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※11月29日追記
この記事で募集させて頂いた共有馬は結局ニュージーランドに残って競馬をすることになりました。興味を持って頂いた皆様、大変申し訳ございません。今回は残念な結果に終わってしまいましたが、今後もセリで購入した1歳馬や移籍馬の共有オーナーさん募集をここでしていきますので、次回以降もどうぞよろしくお願い致します。 島良友 今回オーストラリアの私の厩舎に移籍を考えている新しい共有馬のシェアオーナーさんを募集します。 オーストラリア競馬に少し興味がある、海外で馬主になることに少し興味がある、 興味があるけど分からないことが多いのでまずは少しだけ試してみたい、 そんな方はぜひお読み下さい。 シェアオーナーさんを募集する馬は Yamato Nadeshiko(父Ekraar 母Milly Molly(母父Montjeu)) という4歳牝馬で、ここまでニュージーランドで3戦0勝という成績です。 レースリプレイなどを含めたプロファイル (馬名をクリックすると詳細がみれます) 2014イヤリングセール時カタログ 先日デビュー戦を準重賞で2着したBeyond the Dreamのシェアオーナーさんなど日本人の方々が共同所有している馬で、今回シンジケートの一部変更に伴い私の厩舎で管理させてもらうことができるかもしれない、ということで4週間前にニュージーランドに行き実馬を見させてもらってきました。 実馬を見て感じたことは2000m以上をこなせるのであれば オーストラリアで十分チャンスのある馬だということ。 メルボルンカップなどのトップクラスのレースは近年ヨーロッパからの移籍馬が多くなったため 本当に能力がなければどうしようもありませんが、 ステイヤー層の薄いオーストラリアでは未勝利〜下級クラスの長距離レースは 質・量ともにまだまだ低レベルで、ある程度の能力さえあれば何勝かできる可能性が非常に高いです。 もしも平均やや上程度の能力があり2000〜2400m以上をこなすことができれば、 こちらのメトロポリタンクラス(日本でいう1600万下〜OP)でコンスタントに賞金を稼ぐことも可能です。 この馬の筋肉を触ってまず感じたのは筋肉の伸縮性がズバ抜けて高いということ、 逆にあまりメリハリのあるスピードは持っていないのかなということ。 その筋肉の良さをいかすには距離は長ければ長いほど良いのではということ、 一旦乗ったスピードを無駄なく維持できるような走りやすい馬場が良いのではないかということ。 オーストラリアでは距離が伸びれば伸びるほどレースレベルが低くなるため、 距離の壁次第でどれだけの成績を残せるかが決まっ てくると思います。 当馬の母系からは2000m〜3000mまで距離をこなす馬が数多く輩出され、 父はあのステイゴールドの香港ヴァーズで2着だったEkraarで数多くの産駒が2000m以上こなしており、 血統的には距離はもつ可能性は十分です。 ただこの馬の馬体の造りは明らかにステイヤーのものではないため、 そこでプラスマイナスして距離の壁がどのあたりで出てくるか。 あとはどれだけの絶対スピードをもっているか。 1400mのレースでハナをきれるスピードを見せているので 2000m以上のレースをターゲットにする前提で考えればスピードは十分あると踏んでいます。 過去3戦は1400mと1600mで超のつく不良馬場でのものばかり。 この合わないと思われる条件でも2戦目などは相当頑張っていると思います。 今管理しているNZの調教師が当馬についてもうそれほど気持ちが入っていないようなので、 それならばぜひ僕の厩舎で管理させて頂き、 この馬の持っている能力を発揮させてあげられるような調教を施して 血統と筋肉の質から感じられるステイヤーとしての素質にかけてみたい、という気持ちです。 4週間前にNZまで見に行ったときにも感じましたが、あまりしっかりした調教をされていないような馬体で 先日行われたトライアルもあまり良いところなく終わったのも納得できますし、 逆に今の状態でトライアルやレースで良いところなく終わったとしても あまり気にする必要はないと思っています。 以前の馬体写真と見比べるともっともっと良化できる余地はあると感じられます。 4週間前
