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創作BL小説を書いています。

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「指で花園の奥処まで……。それとも、こちらですか」
 紅色の肢体が大粒の汗の雫を纏って一際震えた。祐樹の舌の温度がよりも熱くなった胸の尖りをきゅっと強く挟んで左右に小刻みに動かしながらもう片方を同じ紅さと熱さそして硬さまで愛の手管で育てたいと痛切に思う。
「あ……ゆ……祐樹っ……。頭の中で……紅い花火と蒼い稲妻が……たくさんっ……奔ってっ……何だかっ……いつもとっ……あっ……っ」
 引き締まった双丘の狭間を指で開いて普段は外気に晒されない場所まで大きく開い後に開花を待ち焦がれていた花のような感じで指がすんなりと熱く包み込む場所の一点を目指す。
「ゆ……祐樹っ……そこ……はっ」
 砂糖よりも甘く蕩けた声が普段より僅かに大きく室内へと吸い込まれては甘い花を咲かせるような感じだった。
「だめ……ですか。何だか……普段より少し大きくて……そして硬く凝っているような」
 指でも当然最愛の人の弱い場所は知悉している。ソコを避けるかどうか見極める前に歯で挟んでいた熱くて硬い尖りを前歯全てで味わおうという切羽詰まった欲求に駆られて左右に歯を動かした。
「ゆ……今……頭の中……紅い閃光壇でも……あ」
 極上のシルクの厚みのある花園の中で、最愛の人が最も好み、そして恐れている小さな場所に緩んだような動きで腰が少し落とされた。
 開花を待ち切れない花の風情で。
「ゆ……ああっ……もうっ……」
 紅い蜂蜜のような声というのが一番相応しいような愛のとろみが増した甘い声が切なそうに切れ切れに響いた。
 ただ、上半身は祐樹の方へと強請るように、そして腰は自ら緩んでは小刻みに動いている点が壮絶な色香を放っていた。
 何だか祐樹の指を使って自分で慰めているような背徳めいた耽美な雰囲気がしなやかな肢体を紅色に染めては汗の雫を空中に撒いているようで。
「あっ……」
 紅色に染まった肢体が一瞬全ての動きを止めて強張った。一切手を触れていない場所から真珠の飛沫がばら撒かれるかと素早く計算して素肌で受け止めようとした。
「ゆ……乾いた……ぼうでっ……ただ、その状態が……ずっと……続いて……いて……。どうなるかっ……自分でも……分からない。だからっ、せめて浴室に……運んで」
 断末魔の金魚のように撓る肢体と汗の雫でなくて愛の妖精の撒く粉のような色香までが舞っているような蠱惑に満ちた可憐さで反る肢体を抱き上げた。たうたうように跳ねる肢体が甘い断末魔に慄く妖精めいた蝶を彷彿とさせる姿に見惚れながら。
「どうですか……。少しは鎮まりましたか……」
 どんな愛の手管に溺れていようとも理性だけは辛うじて手放さない最愛の人も、未知の悦楽に戸惑いを隠せないようで、大理石の床にゆっくりと下ろした肢体が時々ヒクリヒクリを妖艶な舞いのように動くのをただ見詰めていた。
 最愛の人の快楽への開花の経過をずっと見て――というか、祐樹の愛の丹精と元々肢体の奥に秘めていたものとの相乗効果だろうと踏んでいる――来たがそういう時は最愛の人が受け入れるのを待つしかないことも知っていたので
 血よりも濃い紅に染まった二つの胸の尖りとか、重力に逆らって咲く花のように立ち上がった場所の先端からは水晶の大きな雫さえ出ていなくて、ただ切なげに揺れては水晶の雫を茎へと零している。
「すまない……。ゆ……祐樹。まだ紅い閃光だ……」
 濃い紅に染まった唇から銀の糸と甘く熱い息を乱しているのも天国以上に綺麗な眺めだったし、悦楽の極みの苦痛に顰められた眉も涙の雫を纏った睫毛の一本一本までが甘く薫り立つようだった。
「何かお役に立てることは……」
 涙の細かい雫を纏った睫毛が幾分気怠そうに、そして悦楽の極まりの高く低い並みがずっと続く甘い苦悶の証しか、紅色に染まった肢体が白い大理石を紅に染めるようにひくりひくりと動いているのも艶やか過ぎる眺めだったが。
「ゆ……祐樹っ……。こちらに……来て……。腰を下ろし……て」
 甘く蕩けた小さな声は、祐樹だけにしか聞かせない類いのモノで、それが浴室の空気を濃厚な紅に染めていくようだった。
「これで……良いですか」
 震える細く長い紅の指が指した、最愛の人の頭部付近に移動して髪の毛を梳こうとした。
「祐樹に……今触れられるとどうなるのか……分からないので。
 その代わり……」
 絹のような髪が汗を纏って少し重たげに煌めいている前髪とか紅に染まった額とか悦楽の涙を浮かべた切れ長の目もとても綺麗だった。
「えっ……そこまでして頂かなくても……」
 濃い紅に染まったしなやかな指が半ば反応した祐樹の愛情と欲情の象徴へと伸ばされて恭しそうな、愛おしそうな感じで輪郭を確かめるように辿られていく。
「私だけが……物凄く……気持ち良いというのは……不公平だろう……。祐樹にも感じて欲しい……ので」
 小刻みに震える濃い紅色の唇が動くたびに、端から滴っている銀色の細い糸も艶めかしい小さな光を放って紅色の素肌を滴り落ちていくのも壮絶な色香を放っていたが。
 悦楽に震える肢体を気怠さと妖艶さの濡れた粉を撒きながら若干動かして、祐樹の熱く滾ったモノに唇を寄せたかと思うと、大きく開いて普段よりも熱い口の中へとゆっくりと収めていく。
「とても……気持ちが良いです……。今の状態ゆえでしょうか……震えていらっしゃるのと……そして……」
 触れることは禁止されているので、言葉で伝えようとしたがともすれば途切れがちになってしまう。
 最愛の人の口の中が余りにも心地良すぎて、そして愛の動きも普段よりも更に華麗な精緻さに満ちて祐樹の熱を高めてくれていたので。










 リアバタに拍車がかかってしまいまして、出来る時にしか更新出来ませんが倒れない程度には頑張りたいと思いますので何卒ご理解頂けますようにお願い致します。
 
【お詫び】
 リアル生活が多忙を極めておりまして、不定期更新になります。
 更新を気長にお待ち下さると幸いです。
 本当に申し訳ありません。




        こうやま みか拝

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