いいかんじ

社会科教師の目から見た 世の中 ってこんなかんじ

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どっちなんだか

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宮崎県知事の安藤さんが,今疑惑の渦中にいらっしゃる。

 本人は未だに「自分は何も知らない」と言っているが,果たしてどっちなのか。

 これまで,岐阜県の裏金問題や,福島県知事・和歌山県知事の汚職・逮捕など,あちこちの自治体の問題をニュースで見聞きしても,どこか他人事で,「ああ,またか」という感じだった。

 ところが,今回は違う。何しろ,生まれてから11年間を過ごした県だから。

 宮崎は本当に気候が温暖で,人々も穏やかで,ふらりと旅行するにはとてもいいところだと思う。ただ,鹿児島に引っ越して,鹿児島県民の中に入り込むと,宮崎の「人」の違う一面にも気づいた。それは,「覇気がない」ということだ。

 宮崎の人には全体的に覇気が感じられないのだ。みんながみんなではないのだが,物事に対して粘り強く不屈の闘志をもってあたる,という人が鹿児島に比べて少ない気がするようになった。

 歴史的なことを言えば,北の大友氏,南の島津氏に挟まれて,そのなかでうまく立ち回っていかなければならなかった人々は,いつの間にか「お上の言うとおり」に動くようになってしまったのではないか,とさえ思える。宮崎の保守性は,生き残るためにどうしても必要だったのかもしれない。

 それはともかく,今回の宮崎県知事の談合疑惑に対して,いつものようにただ聞き流すことができずにいる。具体的に言うと,「本当に安藤知事は意図的に談合を進めていたのかどうか,妙に引っかかる」ということだ。
 すでに福島と和歌山で,同様の事件で県知事が逮捕されていることは,いくら何でも知っているはず。もし本当に談合に関わっていたのだとしたら,あのようにきっぱり「私には関係がない」と言い切れるだろうか。
 談合問題以外でも,責任をとるべき立場の人が自分たちの非をなかなか認めないまま捜査が進み,ある時点で「申し訳ありません」と頭を下げる姿はたびたび目にする。その都度感じるのは,「潔くない」ということである。
 県の土木のトップが逮捕され,まわりからもあれだけ具体的な証言が出ているにもかかわらず,未だに関係を認めていないというのは,本当に知らなかったのではなかろうか,と思えてくるのだ。

 これだけいろいろ考えてしまうというのは,やはり私は宮崎が好きなんだと思う。リタイアしたらどこに住みたいか,と問われれば,やはり宮崎と答えるはずだ。もうすこし成り行きを観察してみたい。


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