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戦後、空前規模の大衝突
実弾発砲の雨と、妖怪小僧の戦い
全5頁-その1
中1になって、夏休みのお盆の日になった。
地元の名寺(明治天皇ゆかりのお寺)の縁日でもありました。
祭り好きでもあったので、とんでもないことになるとは、全く思わず
無用心の丸腰で、のこのこと、夕刻に掛けて、出かけて行ったのです。
当時は、薄暗い中でも、まだ10ワットくらいの薄明かりの電球でやるのが
戦後の電力不足の時代の、縁日の慣例でした。
今日の時代の、夏祭りや縁日の明るさとは、当然、比較にならない薄暗さで、
人の顔さえ、少し距離が離れてると、判別できないほどでした。
でも私は小さい時から、それに慣れてたので、気にせず出掛けて行ったのです。
縁日の入り口を過ぎて、やや坂の中腹の門を、過ぎたところで
様子が、変な事に気付いたのですが、時、遅しでした。
私が、中腹の門を通り過ぎた直後に、来た道が、的屋衆の手で塞がれたのです。
つまり、後戻りが出来ないので、仕方無く、何食わぬ顔して
本堂の方向へ近付くと、前方も塞がれたのです。
前にも進めず、後ろにも戻れなくなりました。
こうなると、単なる勘違いではなさそうなので、
とっさに、縁日で、ヨーヨー釣りしてた女の子の姉妹と向き合う形で座り込み、
小声で
私、「後ろから変な奴、近付いて来てるのか、見てくれない。」と頼みました。
姉妹「うん、来てる。気をつけたほうがいい。」
私、「何人」
姉妹「五人いるわ。」
私、「棒もってる。」(居合いの抜刀のこと)
姉妹「うん、変な構えしてる。」
私、「距離どのくらい」
姉妹「あと、5メートル位よ」
私、「喧嘩になるから、2mになったら
頭を低く屈んでよ。飛び越えて逃げるから」
姉妹「うん、早く逃げたほうがいい。」
私は、既に袋のネズミ状態に、的屋衆の手で包囲されてるので、
後ろを振り向かず、右手でヨーヨー掬いして遊ぶ振りをしながら、
左手で、素早く地面の小砂利を掬って
砂を奮い落としながら、胸のポケットとズボンのポケットに
一掴みずつ閉まいました。
姉妹はこの間に
「後4Mよ、3Mよ」と、小声で教えてくれました。
私は中腰になって、自分の動き読まれぬように、
右手でヨーヨー掬いを高く振り上げた途端に
姉妹「2Mよ」と頭を下げて、パッと屈んでくれました。
私は、初めて振り向いた瞬間に、居合い斬りの構えに入った姿が
ボヤっと見えた瞬間に、
反射的に地面を強く蹴って、姉妹の頭上を飛び越えながら
空中で、居合いの抜刀の必殺技を、間一髪で交わしながら、
身を水平に半回転しながら、飛礫を放って着地した。
その着地した足音で
姉妹が振り向いて
「あっ、生きてる。」と言った直後に
姉妹の後方でバタッと音がして
姉妹が後ろを振り向いた途端に
「キャー」と叫んだ!!
