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主人は悩んでいる。
実は、とうとうあの日が迫っているのだ。
ドイツでは、誰でも誕生日は結構盛大に祝う。特に20,30,40と0で終わる誕生日はパーティーなどをして騒ぐ。日本と違い、こちらでは誕生日の人が最初に周りに尽くさねばならない。たいていの職場ではジュース、シャンパンやスナック、ケーキなどを同僚におごる。幼稚園、小学校でもケーキやお菓子を持参し、先生や同級生や学童保育の子供らと食べる。もちろんプレゼントはもらえるのだが、誕生日の人の負担の方が大きいのだ。
今年,主人は60歳。もちろん周りの奴らは、盛大なパーティーを期待している。彼は、たいへんストイックな人間でお祭り騒ぎが基本的に嫌いである。そして、若く見えるせいか歳を隠している。それを、子供達は友達やクラスメートに自慢げに「うちのパパは、皆のパパよりずっと歳とっているんだぜ。」とばらしているのだから、結局みんなに彼の歳は筒抜けなのだ。子供は悪気があって言っているのではなく、歳をとっている方が偉いと本気で思っているようだ。
私は、彼と違って誕生パーティーとかが好きだ。今まで毎年の様に(去年は事情がありパスしました。)友達をよんでわいわいやる。こちらでは、招待すると夫婦とかカップルで来るので40人−50人なんてすぐになってしまう。前は、食べ物から飲み物まで全て私がで提供していたが、子供ができてからプレゼントの代わりに一人ワイン1本と食べ物の持ち寄りをお願いしている。いろいろな物が食べられたりするので私は嬉しいし、友達もHANAが上品な立食パーティーするわけがないと気軽に来てくれるので結構盛り上がる。朝まで踊ったりもよくある。まあ,後片付けと二日酔いがたいへんだけどね。そういう主人は、私のパーティーでは客みたいな顔をしておしゃべりしてますがね。(決して踊らない!まあ,一世代上の人間だから仕方ないかもしれませんね。ちなみに、私との歳の差は16年。)
そう、友達は主人の場合でもこういうパーティーを期待しているみたいだ。誕生日前になると空々しく電話をしてくる奴が増えるが、主人はしらを切り通しである。私には、間違えても「お楽しみびっくりパーティ」はやるな!と念を押している。(そういう気配がしたら僕は外出してしまう!と脅迫された。)だったら、せめて家族で食事を、とずっと言い聞かせているが二日前になっても、うんともすんとも言わない。堪忍袋の緒の切れた私は,(実は極秘で妹と義兄を招待済み。どこになるかはわからないけどその晩は空けておけ!)主人に宣戦布告。「はっきりしないんだったら、私達だけでスゴーク高いレストランであなたの誕生日祝ってくるから。お勘定は、もちろんあなた持ち!」
ここで、二日経過。
もううるさいと思ったのか、しぶしぶ合意。気の変る前にレストランの予約!妹夫婦、子供達、主人と私で行ってきましたよ,昨晩!レストラン行く前にうちでシャンペン1本飲み空けて、ケーキ(私が作ったドイツ風チーズケーキ。見た目土砂崩れ。「ほら,あなたの人生みたい。」とジョークを言って乗り切った。主人は考えていた。)を一口。プレゼントを開けるまえに大声でハッピーバースデーを歌い、でかけた。そばの、本当に美味しい且つお得な中華レストランでたらふく食べて、(妹と私は、かつて大食い姉妹ととても有名だった。)たくさん笑って、たくさんおしゃべりしてと勝手ながら楽しい誕生日をお祝いさせていただいた。
Herzlichen Glückwunsch zum Geburtstag! お誕生日おめでとう!健康と成功を祈って、あなたに幸あれ!長生きしてくださーい!
今日は,主人の父のバースデー。84歳!彼も旅行でいません。この場をかりておめでとうございます、です!!!爺も長生きしてね!
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