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精神医学

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本日は「脳」に関する最新の研究についてです。
ニュースでとても興味深い実験結果について報道されていたので、
ぜひご紹介させて下さい。


その興味深い実験結果とは以下のようになっています。
・国際電気通信基礎技術研究所などの研究チームによる研究成果。

・被験者に約400枚の画像(単純なパターンの図形)を1枚当たり12秒間見せて、
 磁気共鳴画像装置(fMRI)で脳の血流の変化を測定した。

・脳の血流変化のパターンと見せた画像とをコンピューターに学習させた。

・次にアルファベットなど新たな模様の画像を見せて、同様に脳の活動を測定した。

・その結果をプログラムで解析すると、ほぼ元の画像を再現できた。
つまりこういうことですね。
脳の血流の変化を分析することによって、その人が見たイメージを再現できた。
脳内の変化を捉えたわけですから、実際に見たものでなくても、
頭に思い浮かんだことでも再現可能というわけですね。

このニュースでは将来の可能性について、次のように書かれています。
・技術を発展させれば、寝ている人の夢を画像として取り出すことも可能。

・幻覚症状を伴う精神疾患の新たな治療法の開発につながる。

・測定精度を上げていけば、カラーでの再現も可能。

・視覚だけでなく他の感覚にも応用できる。
 将来は感情など複雑な心の状態も読み取れるようになるかもしれない。
頭の中にあることを覗かれてしまうなんて、とても恐いことですが、
「幻覚症状を伴う精神疾患の新たな治療法の開発につながる」
という点には注目したいですね。
この研究が統合失調症などの幻覚症状の仕組みを解明し、
新たな治療法が開発されることを心から祈ります。
http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
本日は慢性疲労症候群のお話しです。
皆様はこの病気のことをご存知でしょうか?
病名を聞いたことはあるのではないでしょうか。


それではこの病気についてお話しいたします。
この病気は20年ほど前から存在が明らかになってきたました。
休んでも疲れが回復せずに、生活に支障をきたす疲労が6ヶ月以上続く
場合には慢性疲労症候群の可能性があります。また、
身体と心の両方のバランスが崩れて重症化するため、「うつ症状」と似ている
という特徴もあります。

慢性疲労症候群について、構成労働省が設定した基準は以下のとおりとなっています。
●大基準(前提条件)
1.生活が著しく損なわれるような強い疲労が少なくとも6ヵ月以上続くか、
  再発を繰り返している。
2.検査によって他の病気がないことが明らか。

●小基準
 ・自覚症状
  以下の症状が6ヶ月以上に渡り続く、あるいは再発を繰り返すこと
    1.徴熱または悪寒 
    2.喉の痛み 
    3.リンパ節が腫れている 
    4.筋力の低下 
    5.筋肉痛 
    6.軽い労作後に24時間以上続く全身の倦怠感 
    7.頭痛 
    8.関節痛 
    9.精神症状(物忘れ、思考力低下、集中力低下、抑うつ など) 
   10.睡眠障害(過眠、不眠) 
   11.発症時、主たる症状が数時間から数日の間に出現 

 ・身体所見
  少なくとも1ヶ月以上の間隔をおいて2回以上医師が確認
   1.微熱がある 
   2.喉の炎症 
   3.リンパ節が腫れている
上記の症状が出るためにいろいろな病院に行っても「異常なし」と診断されるために、
結果的にドクターショッピングを重ねることもあるそうです。
そのような状態はとても辛いことでしょうね。

この病気の原因は「ウイルス」と「ストレス」と言われています。

治療法ですが、メンタルな症状の強い場合にはカウンセリングや、
運動療法、漢方薬が勧められるとのことです。
さらに早寝早起き、3食の食事、日光浴など人の生活のリズムの改善も重要とのことです。
ちなみに健康食品のペプチドやビール酵母エキスに効果があるというお話しもありますね。
http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
本日は社会不安障害(SAD)についてお話しいたします。
皆様はレストランで食事を食べたり、人前で話すことに恐怖を感じますか?
社会不安障害の患者さんはこれらの行為に恐怖を感じてしまうのです。


