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爆笑、予知ダスの高校入学の思い出〜♪
(野口宇宙飛行士を輩出した高校である)
1962年(昭和37年) 中2の夏休みが始まって、7月末になったころ、
口うるさいご隠居がやって来た。
ご隠居とは、石原元都知事を世に送り出した、湘南学区で
随一の大学受験の進学校にした教育界で知られた、うるさ方の堅物校長でした。
でも、私のほうは、小5で知り合ったときから、口やかましい、
迷惑なご隠居と呼んでたので、そんな肩書きなど、全く無視してました。
それが、中2の夏休みが始まって、7月末になったころ、突然予告なく
口うるさいご隠居がやって来て ご隠居「ちょとワシに付き合え」
私「えっ、何の用事!!」
ご隠居「ワシが創る、新設高校の下見じゃ、付き合え!!」
私「それって、どうせ、どっかのタチの達悪い不動産屋に、儲かりますからと
美味しい口車に乗せられて、二つ返事で手を染めて、尻に火が付いた
ケースじゃない。顔色に、そう書いてあるよ!!」
ご隠居「そんなことは無い、全く心配要らんから、付いて参れ!!」
私「あやしいなぁー、こういう時にこそ、一番危なっかしいのさ。」
「その性格じゃ、騙され易くて、観ちゃいられないから、
付いていって、チェックしてやるよ!!」(ノ^^)ノ
こうして、その場で2人で、旧国鉄時代の東海道に飛び乗って、
藤沢駅から、2つ目の茅ヶ崎駅に降り立ち、
駅前から、校長のポケットマネーで、タクシーに同乗して、
住宅街を通り越して、日本鋼管の工場がある横を通り抜けて、
そこから先は、あたり一面に、田んぼが広がる相模平野の
小高い丘陵地帯に向かって走って行きました。
そして、丘陵台地に到着したら、
目の前に、もう学校建設が始まってたのです。
校長がタクシー代を支払ってる間に、
私は、さっさと車から降りて、景色を眺めて、
「あーあ、やっぱり、悪い予感は当たりだ〜!!」
校長「何を寝言いうのか、西を観ろ、富士山と丹沢山系、
そして右に大山と武蔵丘陵までが、一望じゃろうが・・!!
空気も新鮮で絶景そのものじゃ!!
生徒達が学ぶ環境として、こんな素晴らしい環境は
そうザラにはない!!」
「そうは思わんか!!」
私「これだから教育者は、理想は高いけど、目が節穴だらけで
ダメなんだよ、最悪の地だってば!!」┌(。Д。)┐ あはは♪
校長「お前、どうして、悲観的な事ばかり言うのだ、根拠を言え!!」
私「今、タクシーで来たけどさ、肝心な生徒達は、
どうやってここに通ってくるのさ!!
まさか茅ヶ崎駅から、こんな長距離を、生徒全員に
タクシー通学をやらせる気かさ!!」
校長「何を言うか、あそこを観ろ、ちゃんと電車が走っておるだろ、
あれで通わせるんじゃ、分ったか!!」
私「そりゃ無理ってもんだ、絶対に出来ない。
あの電車は、一両編成の相模線だよ!!
しかも(当時)架線が無いから、戦前から電化されたないままの
ローカル線の単線運転だよ!!」
「朝の通勤時間帯と、通学時間帯は重なってるので、
あれは日本鋼管へ通勤する人達で既に、定員一杯の満杯状態
なんだから、どうやって、大勢の生徒達を乗せられるのさ!!」
私「しかも、一両で走れるディーゼル気動車の奴だよ。」
「キハ10型だから、定員は何名までか、知ってるのかさ。」
校長「いや、そこまでは確認しておらんけど・・」
私「気動車はディーゼルで走るんで、暈張る分だけ定員が少ないので
82名乗れば満席になっちゃうし、200%乗車でも160名までしか
乗れない上に、重量制限があって、200%以上乗せると
重量オーバーで、ディーゼルまで稼動停止して、
走れなくなっちゃう代物なのさ!!」
私「新設校の受け入れ定員は、何名の予定なのさ」
校長「300名じゃ」
私「どう考えても完全に無理じゃん!!
日本鋼管の通勤客で、満杯のところへ
入学早々から、生徒達が学校に通えず、
路頭に迷う新設校を創っちゃったんだ〜!!(ノ^^)ノ」
校長「心配するな、車両を連結させれば良いだけの話じゃないか!!」
私「残念でした〜それが出来無いのが、
戦前からのローカル線の宿命なのです!!」
校長「どうしてじゃ」
私「おいらは、電鉄会社の駅長の息子も兼ねてるから、
単線運転のことは知ってるから言うけどさぁ!!
