆ……祐樹っ……もっと。宝石もっ……使って……良いのでっ……」
 感じたままを口にした後に理性の領域が頭の中に大きくなった。
「ああ、本当だ……。宝石は当たらないようになっているのっ……だな……。あっ悦っ」
 花園を下から突き上げられるのと同じリズムで胸の尖りも琥珀の紅色と白色で強く弾かれて、背筋がスパークするほどの甘い電流を何本も奔らせて上体を反らした。
「もう少し……両の足を……大きく……開いて……。そう、上手ですよ……腰に回されると……何だか……密着度が……。強く動いても……良いです……か?」
 花園の門が祐樹の熱い愛情と情欲の象徴を余すところなく飲み込むためにしどけなく大きく開いて、祐樹の動きと共に奥処にばら撒かれた真珠の熱い雫が双丘から祐樹の素肌へと滴っていく微細な動きすら薔薇色の悦楽に変換されてしまっている。
「もちろんっ……もっと……奥までっ……来て……欲しっ」
 祐樹の衝き上げに合わせて激しく身体を揺すると、チェーンが宙を舞って宝石部分やリングの部分が胸の尖りを強く刺激しては直ぐに離れていく。
「汗の雫を纏って……薔薇色に染まった……肢体も……とても綺麗ですが……、チェーンや琥珀を……アクセサリーというよりも、二人の……愛の……小道具に……変えて……いる……艶やかな……肢体は……奔放で……いつも以上に……とても……魅惑的です、よ。もっと……甘く……乱れて……下さい」
 祐樹の力強い突き上げを花園の奥の奥までで受け止める悦びに震えながら肩に縋った腕が汗で滑ってしまって、上体がベッドの上へと落下してしまう。
 繋がったままの下半身はそもままで、シーツの波の上に落ちたと思った瞬間に胸の尖りに琥珀が強く擦れて微かな水晶の音を立てた。
「ああっ……ゆ……祐樹っ……もうっ」
 白いシーツの波の上で撓る背中や育ちきった自分の先端が祐樹の素肌に淫らな弧を描いているのを自覚しながら甘美な断末魔の声を上げた。
「良いですよ……。何度でもばら撒いて下さい……私も……そろそろ……」
 一際大きく花園が開かれて奥の奥まで祐樹でいっぱいになる。その目くるめく薔薇色の充足感に浸りながら真珠の迸りを弾けさせた。











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◇◇◇
都合により、一日二話しか更新出来ないーーもしくは全く更新出来ないかもーーことをお詫びすると共に、ご理解とご寛恕をお願いいたします。
やっとリアバタがー段落ついたので、次回更新分からは毎日更新を目指します!(目指すだけかも……(泣)
最後まで読んで下さいまして有難う御座います。        こうやま みか拝

この記事に

  • 教授は愛の交歓の時には「嫌」とか「ダメ」とかの否定の言葉は口にしませんよね。
    祐樹先生から与えられる快楽には物凄く素直で、いつも肯定の言葉しか出てこない。
    そんな教授が珍しく否定の言葉を口にしたのは、祐樹先生の怪我を心配してのこと。
    教授の世界は祐樹先生を中心に廻ってるんだなぁって。勿論そんなことは前から分かっていたことではありますが、それを見せ付けられちゃったのが嬉しい(〃∇〃)

    元々は意地っ張り系の受けが好きな私なのに、今は素直で健気な教授に夢中です!
    教授は私の好みを変えてしまいました…。

    [ ルナ ]

    2017/9/5(火) 午前 1:58

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