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あのメルボルンカップから早いもので一週間が経ちました。
アドマイヤラクティ。
とても残念で悲しい結果になってしまいました。

あの日私は、シドニーで朝仕事を終え、急いでメルボルンへ飛び
フレミントン競馬場に着いたのはメルボルンカップ発走の一時間ほど前でした。

アドマイヤラクティと僚馬アドマイヤイナズマは
出走馬が待機する場所の一角、分かりやすい一番隅で
各々のレースを待っていました。

メルボルン近辺で働く日本人ホースマン達も今回アドマイヤ陣営のサポートをしていたため、
私も見慣れた顔に会えた嬉しさと、
オーストラリアを代表するこのレースに日本馬が参戦することに
ワクワクする気持ちで一杯でした。

前走コーフィールドカップを勝ったアドマイヤラクティ。
今回もトップハンデとはいえ、まともに走れば勝ち負けはまず間違いないところ。

それがあのようなことになるなんて。


何が起こるか分からないのが競馬。
とにかく無事に。


いつも言っていることで、
頭では十分理解していることですが、
いざ目の前で起こると、
やはり受け入れるのは厳しいものです。

レース後戻ってきたラクティは
歩様を乱しながらも、自分の繋ぎ馬まで辿り着くと
まるでそれが分かったかのように
やがて崩れ落ち
そしてそのまま息を引きとりました。

あまりに突然の悲劇に
ここまで何年間も
彼と共に過ごしてきた関係者の方々の気持ちは
想像することさえ難しい。


動物愛護団体の動きが特に活発になるこのカーニバルの時期のオーストラリア。
鬼の首を取ったかのように、ここぞとばかりに騒ぎ立て、
そしてマスコミもそれに乗るような報道がほとんど。

実際に馬に携わったことのない人達による
表面的な動物愛護の報道やSNSの情報に、
誘導されてしまう多くの一般の人達の競馬への誤解と批判。

このようなことが起こるたびに、
悲しさだけでなく、
やるせなさと、腹立たしさも湧いてきます。
馬と競馬が好きだから。

今回サポート役として関係者とかなり近い立場にいた友人が
つい先日ブログを更新しました。

サザンクロスの休息地便り 

これが実際に馬に携わる人達の
紛れもない素直な気持ちです。

こういうことこそ、
多くの一般の人達に伝わって欲しいと
心から願います。
動物虐待ならば、どうして涙がでるのでしょう。


また今回のメルボルンカップでは
7着だったAraldoも、レース後不慮の事故で亡くなってしまいました。

大勢の観客の目の前を通る、きれいなバラで彩られた
パドックへ続くレース後の帰り道。

ひとりのお客さんが振った大きな旗に驚き、
馬が急反転。
バラで覆われている格子に後ろ脚ををとられ、
骨折という惨事につながってしまいました。

馬とお客さんとの距離が近い。
あの25戦25勝の歴史的名馬のBlack Caviarがレース後などに
一般のお客さんに普通に撫でられているシーンをご存じの方もいるかもしれません。

オーストラリア競馬のとても良い部分であり、魅力的な部分だと思います。
しかし、今回のようなことがあると、
それも少しずつ規制されていってしまうのかもしれません。

この事故のあとから、
レース後は、バラの花道を使用せず
ショートカットしてパドックに馬が戻るように変更されました。

また基本的なこととして、
今後の警備員の増加、規格外の旗の持ち込みのチェック強化、
馬の近くでの旗の使用禁止が発表されました。


今回亡くなったアドマイヤラクティとAraldoの2頭は
過去のチャンピオンホース達が余生を送っている
メルボルン空港近くの"Living Legends"に埋葬されるそうです。

セリ会場に行く途中、いつも脇を通るLiving Legends。
今後、ここに立ち寄る機会が増えそうです。


最後に、2頭の冥福と、
関係者の方々の心が、時と共に少しでも楽になることを祈ります。

そして、
お疲れさまでした。




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