あと一両を連結するには、まずホームの延長工事が伴うし、
信号の位置も置き換えないとダメだし、
全線に渡ってそれをやらないと、単線運転だから、
特定の区間だけ地元の要望に偏ったら、
エコ贔屓になるので、国の上の方の承認審査まで
手続きが、必要になっちゃって
最低でも3年以上経てしまうことになるさ。
だから、1年やそこらでは、簡単には出来無いことになってます。」
私「それに受験の日と、入学式の日にまで、
父兄達が付き添いで来ることになったら、
300名の生徒数の倍の混雑になるから、
一両ばかり増設が間に合ったところで焼け石に水だし、
通勤と通学がかち合う、ラッシュ地獄のスシ詰め通学じゃあ、
こんな学校に通わせられないって、
女子生徒達の親からは、苦情殺到だよ!!
その翌年からは悪評判で、生徒達の定員割れは
必至になっちゃうよ!!」
校長「そりゃ困る、お前のいうことが本当か、
ワシは茅ヶ崎駅の駅長とは同期の戦友だから
さっそく、これから尋ねることにするぞ!!」
・・こうして待たせておいた、タクシーに再度乗って、帰路に茅ヶ崎駅で
駅長と会見して貰いました。
やはり、私の指摘通りだったのです。(/^^)/(/^^)/
校長「参った、三年先じゃないと、一両すらも増やせんとは、
生徒達と父兄達に申し訳が立たん!!」
私「定員数を変更できないの!!」
校長「県の上の方と、学区内の中学には、全て印刷して、
パンフレットで郵送済みじゃ、
今更に変更じゃ、中学の進路指導にも、悪い影響が出てしまう。」
校長「お前、なんとか知恵を貸せ!!こういう時の為に、
見込んで連れて来たんじゃから!!」
私「あ〜ぁ、やっぱし、手の掛かるご隠居だ・・
悪徳不動産屋の口車に乗せられて
売れない僻地の土地を、見晴らしが良いからと、
買わされたんだよ!!」
「生徒が学校に通えない、新設校だなんて、
そりゃ、全国一の悪評判は高まるってぱ〜!!」
「最悪の超有名校の誕生は間違いなしだ!!」(〜^^)〜
私「しゃーない、知恵なら貸すけど、
一緒につき合わされての、入学だけは御免だよ。
この先、つき合わされたら、
毎年、尻拭いの専門屋にされそうだし、
こっちの気が休まらねぇ〜、
中学浪人したほうがずっと気が楽だ!!」
こう愚痴を言いながら、再度、工事中の新設校の現場に、
2人して舞い戻りました。
私「こういう時の為にと、持参してきた双眼鏡があるから、
これで西隣りの駅が見えるから覗いて観てよ。」
「おいらの視力は、野猿の群れで鍛えるから
2.5はあるので、双眼鏡無しでも良く見えるから
あそこに、蒸気機関車が停めてあるでしょ。
デコイチのD51型の蒸気機関車でローカル線専用の
為にスピードは出ないけど、
馬力の方は、まだ現役で十分走れる奴なので、
今では、朝と夕方の新聞配達と
燃料の運搬用のみにしか使ってないから、
朝一の配達が済んだら、夕方まで時間が空いてしまうのです。」
私「だからそれを交渉して、学校の始業時と行事の日には、
臨時運転を特定の区間だけで認めて貰うのなら、
ディーゼル気動車とは違って、
他の線区に影響させないで済むので、
このやり方ならば、茅ヶ崎駅の駅長と機関区長とで、
機関士達との折り合いつけば、臨時運行は
即、可能になりま〜す。」(ノ^^)ノ
私「それと連結車両については、大船機関区に
ブルートレインの旧型の客車が保存されてるので、
そこから学校の始業式や必要な行事の際だけ、
客車の4両を回して貰い、
それ以外の平日は3両で、
ディーゼル車両の導入が可能になるまで、
それでやりくりできるよう、茅ヶ崎駅の駅長から、
働きかけて貰ってください。」
私「肝心な駅舎のホームの延長と、信号機の移設は、
おいらが保線工達と、大工を集めて、
おいらもノコギリ持参して、きちんと間に合わせるから、
それでスタートさせてみせよ。」
私「けど、それでも入学式だけは、
父兄達が晴れ着など着てきて、勢ぞろいするから、
4両編成にしても、400名までで、600名までだと、
混雑した車両では、印象が悪くなるから、
入学式は、午前と午後の部に分けて、2部制としてください。
バス通学の希望者には、田んぼのあぜ道しか、今は無いけど、
通学路が整備されて舗装されるまでの間は、
300M離れた県道に、神奈中バスに始業時間に間に合うように
運行便の便宜を頼んでください。
近くの生徒達には、自転車通学の為の、
駐輪スペースの整備を忘れずに間に合わせてください。」
私「でも、それでも・・雨が激しく降ったり、台風の時は、
田んぼのあぜ道じゃ冠水しちゃって、腰まで浸っちゃうから・・
最初の1年間は、かなりの日数を、臨時休校するっきゃないよ!!
冬場には、ここは富士山と丹沢から冠雪の吹き降ろしの、
厳しい寒風が、まともに押し寄せてくる地だから、
ドカ雪の降雪地帯になって、冬場も臨時休校ばっかりになるよ!!」
私「その分、別の日に振り替え補習じゃ、中学の時と同じで、
晴れた日に毎日補習になっちゃうから、冴えネェ〜学校だぁ〜!!