1年前
そういう馬ですので現在のシェアオーナーさんからは 新しいシェアを希望するオーナーさんには馬代は無料という了承を頂いています。 ただ現実的な話としてニュージーランドからの輸送費が約7500ドル弱(1ドル80円として約60万円)。 そして私の厩舎に入厩した場合、この馬に関しては1日預託料68ドルで考えているので (現在通常は預託料88ドルでやらせて頂いています) 諸経費+消費税を含めた月々の維持費は平均2400〜2800ドル(約20万円超)あたりになると思います。 こちらの田舎の未勝利や最下級クラスの1着賞金は9600〜12600ドル(約80〜100万円)。 もしも移籍後4か月間以内に田舎で2勝できれば最低でも輸送費・預託料も含めた全てのコストを プラスマイナス0にすることができます。 現在すでにある程度の仕上がり状態にはあるので移籍後もレースまであまり時間はかからないでしょうし、 4か月無事に走ってくれれば決して不可能な数字ではないと思っています。 そして中級クラスの1着賞金は約20000ドル(約160万円)、 土曜日メトロポリタン開催の1着賞金は44000ドル(約350万円)。 距離を伸ばして一皮むけるなら僕はこの馬にはまだ上向きの可能性があると思っています。 ちなみに脚元など痛いところはなく、馬はいたって健康です。 上述の4か月間というのはやれることをすべてやって結果を出すには十分な期間でもあり、 今回の馬はシェアオーナーとしてすぐにAUS競馬を経験することができる良い機会でもあると思いますし、 そのうえで層の薄いAUSの長距離部門を狙う、という短期勝負のイメージです。 もちろんステイヤーとしての能力を見せてくれれば長く活躍してもらうことになりますし、 もしも4か月でレースを勝てる見込みがなければそこで潔く諦めるのが最善の選択になるかもしれません。 初期費用は輸送費が7500ドルとして 10%シェアで750ドル(約6万円)、 5%シェアで375ドル(約3万円)、 2%シェアで150ドル(約1万2千円) ・・・ 月々の預託料は 10%シェアで240〜280ドル(約2万円超) 5%シェアで120〜140ドル(約1万円超) 2%シェアで約50ドル(約4千円) ・・・ となります。 もしも興味がある方はご遠慮なく下記までメールでお知らせください。 yocccy7701@yahoo.co.jp オーストラリア競馬、一度体験してみませんか? 島良友 |
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本当に久しぶりの投稿になります。 今回は先週土曜日にデビューしたBeyond The Dream(ビヨンドザドリーム)について。 オーストラリアのメディアでもすでに取り上げて頂いていますが管理馬Beyond The Dream(3歳牝)がデビュー戦でリステッドレース(準重賞)に出走し単勝200倍という人気薄のなか0.3馬身差の2着と素晴らしい走りを見せてくれました。 すでに実績を残している強豪馬相手のリステッドレースにデビュー戦から挑戦したのは、もちろん勝ち負けできる能力があると判断していたからですが、馬の仕上がりも初戦からいきなりピークという訳ではなかったですし、レース経験のなさなどからタフな競馬を求めてしまうなという気持ちもありました。しかし馬は本当に頑張ってくれ一瞬勝ったと思わせるほどのレースを見せてくれました。 セリで15,000ドル(約120万円)という値段で落札できたときから共有馬主さん達を筆頭にこの馬の能力を信じ夢を熱く語り合ってきました。レース当日は2人の共有馬主さんがわざわざシドニーとニュージーランドから応援に駆けつけ、これ以上ないくら喜んでいただき、感動と興奮を分かち合うことができました。オーナーさん達やこの馬に携わってきた人達が満面の笑顔で心から喜んでくれること、私にとってもとても特別な一日になりました。 Beyond The Dreamは可能性を秘めた馬です。レース後元気に帰ってきてくれたことが、リステッド2着という結果以上に大きく、これから先がますます楽しみになりました。2着は2着、勝ってなんぼの世界なので改めて気を引き締めて次は勝たせてあげられるようにしたいと思います。 