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本日は神経伝達物質に関する少し難しいお話しです。 この記事を読んで、お付き合いして下さる皆様には感謝いたします。 先月に配信されたニュースなのですが、 「精神疾患の治療薬開発などにつながることが期待される」 という研究結果が紹介されていました。 内容は以下のようになっています。 ・京都大大学院 医学研究科 岩田教授らの研究グループによる研究結果。 ・細菌の細胞が「輸送体」と呼ばれる部分を通して、 生命維持に必要な物質を取り込むメカニズムを分子レベルで解明した。 ・X線を利用して、細胞が物質を取り込む際の輸送体の構造変化を観察した。 細胞膜を貫くアミノ酸の「連なり」の6本が細胞の外側へ口を開いたような形を取り、 物質を抱え込んだ後、内側へ放出していた。 ・糖や神経伝達物質を取り込む小腸や脳などの輸送体は、 構成するアミノ酸の配列から構造が細菌と似ている可能性が高い。 ※ヒトの細胞の輸送体の構造はまだ分かっていない。簡単に言うと、 アミノ酸などを細胞内に取り入れる「輸送体」と呼ばれるタンパク質のメカニズムを解明したということですが、まだよく分かりませんね。ちなみに今回の研究から期待できることは以下のとおりです。
・精神疾患の治療薬開発・癌の治療薬開発とにかく画期的な治療薬を開発していただくことに期待いたします。ぜひともよろしくお願いいたします。 http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php |
神経伝達物質
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本日はセロトニンのお話しです。 しかし今回は人間の「うつ病」の原因をお話しするわけではありません。 皆様が飲まれる牛乳に関連する話題となっています。 よろしけれ興味本位で結構ですので、お付き合い下さい。 今回は「うつ病」ではなくて、農業というか酪農に関連するお話しです。 それではその内容をご紹介いたします。 ・アメリカ オハイオ州 シンシナティ大学 医学部の ネルソン・ホースマン氏率いるチームによる研究結果。 ・セロトニンが牛乳の生産を遅らせる信号を送る化学物質であることを発見した。 ・人間の細胞を利用した実験では、 人間の乳腺が母乳で満たされるとセロトニンが合成されて、 それ以上の母乳の分泌を抑えることがわかった。 ・牛が「うつ状態」にすることなく、 乳腺のセロトニン量を削減する効果があるとみられる薬品の製造に成功した。 ・上記から、牛の乳腺のセロトニン量を抑制することによって、 牛乳の生産量を15%増やすことが可能となった。つまり簡単にまとめると次のようになりますね。 牛のセロトニンを減らすことにより、牛乳を増産する技術を開発した。ちなみに研究者たちは、「牛が落ち込んでいるかどうか見分けられたわけではないが、 (ホルモン量を調整する薬品は)脳に影響を与えていない。」 とコメントしています。 確かに牛乳を増産するために「うつ状態」にされたのでは、可哀想ですよね。 ところで「セロトニン量を削減する効果がある薬」というものに少し恐怖を感じませんか。 もしも牛乳にその薬が残留していて、牛乳とともにその成分を飲んでしまったら...。 飲んだ人間のセロトニン量が減少して、「うつ状態」になってしまわないか、 という不安を感じませんでしたか? この点について研究者は次のようにコメントしています。
「薬品が牛乳にも現れるかどうか確認しなければならない。 もし現れるのであれば、低温殺菌プロセスで除去できるかどうかの確認が必要だ。」 ということで、 まだ開発中の技術なので、実用化には時間がかかりそうです。http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php |
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本日は朝食とセロトニンのお話しです。 皆様は朝食を食べていますか? 朝食が大切なことは改めてお伝えする必要もないのですが、 本日は敢えてこのテーマを取り上げてみました。 科学的な実験結果がニュース配信されていたので、 その内容をご紹介したいと思います。 ・アメリカ バージニア・コモンウェルス大学Daniela Jakubowicz博士による研究結果。 ●脂肪の蓄積のメカニズム ・朝、目が覚めると身体が食べ物を求めるが、 食べる量が足りないと脳が別のエネルギー源を求めて非常システムを作動させる。 ・後から食事を摂ると、体と脳が「非常モード」のままになっているため、 エネルギーを脂肪として蓄えてしまう。 ●セロトニンの影響による空腹感 ・朝、目覚めた直後は、セロトニン値が高いために、あまり食欲がない。 ・時間が経過とともにセロトニン値が下がり、 チョコレートやクッキーなどが欲しくってくる。 ・上記の状態で食べることによって、 セロトニン値が上がり、体がその快感を覚えて悪循環になってしまう。つまり私たちが朝に食欲がないことには理由があり、 さらに遅い時間に食事を摂ることによって肥満になることにも理由があったのです。 