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日本の米生産量上位3位の都道府県としては,北海道・新潟・秋田が定番です。
この事実と,
米は熱帯原産の作物である
という事実をどう結びつけるか。
本来はこれが社会科っていう教科の姿なのですよね。
これを結びつける説明として,例えば,
確かに北海道や東北は,冬非常に寒くなるし,雪も積もるけれども,冬の気候は,米の栽培には直接なんの関係もない
ということや,
特に日本海側は,夏の日照時間が太平洋側より長いので,米の成長に有利である。
といったものが挙げられます。
日本はよく「雨が多い」といいますが,この場合の「雨が多い」という言葉が意味する内容と,「熱帯は雨が多い気候だ」というときの「雨が多い」は,実は違うんですね。
日本の場合,(小雨ていどであっても)何日も雨が降り続く,梅雨や秋雨などのような雨の降り方について言う場合がほとんどです。これに対して,熱帯の雨は,いわゆるスコールのような,短時間に“バケツをひっくりかえしたよう”な雨が毎日降ることを指しています。熱帯では,ほぼ毎日のように強い日差しと大雨があるわけです。
このあたりのことは,月別降水量を見比べてもわかりません。ある月の平均的な日照時間の差まで調べてみないとわからないことです。
このあたりをメインに授業を組むと,非常に時間がかかるのですが,むやみに広げるよりもいいんじゃないかな,と最近感じています。
…もしその方針が間違っていたらごめんね。今の生徒たち…
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