それでは最初に社会不安障害(SAD)のことを簡単に説明いたします。
人前に出て「話す」「食べる」などの特定の行為の際に、強い不安や恐怖を感じる病気です。
人前でこれらの行為を行おうとすると、それに対する恐怖感から、
腹痛や吐き気などの身体症状が現れ、日常生活や仕事などに支障をきたします。
「特定の行為」の例
・趣味のサークル、PTA、ゼミ等のグループ活動に参加する 
・レストラン、喫茶店、居酒屋等で飲食をする 
・職場や学校など、人前で仕事をしたり字を書く 
・会議やゼミ等他の人たちがいる部屋に入る 
・人と目を合わせる 
・来客を迎える 
・自分を紹介される 

身体症状の例
・手足が震える 
・息が苦しくなる 
・動悸がする 
・大量の汗をかく 
・顔が赤くなる 
・声が出なくなる 
・頻繁にトイレにいきたくなる など
さて日本での患者さんの状況ですが、
2005年に次のような調査が実施されていました。
・アステラス製薬、ソルベイ製薬、明治製菓による調査結果。

・インターネット調査により、
 全国の10代後半〜40代の一般生活者の男女600人を対象に実施。

・「社会不安障害」の病状の詳細に説明せずに状況を聞いたところ、
 ”人から注目されると怖くなったり、戸惑ったりする”と回答した人は46.1%だった。

・さらに上記の”恐怖”や”戸惑い”によって、
 ”仕事や社会生活が妨げられたり、苦痛を感じたりする”と回答した人は8.0%だった。

・社会不安障害の病状の詳細を説明した上で、
 その症状が自分自身に当てはまるを尋ねたところ、
 ”自分にあてはまると思う”と回答した人が13.4%だった。

・社会不安障害について「病気の内容まで知っている」と回答した人は5.5%。

・上記の症状により”仕事や社会生活が妨げられたり、苦痛を感じたりする”と回答した
 49人のうち身体症状(手足、全身、声の震えなど)がある43人に
 ”受診の有無”を尋ねたところ74.4%が”受診しない”と回答した。
上記の結果をまとめると、
社会不安障害の可能性のある人が約7人に1人の割合となっている。
潜在的には多くの人に可能性があり、決して珍しい病気ではないということです。
しかし病気の内容を知っている人は5.5%と少なく、
認知度が低い病気
となっています。

ところで原因についてですが、実はよくわかっていません。
神経伝達物質のドーパミンやセロトニンが不足していることだけは分かっています。
したがって治療にはSSRIが使用されます。

ところで社会不安障害の患者さんは働くことが困難と言われています。
また少し前に話題となった”ニート”という現象も、
社会不安障害が大きく関係しているという分析もあります。
そして今年になって以下のような研究結果が発表されました。
・昭和大学 薬学部 亀井教授による報告。

・社会不安障害の患者は就労が困難である点に着目し、
 就労できないことにより社会的な損失額を試算した。

・その結果、男性で1兆236億円、女性で4559億円、
 合わせて1兆4795億円の労働損失だった。
結論として、
早期の治療が損失額の減少に寄与するため、1人でも多くの患者を治療することは患者本人だけでなく社会や日本経済にも重要
としています。
社会不安障害以外の精神疾患についても同じことです。
1人でも多くの患者さんを救うことが結果的に社会にとってのメリットとなります。
社会全体の共通の課題ととらえて頂きたいものですね。
http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
本日は「人間の直感」には根拠があるというお話しと
その事実と統合失調症との関係についても少しお話しいたします。
少し難しい内容ですが、出来るだけ簡単に簡潔にいたしますので、
どうかお付き合い下さい。


それでは本日のお話しの元となった研究結果を紹介いたします。
・フランス パリ 神経画像研究センターの
 神経科学者Mathias Pessiglione氏らのチームによる研究結果。

