降り続く雨

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社会問題

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こんにちは。「降り続く雨」の”のえる”です。
本日は企業のメンタルヘルス対策についてです。


NHKのサイトに次のようなコラムが掲載されていました。
とても興味深い内容だったので、皆様にご紹介いたします。
●日本製紙の場合
 ・社員の精神疾患を予防するために
  約5800人いる社員全員を対象に調査を実施。

 ・上記の結果をもとに、
  職場ごとのストレスの大きさを数値化した。

 ・そして、職場が抱える問題の「深刻さ」を把握して、
  人間関係の改善、仕事量の軽減などによて、
  ストレス原因を解消する試みを進めている。

●AIU(外資系保険会社)の場合
 ・新入社員を対象にした研修に合気道を取り入れて、
  精神力を養うため日本古来の武道の効果を利用した。

 ・今後は新入社員だけでなく、
  中堅社員などにも対象を広げていくことを検討中。
つまり簡単にまとめてしまうと、
精神疾患防止のために大手企業が取り組みを始めている
ということですね。

企業がメンタルヘルス対策に乗り出すということは、
それだけ余分なコストがかかってしまうと心配ににってきますね。
しかし、次のようなコメントがあります。
・横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンターの
 山本晴義センター長の指摘。

・景気の低迷などで仕事のストレスを感じる人は増えている。

・精神疾患の予防の費用は治療費の100分の1で済むとされ、
 企業は予防にもっと重点を置くべき。
病気を発症してから治療するよりも、
予防に力を入れたほうがコストも少ない
ということですね。
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http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
こんにちは。「降り続く雨」の”のえる”です。
本日のテーマは”自殺”です。
最近は軽い記事が続きましたが、
今回はしっかりと考えさせるテーマです。


先日、次のような統計が発表されていました。
3月の全国の自殺者数は昨年より6.6%減少した。
警察庁の暫定集計による数値で、
自殺防止キャンペーンを行ってきた政府は
「支援を求めやすい雰囲気をつくった効果が出た可能性がある」
と評価しています。

しかし、一方では次のような統計も発表されていました。
・厚生労働省が発表した2009年度の調査結果。

・生活保護受給者の自殺者は1045で、
 自殺率は人口10万人当たり62.4人で、
 国民全体の自殺率(10万人当たり約25人)の2倍以上。

・2007年の自殺者が577人、2008年が843人と
 年々増え続けている。

・受給者で精神疾患などを持つ人の割合は16.4%で、
 全人口での推定患者割合(2.5%)を大幅に上回っている。
 ※2008年調査結果

・うつ病などの精神疾患を抱える人が多いことが原因とみている。

・厚生労働省としては平成11年度以降に
 精神保健福祉士を全国の救護施設に配置し、
 福祉事務所の精神保健福祉士も増員する方向で検討している。
つまり簡単にまとめてしまうと、
生活保護受給者は一般の人よりも精神疾患の割合が高く、
自殺率は2倍を超える
という調査結果でしたね。

政府にはこの現状を問題視していただきたいです。

こんにちは。「降り続く雨」の”のえる”です。
本日は看護師さんたちの「意識」についてのお話です。


これは医療介護CBニュースというサイトに
掲載されていた意識調査の結果です。
医療現場では患者さんと直接に接する立場の看護師さんたちは
精神疾患の医療に対して何を感じているのでしょうね。
・日本精神科看護技術協会が看護師などを対象に
 実施した意識調査の結果。

●「精神疾患に関して、一般の方々の知識は
  以前に比べて正確になったと思いますか」
  →「誤解は減っていない」が40.6%
   「正確になっている」が18.1%
   「どちらともいえない」が41.3%。

●精神疾患の患者が初めて医師の診察を受けるタイミング
 →「やや遅い」が45.4%
  「遅い」が41.6%
   ※遅いと感じている人が9割近くに上っている。
  「やや早い」が1.6%
  「早い」がゼロ。
  「適切である」が3.5%
  「特に傾向はない」が7.8%
つまり簡単にまとめてしまうと、
一般の人の精神疾患に対する誤解は減っておらず、
患者が診察を受けるタイミングは遅い、と看護師が感じている
ということですね。

どんな病気も早期発見早期治療は原則です。
精神疾患に対する正しい理解が進んで、
患者さんが早期に診察を受けられるような社会が理想ですね。
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こんにちは。「降り続く雨」の”のえる”です。
本日はアメリカで起きた痛ましい事件についてです。


精神疾患の治療に使われるべき「抗うつ剤」を
意図的に誤った使い方をしてしまった事件をご紹介します。
・2006年12月12日、レベッカ・レイリーちゃん(当時4歳)は
 その日の夜に苦しくて「ママ…、ママ…」と何度も呼び続けた。

・母親は躁うつ病の薬を与えて、
 そのまま眠りについて、翌朝起きた時には、
 両親の寝室の外でレベッカちゃんは息を引き取っていた。

・母親と父親の間には他に子どもが二人いるが、
 子供たちが大きな声を出した時などには
 ”寝付きが悪い”“うるさい”などの理由で
 無理矢理飲ませ続けていた。

・警察は2人を逮捕し、裁判所は母親に第2級殺人罪、
 父親に第1級殺人罪の有罪判決を下した。

・死亡したレイリーちゃんは2歳の時から薬を飲ませられ続け、
 担当の医師も過剰投与を知りつつも処方を続けていた。

・この医師は、子供たちが通う児童施設の教員などから
 事情を聴取することもなく、
 わずか1時間半程度の診察で躁うつ病と診断した。

・夫婦は子どもが精神疾患という理由で国から保護を受けていた。
という事件でした。

薬をこんなことに使うなんて、許しがたいことですね。
この子どもたちが本当に精神疾患だったのかはわかりませんが、
子どもを生活保護の道具に使ったとしか思えないような酷い事件でした。
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こんにちは。「降り続く雨」の”のえる”です。
本日は日本の医療政策への「提言」についてです。
皆様もいろいろと不満や不安を感じることはありますよね。


それでは、民間組織「こころの健康政策構想会議」の
提言をご紹介いたします。
今年の5月末までに厚生労働大臣に提言することを
予定しているそうですよ。
・組織のメンバーは精神疾患の患者・家族12人と
 医師、看護師、心理士、保健所職員らの計57人。

・下記の点を問題視している。
 ・「うつ病」患者が急増していること。
 ・統合失調症で入院する患者が減らないこと。
 ・統合失調症患者への薬の多剤大量投与。
 ・長期入院が患者の社会復帰を妨げていること。

・下記を提言する。
 ・医師、看護師、そして心理士が協力する「チーム医療」の結成。
 ・上記の「医療チーム」が患者宅を訪問する体制の構築。

 ・患者1人あたりの30分の診療時間の実現。
つまり簡単にまとめてしまうと、
精神科医、患者、心理士などが共同で政策提言の組織を結成
したということですね。

ちなみに「医療チーム」の制度は海外でも成功した事例とのことです。
提言したからと言ってすぐに実現に向かうものでもありませんが、
医療制度の向上に役立って欲しいものですね。
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