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お薬

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本日はお薬をテーマにお話しいたします。
世界中でいろいろな種類の「抗うつ剤」が発売されていますが、
どれが一番効き目があるのか、ということを研究機関が検証したようです。


「抗うつ剤」の効き目については、各製品においては
効果には大差がない、というのが通説
だったそうです。
実際の研究結果はどうだったのでしょうか・・・。
・日本、イギリス、イタリアによる共同研究。
  日本:名古屋市立大学 古川教授ほか
  イギリス:オックスフォード大学、ケンブリッジ大学
  イタリア:ベローナ大学

・1991〜2007年に世界各国で行われた
 科学的信頼度の高い効き目に関する比較臨床試験(117例)を解析。
 8週間後の効き方と副作用による断薬率を比較した。 

・対象となる「抗うつ剤」は12種類。
それでは次に気になるランキングを紹介いたします。
 1位.エスシタロプラム(SSRI)・・・日本では臨床試験中
 2位.ジェイゾロフト(SSRI)
 3位.ミルタザピン(NaSSA)・・・日本では承認申請中
 4位.ベンラファキシン(SNRI)
    シタロプラム(SSRI)
    ブプロピオン(DNRI)・・・日本では臨床試験中
    トレドミン(SNRI)
    フルオキセチン(SSRI)・・・プロザックのジェネリック医薬品
 9位.デュロキセチン(SNRI)・・・日本では承認申請中
10位.パキシル(SSRI)
11位.デプロメール、ルボックス(SSRI)
12位.レボキセチン(SNRI)
ちなみに「効き目」だけを取り上げてみると、
ミルタザピンが最も高く、レボキセチンよりも34%も高いそうです。
日本で承認されている薬では、ジェイゾロフトはデプロメール、ルボックスよりも11%高いそうです。
しかし実際のランキングは副作用によるマイナスを考慮しています。

こういう研究は重要ですよね。
「抗うつ剤」はどれを飲んでも同じ、ということではないのですから。
http://x4.iaigiri.com/bin/ll?050330000
.
http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
本日は日本とアメリカが「うつ病」の治療法に関する共同研究を開始するというお話しです。
私が知らないだけでしょうが、このような共同研究はいくつか存在するのかもしれませんね。


それでは、その内容を簡単に紹介いたします。
果たして私たちにとって役立つ研究成果を上げられるのでしょうか。
・独立行政法人理化学研究所 ゲノム医科学研究センター(日本)と
 米国国立衛生研究所(NIH)などが設立した国際薬理遺伝学研究連合(GAP)における共同研究。

・上記のGAPは、個人には体質に違いがあるから、
 本来は病気の診断・治療・予防や薬剤の投与は「個人の遺伝情報に応じた医療」が
 必要である、という考え方を実現するために設立された研究機関。 

・上記の考え方を「オーダーメイド医療」と呼ぶ。

・「遺伝的要因と抗うつ剤の有効性との関係の研究」を開始した。
少し堅い内容でしたね。
簡単に説明すると、GAPという日米共同の研究機関は、
治療方法や薬の効果には本来は「個人差」が出て当たり前である。
だからこそ個人の体質に合った治療法を見つける医療が必要である。
という考え方をしています。

そして、その考え方に基づいてGAPが研究する内容は
・うつ病の多くの患者ははSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)によって症状が改善する。

・しかし患者の中にはSSRIの効果が見られない人もいる。

・今回は「フルオキセチン」と「パロキセチン」の2種類のSSRIに注目して、
 個人ごとの「抗うつ薬」への“応答性”の違いをもたらす要因を解明する。

・この研究によって、
 ●新たな治療法の開発
 ●既存の「抗うつ薬」の使用の個別適正化
 ●感情障害のメカニズムの分子生物学的な解明
 を実現する。
となっております。

つまり簡単に言ってしまうと、
SSRIが効く人と効かない人がいるが、その原因を遺伝子レベルで解明する
ということです。
何とか成果を上げていただきたいものです。

ちなみにGAPが研究しているテーマは他にも以下のようなものがあります。
・遺伝的要因とぜんそく治療薬への応答性との関係に関する研究
・遺伝的要因と乳がん予防薬の予防効果との関係に関する研究
・遺伝的要因と乳がん治療薬(再発予防薬)との関係に関する研究
・遺伝的要因と前立腺がん治療薬の副作用との関係に関する研究
http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
本日は統合失調症をテーマとして取り上げたいと思います。
この疾患についての説明は既にご存知だと思われますので、省略いたします。
どうしても「おさらい」しておきたいという人はこちらのサイトをご覧下さい。
他にもいろいろなサイトがありますよ。


本日は研究状況を紹介したいと思います。
昨年のニュースではありますが、以下のような成果がありました。
・日本 理化学研究所(理研)、アメリカ マサチューセッツ工科大などのチームが確認した。

・別の実験では、カルシニューリンというタンパク質が働かないと、
 マウスには統合失調症に似た症状が現れた。

・上記の症状において、
 カルシニューリンに関連する遺伝子が統合失調症に関連しているかを検証した。

・統合失調症の子供がいる日本人の124家族を対象に調査を実施。

・上記の結果、4つの遺伝子が統合失調症の発症に関係していることがわかった。
ということで今回の研究では
「カルシニューリン」というタンパク質が関連している
という結論になっていますね。

