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創作BL小説を書いています。

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「ゆ……祐樹っ……ああっ……」
 花火が万華鏡のように形と色を変えながら頭の中で爆ぜ続けている。
 ベッドで自分が祐樹の腕に抱きすくめられた形の愛の交歓の時には、育ち切った先端部分から零れ落ちた雫が花園へと転がり落ちる度に紅色の快感を運んでくる弱い場所を祐樹の熱く濡れた先端で小刻みに衝かれていたので。
「シャワーに打たれている胸の尖りよりも……、花園の中の蕾に集中して下さい。多分、普段とは異なった感覚だと思いますよ。仮説その二です」
 甘く低い声と淫らな情熱的な水音がシャワーの音よりも浴室に響いて……耳まで甘く蕩けてしまいそうだった。
「つ・ぼ・み……?分かったっ……」
 圧の高いシャワーが胸の尖りをチェーンごと揺らしていたので、薔薇色に爆ぜる悦楽の区別は正直難しかったが。
「ああっ……。衝かれる度ごとに……、蕾が震えて……その震えがっ……脳まで。
 小さな花火がっ……次第に……大きくっ……なって……またっ」
 育ち切った自分の欲情の象徴が触れられてもいないのに、一際大きく震えた。
「最愛の聡は……悦楽を隠さないのが……とても素敵ですよ。
 雨に濡れた真紅の薔薇の風情で……とても綺麗な大輪の花を咲かせているようで……」
 祐樹の弱い場所だけを小刻みに衝かれる愛の仕草は、甘くて熱い嵐のようで心と身体が大きく揺らいでしまう。
「ああっ……大輪の花火が……爆ぜてっ……」
 花園の中の蕾からの悦楽に集中すると、もどかしい愛撫に待ちきれないといった感じで尖っているようなツキンとした火花が薔薇色に散っている。
「ゆ……祐樹っ……もうっ。弾けてっ……。ああっ」
 祐樹の素肌に爪を立てて、足の指が丸くなる、いつもの絶頂感だったが、真珠の迸りはなくて、その代わり時間の感覚が真っ白になって焼き切れた感覚と紅色の空間を浮遊しているような感覚に翻弄されてしまう。
「大丈夫ですか?」
 いつの間にかシャワーが止まっていて、祐樹の身体に凭れかかっている自分に気付いた。
 啄むようなキスが唇に落とされる。
「ああ、もう平気だが……」
 熱い呼吸と紅色の気怠さを持て余してはいたものの、真珠の放埓を放った気配はなかった。
「乾いた絶頂でしょうね……。
 最愛の聡の紅色に染まった端整で怜悧な花のような容貌が、艶やかな苦痛と天上もかくやとばかりの清浄な法悦にたゆたっていらっしゃる時の表情は綺麗過ぎて……。
 自転車に乗っている時にもこういうお顔をなさっていたのだなと拝見出来なかったのが残念でした。今回見られたので満足ですが、ね。あのお顔は何度拝見しても……、素敵です。
 で、胸の尖りの方でしたか?それとも先程、私の先端で衝いた部分ですか?
 自転車に乗っている時に感じられたのは?」
 祐樹の熱く滾った愛情の象徴が素肌に当たっている。花園の中に迎え入れたい気分だったが。ただ、祐樹だけに見せる表情を褒めて貰えるのは単純に嬉しかった。
「どちらだろうか?強いて言えば、胸の尖りの方だろうか?
 先ほどのも、とても良かったが……もどかしさの方が強かったような気がするので。
 あっ…そんな感じっ」
 胸の尖りを祐樹の右手の爪が下から上へと弾いて、背筋を撓らせてしまう。チェーンが涼やかな音を立てて尖りにぶつかるのも薔薇色の鋭い悦楽だった。
「前者でしたか……。私もそうでないかとは考えていたのですけれどもね……。
 今日の聡のルビーは一際感じやすくなっているようですし、いつも以上に硬くて紅さもさらに増していてとても綺麗ですよ……」
 やっと力の戻った身体をおもむろに翻して祐樹へと背を向けた。
「『入浴介助』サービスはお気に召した、か?」
 上半身だけ祐樹の方へと向けて聞いてみる。「ご褒美の先渡し」だと言われていたので多分大丈夫だろうが、それでもやはり気になってしまう。
「もちろんですよ。愛する聡の存在自体が濡れた薔薇のように蠱惑的なのですから、その紅色の素肌やルビーの尖りとか下半身の水晶の雫を滴らせた状態で、あんな風に――文字通り水も滴る色香で――魅惑的にお動きになられたのですから堪りませんよ。
 また時々お願いしたいくらいです。病み付きになりそうでとても素敵なサービスでした」
 祐樹の熱く掠れた声で花園の中の妖しい疼きが再燃してしまっている。
 扇のようになるべく優雅に足を開いて、乾いた唇を舌で潤した。
「だったら、もう一度……花園の中に……来て……欲しい……」
 祐樹の凛とした男らしい顔が愛おしそうに微笑んだ。
「それもお願いしたいな……と思っていましたから。
 花園の門がしどけなく開いて、紅い花びらに真珠の雫が照り映えたような煌めきで小さく動いているのも瑞々しい淫らさに満ちて……とても綺麗で……確かめずにはいられませんから、ココで、ね」
 祐樹の右手が尖りを強く摘まんで紙縒りをより合せるように動いた。
「ああっ……拓かれる……感じが……とてもっ……悦いっ」
 祐樹と一つに繋がれる歓びに背筋が撓って……胸の尖りを祐樹の指に押し付ける形になった。
「聡の極上の花園が真っ赤に咲き誇って……私を心地よく包み込んで下さっている様子も直接拝見出来るのも……とても素敵です……」












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最後まで読んで下さって有難う御座います。
                            こうやま みか拝

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