そこでJakubowicz博士は次のような実験を行いました。 ・実験対象はメタボリックシンドロームで、あまる運動をしない生活を送る肥満女性94人。 ・上記の半数には量の多い食事を、 残りの半数には少ない食事(高タンパク、低炭水化物食)を摂らせた。 ・上記の結果、8ヶ月後には 低炭水化物食のグループでは体重が約4キロ(体重の4.5%)減少したのに対し、 朝食を多く摂ったグループでは約18キロ(体重の21.3%)減少した。 ・さらに、朝食を多く摂ったグループでは 空腹感が少なく、炭水化物を欲しがることも少なかった。つまり朝食を多く摂ることはメタボリック防止に本当に有効ということなのですね。 ちなみにJakubowicz博士は次のような食事を提案しています。 ●朝食 ・1日の摂取カロリーの半分を占める。 ・牛乳、赤身肉を約85g ・チーズを2切れ ・未精白の穀類(玄米、胚芽精米、ライ麦パン、全粒粉パンなど)を2杯 ・脂肪類1杯 ・ミルクチョコレートまたはキャンディを約28g ●次の食事 蛋白質および野菜などの複合炭水化物中心の食事 タンパク質は緩やかに消化されるため、空腹を感じにくいため、朝食に向いているとのことです。 さらにセロトニン値が高いうちに少量のチョコレートやキャンディを食べると、 美味しく感じないために、その後も食べたいという欲求が低下するとのことです。 ということで朝食を多めに摂ることがメタボリックの予防になることがわかりましたね。 しかし朝から多めの食事を摂ることは簡単ではないですよね。 その点についてのJakubowicz博士からのアドバイスは残念なことにありませんでした...。 |
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本日はメンタルの病気における男女の差についてお話しいたします。 皆様も何となく気が付いていますか? 男性よりも女性のほうが「うつ病」になりやすい、と言われていることに。 それでは本日のお話しの元となった研究結果を紹介いたしますね。 ・スウェーデン ストックホルム カロリンスカ研究所の Anna-Lena Nordstrom准教授らによる研究結果。 ・PET(陽電子放出断層撮影)スキャンによって、 女性では最も一般的なセロトニン受容体の数が男性よりも多いことを突き止めた。 ・さらに女性は、セロトニンを再運搬(※)する蛋白質の濃度が 男性よりも低いことがわかった。 ※セロトニンを分泌する神経細胞への再運搬 ・さらに女性の中でも差があり、 月経前に深刻な精神症状が現れる(月経前症候群:PMS)女性と、そうでない女性とでは、 ロトニン受容体の数が異なっていた。上記の結果を受けて、研究者は次のようにコメントしています。 「この結果の意味するところは正確にはわからないが、 今回の知見は”うつ病”の発症率に性差がある理由と、 男性と女性では抗うつ薬投与に対する反応が異なる理由の解明に役立つだろう。」 さらに次のように続けています。 「抗うつ薬や抗不安薬を開発する場合、 有効性を男女別々に評価するとともに、 閉経前後の有効性も評価すべきであることが示された。」 今回の研究結果をニュースを知ることにより次のことを認識できました。
・「うつ病」の発症率には男女の差がある・抗うつ薬の効果についても男女において差がある・女性の場合は「月経」という要素によって、さらに個人差が出る今回の研究が「うつ病」の治療に大いに役立つことを心から祈ります。http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php |
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本日は遺伝子と性格の関係についてのお話しです。 皆様の中には心配性で悲観的という性格の人はいますか? もしかしたらそれは遺伝子が原因かもしれません。 それでは今回のお話しの元となった研究結果をご紹介いたします。 ・弘前大学 医学部 古郡講師らの研究グループによる研究。 ・調査対象は、医学生や弘大病院の職員ら352人。 ・240項目に渡る質問票を配り、回答結果を分類して数値化。 ・さらに採血により遺伝子の分析も実施。 ・上記の結果、 神経伝達物質「セロトニン」を分解する遺伝子が欠損している人は 統計的に「心配性で悲観的であり、疲れやすい」傾向にあった。ということです。つまり セロトニンを分解する遺伝子がない人は心配性で悲観的で、疲れやすい傾向にあるちなみにもう一つの神経伝達物質であるドーパミンについても同様の調査を実施いたしました。ドーパミンが不足すると、物覚えが悪くなったり、反応が鈍くなり、集中力や注意力が失われ、 無力感、無気力となることがあります。 ところがドーパミンについては「相関データ」が見つからなかったとのこです。 性格というものは後天的な要因が強いと思っておりますが、
先天的な要因も影響を与えているということなのでしょうね。 心配性で悲観的で疲れやすい性格の人がいたら、 もしかしたらセロトニンを分解する遺伝子がないことが影響しているかもしれませんね。 http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php |