ところでこの研究結果から新たな治療法の開発に結びついているのでしょうか?
本日、以下のようなニュースが配信されていました。
・大塚製薬とアメリカ ガレニア・コーポレーションは
 2005年1月から統合失調症や双極性障害などの共同研究を実施してきた。

・共同研究では、
 カルシニューリンの中枢神経系疾患への関与の可能性に着目し、成果をあげている。

・統合失調症や関連疾患に共通する記憶・認知障害に対する新たな治療法が期待されている。

・両者は共同研究の契約期間を5年から6年に延長した。
ということで、大塚製薬がカルシニューリンを使った新薬を開発中なのです。
開発が成功して、統合失調症の新たな治療薬として発売されることを心から祈っています。
http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
本日は抗うつ剤であるSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)の副作用と
その「利用」についてお話しいたします。
副作用はともかくとして、その「利用」という言葉が気になりませんか?


それでは最初にSSRIの副作用について簡単に説明いたします。
主な副作用は以下のようになっています。
●消化器系症状(吐き気)

 服用の初期に一過性の吐き気が見られることがある。
 パキシル(パロキセチン)、デプロメールやルボックス(フルボキサミン)に見られる。

●中枢神経系への影響(不安感、焦燥感、不眠、神経過敏)

 服用の初期に一過性の不安感、焦燥感、不眠、神経過敏などがある。
 日本未発売のプロザック(フルオキセチン)に見られる。

●性機能障害(性欲の低下、射精遅延,勃起障害)

 性機能障害が起こる場合がある。
 パキシル(パロキセチン)で見られる。
皆様はこれらの副作用を感じたことがありますか?
どれも不快だったり、迷惑なものですよね。
しかし海外ではこの副作用を利用しているのです。
それでは、以下は先日配信されたニュースの内容を元にして、
その利用方法を紹介いたします。
・イギリス ニューカッスル大学神経科学研究所のDonGrubin教授らが
 以下のことを政府に進言した。 

・児童への性的虐待を行った犯罪者の再犯防止のために、
 薬物投与による「去勢」を実施するべき。

・薬物投与による「去勢」は、
 スウェーデン、デンマーク、カナダ、オーストラリア、アメリカ(一部の州)で
 既に採用されており、オーストラリア以外の国では効果があった。

・性犯罪者の性欲抑制に用いられる薬物には2種類。
 一つ目がSSRIで、性欲減退の副作用を利用する。
 二つ目が男性ホルモンの「テストステロン」の数値を下げる薬物。

・薬物の投与は刑期を終えた受刑者らを対象とするもので、
 再発防止を目的としている。
日本では考え付かないような利用法だと思いませんか?
欧米では性犯罪とくに児童に対する犯罪を、日本以上に重く見ているため、
このような利用を実施しても理解を得られるのかもしれませんね。

犯罪を防止することは間違いなく重要だと思いますが、
本来、治療薬である抗うつ剤がこのような使われ方をすることには複雑な思いを感じます。
http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php

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本日は薬の飲み方についてのお話しです。
メンタルヘルスというよりは、健康管理全般に関係するお話しです。


皆様は飲み薬を飲む時に、何を使って飲んでいますか?
ほとんどの皆様が「水」ですよね。
......意外性はありませんが、やはり「水」が正解のようです。

ところで薬と食べ物の食べ合わせ・飲み合わせについての
新しい研究結果が発表されていましたので、紹介いたしますね。
・カナダのウェスタンオンタリオ大学による研究結果。

・グレープフルーツ果汁が薬剤の作用に影響を及ぼすことは
 以前から知られていた。

・グレープフルーツ以外の果物でも、
 オレンジやリンゴの果汁が一部の薬剤の吸収率を低下させる可能性が
 あることが判明した。

・上記の果汁で薬剤を服用した場合には、薬剤によっては、
 水で服用した場合に比べて、薬剤の吸収量が半分にまで低下するものもある。

・原因としては、
 薬剤を取り込む「輸送体」の作用を妨げて吸収率を低下させる物質が含まれていたり、
 薬剤代謝酵素が薬剤を正常に分解するのを妨げる物質もあった。
ちなみに今回の研究で明らかになった、
オレンジやリンゴとの飲み合わせが悪い薬剤は以下のものです。
抗癌薬エトポシド(ベプシドほか)、
高血圧治療および心疾患予防に用いられるアテノロール(テノーミン)
およびtalinolol(Cordanum)などの一部のβ(べータ)遮断薬、
臓器移植の拒否反応の抑制に用いるシクロスポリン(サンディミュンほか)や、
シプロフロキサシン(シプロキサシンほか)、
レボフロキサシン(クラビット)、
イトラコナゾール(イトリゾールほか)など一部の抗生物質がこれにあたる。
上記以外の薬剤に対しても影響があるかもしれませんね。
ということで結論として、
薬剤は水で飲むのが最も安全
ということですね。
さらに今回の研究者からは次のアドバイスが紹介されていました。
たくさんの水を飲む
水を一口だけで飲んでしまのではなく、
コップ1杯分の水を使ってを飲む方が、錠剤が溶けやすくなる。
温水よりも冷水で飲む
温水よりも、冷たい水の方が早く胃を通過し、薬剤が小腸から血液中に早く送られる。

皆様の薬の飲み方は正しかったですか?
※参考記事「医薬品と食べ物との悪い相性
http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php

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