国語授業のいろいろ

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教育現場の実情

新学習指導要領、いわゆるゆとり教育が実施されて4年経ったでしょうか。
ゆとり教育の一期生は、この春、高校を卒業しています。

授業時間数=単位数はこう変わりました(1日6時間授業として)。
私たちの高校時代=月〜土の時代=1週間34時間=34単位
現在の高校生  =月〜金の時代=1週間30時間=30単位

加えて、私たちの世代にはなかった新しい教科が増えました。
「総合的学習の時間(1時間=1単位)」「情報(2時間=2単位)」です。

ということは・・・
かつて
「国語、数学、英語、社会、理科、体育、保健、芸術、家庭科、LHR」を
1週間34時間=34単位で割り振っていました。

現在は
「国語、数学、英語、社会、理科、情報、体育、保健、芸術、家庭科、LHR、総合的学習の時間」を
1週間30時間=30単位で割り振っています。

ちなみに、中学校までの学習内容は3割削減されています。
しかし、大学入試のレベル(出題範囲)は変わっていません。

これを数字(国語)で例えます。
単純に授業時間数で比較すると、私たちの世代の「中学校2年生夏から秋」までの授業時間数で、今の生徒は高校に入ってきます。
つまり、今の高校1年生は、私たちの世代で言えば中学校2年生の夏から秋頃くらいの授業体験で高校に入ってくるのです。しかも3割削減されて。

というわけで、進学校と言われる高校の対応は、
1 週末(土日)に家庭学習習慣を身につけさせ、授業では十分にできない演習を課題(宿題)にする。
2 土曜日に進学補習中心の授業や模擬試験をする。(平日に模擬試験やると授業がつぶれるので)
3 長期休暇中に講習をやる。
という風に進んできています。そしてついには
4 夏休み、冬休みを短くして授業にする。
ということになってきています。前期後期制なので、終業式=夏休みのはじまりではないんです。

真夏の講習は暑いですよ(笑)
今時、ネクタイをしめる仕事でエアコンのない職場って学校くらいですね。
念のため、今話題の件の言い訳ではありません。
実情です。

もちろん、ゆとり教育によって救われた生徒もいるはずですし、新学習指導要領にはそのねらいや目的があるわけですから、それを否定するわけではありません。
ただ、どこかにしわ寄せが来ている・・・という事実はご理解いただきたいと思います。

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