・実験の対象者(被験者)に対して、
 500分の1秒という短時間に、1つのヒントの画像を見せた。

 →人間の視覚で意識することは不可能な時間。
 →念のために確認したが、被験者たちはこのヒントを覚えていなかった。

・上記のヒント画像の後に、
 金銭的な報酬が発生するかどうかを直感で判断して、
 正解のボタンを押す実験に参加した。

 →「例えば○○○という状態の場合に儲かりますか?」
  というな少し難しいクイズを出題して、直感で答えさせたのでしょうね。

・正解すると何かの報酬が貰える場合に限って、正解率が63%にも達した。

・一方、報酬がない場合の正解率は「偶然」と同じ程度に過ぎなかった。
つまり、こういうことです。
ご褒美がもらえる時には、500分の1秒しか見ることができないヒントを元に、正解率が63%にも達した。
しかし不思議なことに、
ヒント画像については何も覚えていない(認識していない)
ということなのです。
本日は難しい専門的な解説は省きますが、これって「無意識」というやつですよね。
今回の実験は、「報酬を貰える」という動機付けがあることによって、
この無意識の能力が飛躍的に高まるという実験結果でした。

それでは、この直感について、もう少し説明いたします。
Pessiglione氏が次のような具体例を挙げています。
・ポーカーをしていると、
 あのプレイヤーはブラフ(はったり)をしていると
 何かが教えてくれる瞬間がある。

・そして、賭け金を上げるべきだ、という「直感」が働くことになる。

・ただし本人にもその理由はわからない。

・しかし金(掛け金)が手に入るという形で報われる。
この場合は短時間ですが何かを見ていて、
それが無意識のままですが、頭の中にはその事実が存在している、
という状態ですね。
これを直感と呼ぶということですね。

ところで研究者のPessiglione氏は、まだ研究していないという前置きをしたうえで、
次のようにコメントしています。
統合失調症の患者さんは「直感」の能力が、その他の人よりも優れている可能性がある
それが事実だとしたら、
他の人では意識できないような、些細な現象までも、無意識のまま、敏感に感じ取っているかもしれない
ということですね。
http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
本日は最新の医療技術を話題にします。
うつ病の診断を客観的に判断する方法が研究されて、
実用化されたというお話しです。


それでは今回のお話しの元となった研究を紹介いたします。
・香川労災病院 勤労者メンタルヘルスセンター長の小山文彦医師による。

・SPECTと呼ばれる脳の血流量を測定する診断機器を用いて、
 うつ病と診断された労働者の脳を継続調査した。

・うつ病の不調期には、
 前頭葉や頭頂部に血流の低下が認められ、
 うつ病の回復にともなって、血流が増加した。

・健康な労働者では上記のような明らかな血流の変化はなかった。

・なお平均脳血流量は「うつ病」不調期でも回復期でも変わらず、
 血流低下は部分的なものだった。

・さらに上記の方法で、
 過剰労働による疲労の蓄積や睡眠不足についても、
 脳血流の変化によって客観的に評価できる。

※SPECT:単光子放射線コンピューター断層撮影装置
つまり簡単に言うとこういうことですね。
うつ病になると脳の前頭葉や頭頂部に血流が減り、うつ病が回復すると血流が増える。
この現象を利用して、
脳の血流の状態を測定することにより、うつ病の状態がわかる
研究者の小山医師は次のように評価しています。
・「うつ病」の診断では、従来は患者の自覚症状や患者との対面で判断してきたが、
 誰が見てもわかるような客観的評価ができる“物差し”が確認できた。

・レントゲン写真のように、「うつ」の回復や病状を患者の目の前で示すことにより、
 より効果的な治療、予防が可能になる。

・労働者の「うつ病」予防や職場復帰などの際に活用できる。

現段階では「うつ病」でのSPECTを用いた脳血流量の診断は
保険外診療とのことですが、この方法が確立して、一日も早く普及するといいですね。

「うつ病」と脳の血流がテーマでしたが、
過去に脳の血流を増やす方法についての記事を書いたことがあります。
よろしければ、こちらもご参照ください。
ギンコがメンタルに良いそうです
カレーの食べ方を変えて、脳内血流を改善しましょう
カレーの効能(脳内血流の上昇)
http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php

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