こんな学校、おいらは絶対に御免だ・・、ご隠居の尻拭いて、
雪かきにまで借り出された日には、腹減って凍死するよ!!」
私「しかも、見渡す限り、食べ物屋も店屋も無い、
田んぼばっかりじゃん、
学校に食堂を設けるように、設計したのかさ!!」
校長「いや、そこまで考えとらんかった!!
それも対策を練らないといかんな〜」
「生徒達だけでなく、ワシも教職員達も、
温かいメシが食えんでな・・!!」
校長「やっぱり、お前を見込んで、連れて来ただけのことはあった、
ワシ一人じゃ、本当に生徒が通えない学校を創るところじゃった!!」
「ワシの尻拭い役には欠かせん、
絶対に捕まえて、来させるから覚悟しとけよ!!」
私「それだけは、勘弁してくれ、絶対逃げるが勝ちだ!!」
こうして、私は、この校長の新設校には、親と喧嘩してでも、
入学手続きをしなかったのです。┌(。Д。)┐ あはは♪ それでも、強引に嵌めての罠で、引張り込まれたのでした。
当然、学食、売店の手配と、掃除と雑用係まで、
尻拭いをやらされるハメになりました。
現在での口コミ評価
後に、野口宇宙飛行士を誕生へ、理系ダントツの優秀校へ
その最初の気風と自由闊達さの校風を創った、
型破りの張本人が私でした。
この高校は、この新設校の方針でもあった
東大や京大を目指さない、マスプロ教育の弊害であった
団塊の世代と画一思考の、洗脳教育とは全く異なる
異色の人間を輩出する為の、県立高校であるので
宗教法人に染まる私学とも、全く異なるし、
そういう面では、日本社会のエスカレーター式体質とは
噛み合わない高校で、ガリ勉式でない新設校であった。
そういう点で苦労は絶えず、日本の体質には合わないが
世界をリードする、断トツな異色な人材の育成という点で、
半世紀〜百年先を見据えた、異色な高校であった。
補足↓平成14年の夏、遺跡が発見されたとあるが、実は高校新設した時から
寒川一宮宮司に伝わる律令時代の郡の役所遺跡であり、良く知られたことであった。
私と後輩とで調査もしてた為・・
西方A遺跡(高座郡衙跡)http://kjd.edu-ctr.pref.kanagawa.jp/contest/h19/chigasaki/%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%80%8C%E8%8C%85%E3%83%B6%E5%B4%8E%E3%81%AE%E5%8F%A4%E4%BB%A3%EF%BC%8D%E4%B8%8B%E5%AF%BA%E5%B0%BE%E3%83%BB%E4%B8%83%E5%A0%82%E4%BC%BD%E8%97%8D%EF%BC%8D%E3%80%8D/%E4%B8%83%E5%A0%82%E4%BC%BD%E8%97%8D/logo8.gif
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妖怪予知ダス高校編
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大物に見込まれてしまったんじゃ仕方ないですね。大学に行かなくても何かぴかりと光るものを持ってることが大事だと思いますよ。
2015/10/3(土) 午後 4:02
私は、さんざんな目に遭いながら、入学金をこの高校に振り込まれてしまったので、仕方なく通うことなったのでした。
だから、かなり災難に合わさせて、入学早々から、校長の不手際の尻拭いに奔走してました・・
この高校の仲間たちは、後に今国際的に評価されてる、温水便座を開発することになるTOTOから、有る社会奉仕の出来事によって、スカウトが舞い込んで、数人纏めてTOTOに入って、社内大学で更に研究開発を進めて、温水便座の開発成功を成し遂げています。
私も、スカウトに応じて進むことも可能だったけど、私には他にしなければならない道があったので、そっちを選択したのでした。(笑)
2015/10/3(土) 午後 5:23
内緒さまへ、そんなに老いぼれじゃないよ。┌(。Д。)┐ あはは♪
でも、ステロイドの等よくミスで、致死量を軽く超える量を食らって、視線を彷徨う闘病を強いられた分だけは、寿命はかなり縮ってるので、そういう意味でだよ!!(爆)
2015/10/4(日) 午後 3:16
内緒さまへ、とんでも無い妖怪族の中学生だった・・、ヾ(@^▽^@)ノわはは
2015/10/4(日) 午後 5:15
偉業を成し遂げる人は突拍子もないことしますね〜(笑)
色んな経験できて楽しそう(#^.^#)
2015/10/4(日) 午後 6:12
奇人変人を通りして、妖怪族ってことダス・・┌(。Д。)┐ あはは♪
2015/10/4(日) 午後 8:50
こんにちわ(*'▽')
文を拝読して、驚きました。
千点の目があったんですね〜
凄いに尽きります。
多くの著名人を世に送り出した母校、あなたも素晴らしい頭脳の持ち主でしょうね。
nice(^^♪
2015/10/7(水) 午後 3:08
続きをアップしますね・・爆笑ものです。(ノ^^ )ノ
2015/10/7(水) 午後 3:12