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社会科教師の目から見た 世の中 ってこんなかんじ

読書録

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その後

2/22 坂本徳松『ガンジー』旺文社

2/23 カフカ著 中井正文訳 『変身』角川文庫

2/24 日垣隆編著 『戦場取材では食えなかったけれど』幻冬舎新書

 カフカの『変身』は,また何度か読み返してみたい…というより,読み返さないと意味が分からない(笑)
同じ本に収められていた『ある戦いの描写』は本当に意味が分からない。安部公房の小説を初めて読んだときの如し。一冊しか読んだことないのだが…(^^;

 『戦場取材では食えなかったけれど』は,Twitterで「無料で謹呈」とのありがたいお言葉に甘えて頂戴したもの。
 社会科教師としては,現場を知らずにかたることあまたあり,身につまされる内容が度々出てくる。現場に行くことができない(歴史はまさにそう)としても,現場に可能な限り近づいて考え,生徒に伝えなければならない。

最近の読書

ここ1週間ほど,1日一冊を目標にしている。

いや,実は去年からしていたのだ・・・自分の中では。

ところが,「自分の中」なので,読まなくても痛くないもんだから,ついつい。

今回何が違うかというと,twitterで一日一冊を公言したこと。

別に読まなくても誰も確かめようがないし,そこまでして私が読書をするのかどうかに注意を向ける人も居ないのだろうけど,やはり不特定多数に対して宣言すると,自分のなかの縛られ感がぜんぜん違う。

さて,ここ最近読んだのは,以下のとおり
2/14
日垣隆『ラクをしないと成果は出ない』だいわ文庫 ← これがそもそもの発端

2/15
赤川次郎『三毛猫ホームズの四捨五入』角川文庫 ← 時間が無くて…

2/16
日垣隆『秘密とウソと報道』幻冬舎新書

2/17
重村智計『金正日の正体』講談社現代新書

2/18
糸井重里監修『オトナ語の謎。』新潮文庫

2/19
澤泉重一『偶然からモノを見つけだす能力−「セレンディピティ」の活かし方−』角川Oneテーマ21

2/20
東長靖『イスラームのとらえ方』山川出版社

2/21
山口英一監修『おもしろサイエンス アルミの科学』日刊工業新聞社

そして,今夜は
坂本徳松『ガンジー』旺文社

でした。感想とかコメントも書いた方がいいのかもしれないけど,まずは低いハードルから。とりあえず読む(笑)

Amazonの書評では絶賛ですね。(…と言ってもお二人のご意見ですが)

日本の通貨である「円」がどのような時代背景からどのようにして生み出されたのかというストーリーを,大隈重信を主人公として描いた作品です…あたりまえすぎる?(笑)

正直言うと,小説としてはいまひとつ読み応えに欠ける作品でした。300ページ近い単行本でしたが,あっと言う間に読み終わってしまいました。その間,終始大隈重信の尊大さが鼻についたままでした(^^;

好みの問題かもしれませんが,大隈重信の人間像をいまひとつふくらませきれずに終わってしまっている感があります。私が好んで読む藤沢周平作品に比べると,底が浅い感じです。

大隈重信という人間を感じたい,という人にはあまりお勧めはできませんが,幕末から明治にかけてのごくごくわずかな時期に,かなりの難産の末に「円」が誕生したストーリーをすっきりと理解したい人にはお勧めできるかもしれません。

「100%植物由来成分です」

などと謳うテレビCMを見たりすると,「どうして植物由来だったら安心できると言えるの?」とつっこんでしまいます。この世にあまた存在する植物には,人間の身体に害を与えるような成分を含むものも多いと聞きます。それを,植物由来だから安心という言い方をされるのは,納得がいかなかったんです。

タイトルの本は,そんな思いから手にとってみました。

読んでみての印象ですが,

(1)化学物質と人間の身体への影響の関係について,データや化学式などをもとに,
  世間のイメージが間違っている,または,大げさに騒ぎすぎているという事を説明
  しようとしていて,内容としては賛同できるものが多かったです。

(2)初歩的な化学知識がないと,読んでいても意味がわかりにくいところがあります。
  逆に言えば,この本程度の話が理解できないと,健康食品の宣伝や,危険を
  煽るマスコミの言説に簡単にだまされてしまう可能性があるとも言えます。
  やはり,義務教育で化学の素養が培われていないと,マスコミに簡単にだまされて
  しまうのだなぁ,と感じました。

(3)論の展開が,やや不統一なところもありました。
  [例] P.16
    〔しかし単純に「人間がどんどん二酸化炭素を出したから暑くなった」と
     両者を結びつけてしまうのは早計なのです。〕
     P.81
    〔また石油を燃やしてエネルギーを得るということは,とりもなおさず地
     下に眠る炭素分を汲み上げ,二酸化炭素の形で大気中に放出することに
     他なりません。いうまでもなく,これこそが地球温暖化の最大の原因で
     す。〕

 今日も田んぼの草取りをしてきましたが,農業従事者が激減してる現状で,米の自給を維持しようとすれば,農薬の使用は避けられないことが体験としてわかるのです。大人15人が集まって,3時間かけても1面の田んぼの草取りが終わらないんですから…。

 化学物質に対しても,名前やイメージだけで悪者扱いするのはそろそろやめないといけないんじゃないでしょうかね。

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 今でこそ社会科専門の講師になってはいるが,高校に入って数学で挫折するまでは,科学者になるのが夢だった。

 (無論趣味もあるのだが)仕事柄,歴史・社会・国際関係などの本を読むことが多かったのだが,先日ふと目に留まったこの本が,思っていた以上に興味深かった。

 ガリレオはピサの斜塔から重さの違う二つの球を落とす実験を本当にやったのか,とか,影の長さを使って地球の大きさを計算するか,など,学校の理科の授業などで紹介されるものがいくつかとりあげられているが,一見シンプルな結論を証明しているだけにしか思えない,それらの実験の「どういう部分」が,「どのような意味で」美しいかを語った本だ。

 数学などではよく「美しい証明」などという表現を使うが,科学実験にも「美しさ」がありうるということを初めて知った。この本を読んでいくと,現代の中・高生には,ややもすれば「なぁんだ,そんなの“知ってる”し」と言われてしまうような実験に,実は途方も無い背景が広がっていることを知ることができる。

 筆者のせいなのか訳者のせいなのか,やや感傷的な表現が多い気はするが,それほど高度な科学分野の知識を要求されることも無く,わりとすんなりと読み進めることができる本だ。

「世界でもっとも美しい10の科学実験」
ロバート・P.クリース/著 青木薫/訳
日経BP社
<目次>
1 世界を測る―エラトステネスによる地球の外周の長さの測定
2 球を落とす―斜塔の伝説
3 アルファ実験―ガリレオと斜面
4 決定実験―ニュートンによるプリズムを使った太陽光の分解
5 地球の重さを量る―キャヴェンディッシュの切り詰めた実験
6 光という波―ヤングの明快なアナロジー
7 地球の自転を見る―フーコーの崇高な振り子
8 電子を見る―ミリカンの油滴実験
9 わかりはじめることの美しさ―ラザフォードによる原子核の発見
10 唯一の謎―一個の電子の量子干渉

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