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いやぁ「ダブルベッド」傑作だったなぁ。
いい映画だった。
こないだシネマヴェーラで観たロマンポルノ特集の一本。
藤田敏八監督。荒井晴彦脚本。
大谷直子、石田えり、柄本明、岸部一徳、高橋ひとみ、趙方豪、出演。
素晴らしい脚本と、素晴らしい監督と、素晴らしい出演者がそろって、素晴らしい映画が出来る。
なんという幸せなことなんだろう。
観るほうもしあわせ。
三角関係がふたつ。ひとり(大谷直子)とひとり(柄本さん)がその両方に重なって四角関係。
たとえばそれが、冒頭のほうの一杯飲み屋のシーンでの座り位置で暗示されていたりするのもとてもくすぐる。
カウンターに左から岸部一徳、大谷直子、柄本明、石田えりの順で並んで座って。
岸部一徳、大谷直子が夫婦。そして岸部の大学時代の友人が柄本明。そのちょっと年の離れた恋人が石田えり。
やがて大谷と柄本が関係を持つことになるのだが…。それがもうこのシーンでものすごく匂い立っている。
その後もシーンシーンの人の立ち位置、物と人の位置取りが、もう、いちいちの構図がバシバシ決まって行く。
そして俳優陣の演技も素晴らしい。
なぜか大きなライオンの絵が掲げられたバーで、その絵の下で吉行和子と鈴木清順がオスとメスの役割について語っている、そのすぐ近くのカウンターでこれから関係をもつであろう大谷・柄本が飲んでいるところとか。
初めて大谷と関係を持った直後に、岸辺に話があると持ちかけられた柄本が、ドキドキしながら岸部とバーで飲むところとか。
岸部一徳が不在のマンションで大谷・柄本が密会しているところに岸部が帰ってきてしまうところとか。
関係がバレて岸部と柄本が岸部のマンションでウィスキーを飲みながら話し合うところとか。
挙げて行けばきりがないくらい面白いシーンのオンパレード。
観終わって、あぁ観に来てよかった。もう一度観たい。とすぐ思った。
こりゃ、傑作ですぞ。
DVD化されてるかなぁ。されてたら借りて来て、いや、買ってでももう一度観たい。いや、何度も観たい。
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石田えりさん、良いですね〜。沢山活躍して欲しいです。
2011/5/17(火) 午後 9:34 [ siero ]
そうですね。たくさんいい作品を作ってもらいたいですね。
2011/5/17(火) 午後 9:35
たしか鈴木清順はかつて「殺しの烙印」の時に日活の堀社長によって映画界から追放されてしまい、1977年まではテレビやCMでの活動だけに専念しています。元々、鈴木清順を追放した堀社長が悪いけどね…、鈴木清順は悪くない。
2013/12/21(土) 午後 9:40 [ マイケルたかお ]
マイケル村田さん
そうなんですか!
知らなかったです。その鈴木清順にもう一度映画を撮らせたのが荒戸源次郎なんですね。「ツィゴイネルワイゼン」。
2014/3/5(水) 午後 6:55