降り続く雨

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脳について

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こんにちは。「降り続く雨」の”のえる”です。
本日は”ネガティブなこと”についてです。


皆様は良い事と悪い事があった場合に、
どちらの印象が強く残りますか?
・アメリカ シカゴ大学の
 John Cacioppo博士による研究結果。

・被験者に3種類の写真を見せた。
 1.ポジティブな感情をもたらす写真
 2.ネガティブな感情をもたらす写真
 3.どちらでもない(中立的な)感情をもたらす写真

・写真を見せながら、
 脳の大脳皮質での電気的活動を記録した結果、
 ネガティブな写真に一番強く反応していた。

・ネガティブなことに強く反応する脳の働きは、
 自分を害から守るために発達したと考えられる。
つまり簡単にまとめてしまうと、
人間の脳はポジティブなことよりも、
ネガティブなことに強く反応してしまう
という研究結果でしたね。

人間は良いニュースよりも、
悪いニュースに反応してしまうことは自然なことだったのですね。
決してネガティブな性格が原因というわけではなかったのです。
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こんにちは。「降り続く雨」の”のえる”です。
本日は数学のお話です。


皆様は数学は得意でしたか?
ある方法によって、脳の数学の能力が向上するそうです。
・イギリス オックスフォード大学の
 コーエン・カドッシュ氏のチームによる研究結果。

・15人のボランティアを対象にして、
 脳の頭頂葉(数学的思考に関係している)に
 6日間に渡って電気の刺激を与えた。

・その後、数学のパズルを解いてもらい、
 問題を解く”速さ”と”正確さ”を測ってみた。

・上記の結果、どちらも向上しており、
 最長で6ヶ月間も効果が続いた。
つまり簡単にまとめてしまうと、
脳の頭頂葉に電気の刺激を与えると、数学の能力が向上する
という研究結果でしたね。
最長で6ヶ月間も効果が継続するというのですから、
こちらについても驚いてしまいますね。
ちなみに現在は脳の中でどのような変化が起きたのかを
調査中とのことです。

ところでカドッシュ氏のチームは関連する研究にて、
脳の深部に電極からの刺激を与えることにより、
重度の強迫性障害の患者の症状を改善できる可能性がある
と発表していました。

電極を差し込むことには抵抗がありますが、
電気刺激の研究については将来が期待できそうですね。
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こんにちは。「降り続く雨」の”のえる”です。
本日は暴力的な映像の脳への影響についてです。


暴力的なシーンが激しい映画やゲームには
年齢制限が設けられていますね。
青少年への考慮しての措置ですが、
実際に影響はあるのでしょうか。
・アメリカ 国立神経疾患・脳卒中研究所の
 ジョーダン・グラフマン氏による研究結果。

・14〜17歳の少年22人を対象に実験。

・暴力的なシーンを4秒ずつランダムに見せて、
 fMRI(機能的磁気共鳴断層撮影)で脳の活動を記録し、
 指には発汗量の変化を測定する装置を付けて、
 刺激に対する感情的な反応を観察した。

・上記の結果、暴力の度合いが高いシーンが増えれば増えるほど、
 脳の「眼窩(か)前頭皮質(OFC)の外側部」の活動が低下し、
 指の発汗量も変化しなくなった。

・一方で、暴力の度合いの低いシーンを見続けた場合には、
 上記の傾向は見られなかった。
つまり簡単にまとめてしまうと、
暴力的なテレビ、映画、ビデオゲームなどを
繰り返し視聴した少年は暴力に対して鈍感になる
傾向があるという研究結果でしたね。

研究者はこの結果について次のように指摘しています。
「暴力的な映像にさらされ続けることで、
 若者が暴力に鈍感になり、暴力を受け入れるようになり、
 攻撃的な行動をとる可能性が高まる。」

暴力的なコンテンツを規制するだけではなくて、
大人によるフォローも大切だと思います。
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こんにちは。「降り続く雨」の”のえる”です。
本日は痛みを緩和する方法についてです。


皆様は指を火傷した時に火傷した箇所を
反対側の指でギュッっと押さえてしまうことはありますか?
ジャンルは「脳」になります。
・イギリス ロンドン大学の
 Marjolein P. M. Kammers氏の研究結果。

・被験者の人差し指と薬指を温水に入れて、
 中指を冷水に入れると中指を火傷したように感じる
 という錯覚を利用して、
 被験者に中指を火傷したように錯覚させた。

・一部の人には反対側の手を”患部”に触れさせて、
 その他の人には他人の手を触れさせた。

・上記の結果、自分の患部を自分の手で触れた人は
 感じる痛みが64%少なかった。
自分の患部に自分の指を触れることを
「セルフタッチ(self-touch)」と言います。

そして、今回の研究をまとめてしまうと、
セルフタッチによって痛みが緩和する
という研究結果ですね。

ちなみに原因ですが、脳が関係しているようです。
脳は自分自身の体の各部分の「青写真」を持っています。
腕や足を切断した人が無いはずの四肢に感じることがありますが、
これは「脳内の青写真」と実際の痛みがズレている状態です。
この痛みは「青写真」が適切に修正されると軽減されます。

つまり今回のセルフタッチは、患部に触れることによって、
脳の「青写真」が適切な状態に修正されて、
痛みが緩和された可能性があるということですね。

ちなみに今回の研究者は、
「”痛み”は単に身体からの信号が脳に届くものではなく、
 脳が現在の体の状態をどのように描いているかによって、
 脳内で調節されるものである」
とまで言い切っています。
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こんにちは。「降り続く雨」の”のえる”です。
本日は片頭痛の原因についてです。


皆様は片頭痛に悩んでいますか?
遺伝子が原因かもしれないという研究結果が届きました。
ナショナルジオグラフィックに掲載されていた内容を
皆様に簡単にご紹介いたします。
・イギリス ウエルカム・トラスト・サンガー研究所の
 アアルノ・パロティエ氏の国際的なグループによる研究結果。

・欧州に住む2700人を超える片頭痛患者と
 片頭痛の症状の無い1万人を超える人の遺伝情報を比較。

・上記の結果、片頭痛患者の25%から、
 グルタミン酸(神経伝達物質)に影響を与える
 「EAAT2」というタンパク質を制御する遺伝子の変異が見つかった。

・EAAT2は機能を終えたグルタミン酸を除去する役割があり、
 グルタミン酸が脳内に蓄積されることが原因と考えられる。

・過去の研究では、
 てんかん、統合失調症、気分障害や不安障害などと
 関連があるとも言われている。
つまり簡単にまとめてしまうと、
「EAAT2」という遺伝子の異常によって、
グルタミン酸が脳内に蓄積されることが片頭痛の原因
という内容でしたね。
さらに、
「EAAT2」はてんかん、統合失調症、気分障害、不安障害と関係している
という研究結果もあるようです。

ところで、今回の研究はまだまだ続くようです。
片頭痛の治療薬が開発されるのは、もう少し未来のことですね。
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