今回のデビューに向けてここまでかなり長い間頑張ってくれていたこともあり、馬はすでに放牧にでています。今後は心身のリフレッシュとともに更なる成長を促し、年明け(南半球の夏)頃のレース復帰を目指す予定です。 開業2年目の日本人調教師が2頭目の管理馬デビュー戦で単勝200倍でリステッドレースを2着、しかもジョッキーはシドニーをベースにする日本人Yusuke Ichikawa騎手、ということでこちらのメディアでも取り上げて頂きました。2着でこれだけ取り上げて頂けるのは本当にありがたいことですし、今後もどんどん日本のファンの皆さんや馬主の皆さんがオーストラリア競馬に興味を持って頂けるよう頑張っていきたいと思います。 そして国際的スプリンターを多数輩出し、スプリングカーニバルのような素晴らしいイベントもあるオーストラリアの競馬やセリを日本の方々にもっと知っていただいて、直に参加する方々がどんどん増えていくと嬉しいですし、私がそのお手伝いをできるならオーストラリアで開業している調教師としてこんな嬉しいことはありません。 そして最後に、馬主さんを含め厩舎開業以来いつも絶大なサポートをしくださる周りの方々へ。 本当に、本当に、いつもありがとうございます! 島良友 |
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5月に調教師免許を取得して以来、本当にあっという間に時間が過ぎて、
半年ぶりの記事更新になりますが^^; 明日はいよいよフェイムゲームとホッコーブレーヴのオーストラリア初戦となるコーフィールドカップです。 日本ではメルボルンカップへの叩き台のようなイメージを持たれている方も多いかもしれませんが、 コーフィールドカップ自体も1着賞金約1億5千万円という高額レース。 日本馬2頭も当然チャンスがあり昨年のアドマイヤラクティのような素晴らしい走りを見たいものですね。 出馬表 こちらの競馬は日本からでもインターネットを通じてライブ中継やレースリプレイなどを PC、タブレット、携帯などから気軽に視聴することができるようになっています。 もちろんすべて英語ですがスプリングカーニバル中のライブ中継などは オーストラリアならではの華やかな雰囲気や盛り上がりがよく伝わり、 馬に関わる人達をより身近に感じることができる放送内容で、 オーストラリア競馬をかなり楽しむことができるものだと思います。 またジョッキー目線のカメラ映像でレースを臨場感たっぷりに見ることができるのも 日本ではまだない見せ方で競馬の迫力を最大限に感じることができると思います。 ネット中継の見かたは簡単で ↓ビクトリア州競馬のHPに氏名・メールアドレス・パスワードを登録(Sign up)するだけで視聴可能になります。 https://www.racing.com/plus/signup ↓2014年コーフィールドカップ(アドマイヤラクティ)のリプレイが視聴できれば登録成功 https://www.racing.com/form/2014-10-18/caulfield/race/9/results ライブ中継を見るにはホームの "WATCH RACING LIVE" から。 レースリプレイを見るには https://www.racing.com/calendar#/month-view で見たいレース日の開催地をクリックすれば各レースのリプレイ選択画面に進むことができます。 これから先は11月始めまで大レースが目白押し。 みなさんも時間があればぜひオーストラリア競馬をライブやリプレイなど楽しんでみてください。 コーフィールドカップの発走はオーストラリア時間で明日午後5時40分。 日本時間では午後3時40分です! |
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先週日曜日から4日間、メルボルンでは
イングリス・プレミア・イヤリングセールが行われていました。
そしてその間、日本からブログを通して知り合った共有馬主の方も来て
とても充実した毎日を送らせていただきました。
そのことをブログで書きたいところなのですが、、
前回の記事から今まで
たくさん書かなければならないことが溜まりに溜まっているため
まずはそちらを先に!