居合いの抜刀を握ったまま、的屋衆の親分が、額から2筋の血が吹き出て
地面に倒れ伏して居たのです。
この的屋衆の頭は、戦後、兵隊ヤクザ達の組織が再編する為に、
的屋衆だけとは限らず、旧陸軍の精鋭部隊の中核を為してた、
血気盛んな、突撃部隊を担ってた、元兵隊のヤクザ達が
全国各地から親分衆と用心棒(戦中の青年将校達)ごと、大集結した日で
その大人数に、招待状を出した、中心的、幹事親分だったのです。
戦中の実戦で、米軍とも戦って生き延びた、居合い道の4段格の使い手の
幹事親分が、私に、その得意の居合いの抜刀で斬り付けて、
なす術も無いほどに、私の一瞬の早業で、あっさり倒されてしまった
出来事でした。
当然、そのままで済む訳が無く、兵隊ヤクザの腕に覚えありの
使い手達が、総力して、私を倒しに襲ってくることになりました。(爆)
私が早く逃げなかったのは、既に周囲を、完全に包囲されている状況の中で、
地面の小砂利が小さい粒ばかりであったので、敵をギリギリに引きつけないと
効き目が弱ったでした。
しかし、一撃で倒さないと、抜刀は強く踏み込んで斬って来るので
刃先が姉妹の顔まで、斬ってしまう恐れがあったので、
それを避けるには、私がが中腰になって、ヤクザの抜刀に
私の首を狙い易く差し出すことで、その束の間に、
姉妹が、小さく頭を屈んでくれれば、姉妹の顔上だけを、
刀が空を斬ることになるので、それで中腰の姿勢を身構えたのです。
無論、抜刀の一撃よりも、一瞬素早く、中腰の方が宙に飛び上がれるので
抜刀に空を斬らせてる間に、飛礫を至近で放って、一撃で倒してしまえば、
姉妹たちに怪我させずに、それ以上、無用な戦闘に巻き込ませずに済むので
それで、一瞬の即断で、気付かれないようにやったのでした。
私の俊敏さは、小1の時から、陸軍元少将の柔剣道6段の最高範士で、
戦中の、全国武道・柔剣道大会で、他流試合ありの総合優勝した、
最高範士を相手に、複数の禁じ手を封印されても、それでも楽に勝ててた
真田忍法の、上忍者の、サスケの術そのものを、鍛練で会得してた為でした。
だから、兵隊ヤクザ達に、ぐるり取り囲まれて、このまま勝負が済む筈が無く、
大集結してる兵隊ヤクザ達の、銃と剣で完全武装の大勢の元兵隊達と
元青年将校達を相手に、中一になった11歳の一人きりで、
軍事衝突の実戦が待ってました。
世界中を驚愕させてた、旧陸軍の精鋭部隊の兵隊たちを相手に、
戦前、戦中、戦後を通して、
これだけの大乱闘をやった、子供は、未だに世界中でも例は無く、
大衝突して、どうなってしまったのか、・・記して行きます。
幹事親分が倒されたので、実弟と若頭が走りより
「兄じゃ、大丈夫か」「親分、大丈夫ですか」と抱え起こしたら
額が2筋の血が吹き出てるので、2人が驚いた時に
私は、既に次の飛礫を身構えてたので、
2人の顔が、恐怖で引きつりました。
私、「手荒な事はしない、その出血ならちゃんと手当てすれば
5分で止まるので、休戦協定だ、その間に手拭いでちゃんと手当てしろ」
姉妹
「今のうちに逃げて、死なないで!」
私、「周りは、既に取り囲まれてるので
今更に、逃げ場は無いけど、大丈夫だよ
明日、またここで落ち合って、遊ぼうよ。」(笑・・かなりのんきでした。)
近くにいた見物客の中から、女の子の親たちが
駆けつけてきて、二人を連れて去ろうとしたら
姉妹「逃げてよ、生きてて」と叫んだので
私、「明日の朝刊見て、死んでなきゃ、無事だから!!(笑、まだのんき)」に言って
姉妹と別れを告げて、姉妹は「逃げてよ〜」と泣き叫びながら
親たちに連れられて、寺の外に立ち去って行きました。
幹事親分が応急手当てをし終わり、休戦協定が終るまでの5分間に
手下衆は、地元の陣屋に駆け込んで、手下衆が総動員して
寺を更に、厳重に包囲しました。
幹事親分が、意識を取り戻して
幹事親分、「テメェ、何を寝言をいってやがる、キサマには、
明日のお天道様は拝めねぇ!!
