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日本も,かつて「高度経済成長」を経験し,海外への製品輸出を大きく伸ばしてきたのだが,そのときには,似たような事件はなかったのだろうか。当時はまだ,水俣病や四日市ぜんそくなどの存在も知られていなかった。製品への安全性を気にする消費者も少なかっただろうと思われる。 が,最近の中国の食品や工業製品への安全性に対する問題は,中国独特のものではないかという気がしてならない。それは,日本人と比べたときの「お金に対する意識」の違いを知っているからだ。 15年ほど前に,中国を1ヶ月ほど旅したことがある。最初の一週間はとにかく早く帰りたかった。とにかく,中国人の「金に汚い」ところに辟易していたのだ。臆面もなく小銭を稼ごうと観光客に群がる姿は,同じ姿をしているだけに醜く感じられた。 もちろん,中国の人がみんなそうではないことも,残り3週間で身にしみて感じることができたし,そのおかげで今ではいつの日かまた中国に行きたいと思っている。 が,中国製品に対する不安が,そんなにすぐになくなるとは思えない。取締りを厳しくすれば,それだけ不正は陰に隠れてしまい,手口は巧妙になるというのが世の常だ。モノづくりの意識が変わらないと,そう簡単にはいかないのではないだろうか。
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2007年09月19日
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