もう1か月も前の話になってしまいますが、
シドニーでは、前回の記事で書いたように
イングリス・クラシック・イヤリングセールが行われていました。
そして、そこで1頭の1歳馬を購入することができました。
今年初めのマジックミリオンズが平均価格前年比20%アップ。
さらにこのクラシックセールでも初日を終えた時点で前年比30%アップ。
下見でピックアップした馬たちも、軒並み高値で初日はギブアップ。
限られた予算で欲しい馬を買うにはなかなか厳しい状況でしたが、
2日目、何頭かに絞った“本当に欲しい馬”の一頭を、幸運にも落札することが出来ました。
下見時に、筋肉を触った瞬間伝わってきた能力。
密度、強さ、柔らかさ、速さ、どれも素晴らしく、
見た目も歩きもパワー型のものですが、
かといって重々しさがあるわけではなく柔かさも十分。
血統も実はかなり良く、母系は祖母がギニー&オークス馬。母がスプリントG1馬。
父DuporthはRed Ransom産駒で3歳時スプリントG1・BTCカップ勝ち。
初年度である現3歳世代からはブルーダイアモンドS(G1・1200m)3着のCornrowが出ています。
獣医師による肢元のX線診断では右球節にやや気になる部分があるものの
時間とともにリスクは低くなるというもの。
父Duporthも2歳時は2戦0勝。
この馬も焦る必要は全くないので
馬の成長具合に合わせてゆっくりやっていきたいと思います。
セール後はすぐにビクトリア州バララット近くの
トミーがいつもお世話になっているオークフォード・サラブレッドファームへ移り、
セリでの精神的ストレスを癒すために放牧中。
2カ月ほど休ませて心身共に完全にリフレッシュさせてから
馴致を始める予定です。
おかげさまで共有してくださる方にも恵まれシェアもほぼ完売、僅かに残るのみ。
これからは共有馬主さん達と一緒に夢を見ていきたいと思います。
私自身もセリ終了後、シドニーを後にしてメルボルンへ。
馬達に続いてその数日後には、今後の拠点となるバララットへ引っ越しました。
前回の記事でも書いたように現在は調教師免許申請中で
レーシング・ビクトリアとのインタビュー待ち。
いつ馬が入厩してきてもいいように、早く免許を取りたいところです。
そして。
このクラシックセールからはこの1頭だけでなく、
実は他に2頭の牝馬も入厩してくることになりました。
それまでの半年間のシドニー滞在での出会いと
セリ3日間での驚きの展開は、また次の記事で。
早く更新できるように頑張ります^^
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昨年8月から働かせてもらっていたクリス・ウォラー厩舎も
昨日が最終日でした。
この半年間、シドニーのリーディングトレーナーのもとで学ばせてもらったことで
調教に関する新しい引き出しも増え、
そして元々あった引き出しにはさらに自信が加わりました。
やるべきことを、ただただしっかりやる。
小さなことでも大きなことでも、とにかくやれる事をやり尽くす、
という基本中の基本も、あらためて確認させてくれました。
今朝は仕事もなくなったので^^
クリスと一緒に調教を見させてもらい、
そして最後には今後の厩舎開業のアドバイスとして
貴重な言葉も頂きました。
"Work hard. Be honest to people. And good communication."
管理馬4頭から始め、今ではリーディングにまでなったクリスの
とてもシンプルで、とても心に残る、ありがたい言葉でした。
Thank you Chris.
さて、昨年末に申請している調教師免許ですが
まだ面接試験待ちの状態。
時間がかかるとは聞いていたので、
こればかりは焦っても仕方ありません。
どちらにしろ来週にはビクトリア州に戻り、
厩舎開業予定地のバララットを拠点にして
今後に向けての準備やコネクション作りをしていくつもりです。
ただその前に、今週日曜日から始まる
できることなら、自厩舎で預かる共有馬第1号となる馬を購入したいところ。
クラシックセール参考記事→http://blogs.yahoo.co.jp/yocccy7701/45784625.html
何万人もの人達がドレスアップして集まる華やかなカーニバル
そこで一観客としてでなく出走馬のオーナーとして、
最高の感動と喜びを味わってもらいたい。
共有していただくオーナーさん達に
そんな競馬の本当の魅力を楽しんでもらえるような
馬を見つけたいと思っています。
3月初めにはメルボルンでプレミア・イヤリングセールもありますが
チャンスがあるなら迷わずこのシドニーで購入するつもりです。
すでに昨日の午後、そして今日一日と下見に行き、
上場馬550頭中150頭ほどを触ってきました。
セリ本番まであと3日。
一頭一頭、集中力を切らさずに、
馬達の未来を感じてきたいと思います。
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