今夜限りで、命は貰いだ、覚悟しろ !!」
しかし、頭に手拭い巻いた状態なので、体は直ぐに動けないので
実弟が、小銃を上に挙げて、二発発砲して
実弟、「一般の衆、直ぐにここから立ち去れ、3つ数える間に
鳥居の外まで立ち去れ、でないと、流れ弾を食らって
蜂の巣になっても、責任もてねぇぞ、これは遊びじゃねぇ、
本物の殺しだ、直ぐに鳥居の外に立ち去れ、いいな!!」
若頭も、少し離れたところで、小銃を取り出して、
同じく、2発上空に発砲して、縁日の一般客を蹴散らしました。
私は、こうなると、小銃発砲が相手だから、蜂の巣じゃ困るので、
一般者の見物人の中に、素早く紛れ込んで逃げるべく、
まだ現場に居残ってる、縁日の浴衣姿の一団に近付いたとき
いきなり、左右から、刃物の合口(あいくち=短刀)を突き出されたのです。
反射的に忍法で、2人を同時に倒したけれども、
即座に、その後ろから間髪入れずに、2人一組で合口(あいくち)が
見事な鍛練された腕で、左右から、必殺技で飛んできました。
その一つは、私の腹の服に触れる寸前で左手で叩き落とし
右手側の相手には、合口を持つ利き腕をひねって、ねじ伏せました。
それでも、即座に、刺客達は切れ目無く
2人一組で、間髪入れずに襲って来ました。
忍法を心得てなければ、旧日本軍の訓練された、要人の暗殺隊に、
なす術も無く、あっさりと防ぎきれずに、殺されてしまうほど、しつこかったです。
それらを倒し続けて、漸く、切り抜けたと思って
横道に逃げ込んだら、扉のある館の中に逃げ込むよう、
手招きしてくれる、日本髪姿の芸者がいました。
逃げられるのかと思って、その芸者が扉をくぐる後ろに続こうとした瞬間に
着物のたもとから、忍び槍が音も無く、一瞬で真後ろに突き出て来ました。
瞬時に身を交しながら、「この野郎」と首と頭の毛を掴んで
ぐいっと姿勢を起こしたら、カツラが取れて振り向いた顔はオカマだった。
この顔が、どの兵隊ヤクザ達より、一番にキモかった。(爆、ミ((ノ_ω_)ノドタッ)
キモ悪すぎて、思い切り尻を蹴飛ばして、扉の中に押し込めたけど、
後に続く気はせず
諦めて、更に横道の奥へ逃げようとしたら、
青年将校の一団が、軍服と軍用小銃を握って
腰にサーベルや指揮刀を所持したまま、
25人ほどが「助太刀いたす、敵はどこだ」と叫んで
近寄ってくるのが目に飛び込んで来ました。
まだ私の方を見て無いので、
敵は大人だと思ってるうちに逃げるが勝ちと
来た道を引き返して、走り出しました。
そしたら、「この小僧だ」という声と同時に、
また、暗殺の刺客が2人して、襲って来ました。
しかし、これは有り難ったです。
直ぐさま、一撃を交しながら、一人を倒して、
1人の首根っこを捕らえて、人質の盾にして
「同士撃ちになるぞ。こっちは子供だ。」
「うつなら撃て、子供の体は柔らかいから
弾は貫通して、こいつらだけでなく、
地元衆の親分と、若頭、客人衆の用心棒たち
お前らも、同士撃ちで道連れにしてやる。」
「明日のお天道様を拝めないのは、お前らも
同じだ。遠慮はいらねぇ、さっさと撃ちな!!」(爆)
「撃たなきゃ、こっちから撃たせるまでだ。」
この時、地元衆の幹事親分が
「客人衆、下手に、こいつに近付くな、
ただの子供じゃねえ、身のこなしと言い
人間業を超えて、並外れてる。
うかつに近付くと、俺や手下どものように
一撃で、倒されちまうぞ。」
これで客人衆の用心棒たちも、私から
5Mほど遠ざかってくれました。(笑)
真横の中門の傍から、小銃で、同士撃ちを避けるべく、
私の下半身を狙って、銃口が下がりかけた。
一瞬早く、空中へ飛び上がりながらそいつへ飛礫を放った。
血相変えて、引き金を引いた最初の実弾の一発が、
私の足元の地面に当たり、その流れ弾が
寺の石垣に当たって、跳ね返った流れ弾で、
客人衆の後方の青年将校の1人が、
バタッと腹部を抑えて倒れた。
最初の同士撃ちの犠牲者発生でした。
(ヤフーの字数制限の関係で、次頁へ続く)
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