フォーレのレクイエムについて
−−ポプル盤の解説(長谷川勝英氏)のものより抜粋
作曲家の音楽性、人間性、そして信仰のすべてが盛り込まれる《レクイエム》。
名作の誉れ高い古今の《レクイエム》は、モーツァルトにしても、ケルビーニにしても、ベルリオーズ
にしても、ヴェルディにしても、いずれもその作曲家の音楽を集約したような、個性豊かな作品ばかり
である。時折「あまりにもドラマティックな《レクイエム》」とか「まるでオペラのような《レクイエム》」と言った批評を目にするが、それは的外れな非難ではないだろうか。
フォーレの《レクイエム》も今挙げた作品に互する、独自の世界を築き上げた傑作である。
ガブリエル・フォーレ(1845〜1924)は、1885年になくなった父親を追悼するために書き始めたようだが、
ほとんどは母親が亡くなった1887年12月31日からの短期間で作曲され、1888年1月16日にパリのマドレーヌ教会でしょえんされた。パリの聖オノレ・デロー教会のオルガニスト、聖シュルピス教会の副オルガニストを務めたフォーレは1874年からこのマドレーヌ教会でオルガンを弾くようになり、1877年に合唱長に就任していたから、ちょうどこの時代に《レクイエム》は初演されたことになる。
(中略)
ベルリオーズ、デュリュフレの作品とともに「フランス3大レクイエム」に数えられているフォーレの
レクイエムは叙情的で洗練された音楽によって作られた至高の作品で、遺体が墓地に運ばれる際に歌われる「楽園にて」で死者の天国での永遠の安息を心から祈りつつ曲は静かに閉じられる。
−−曲の構成−−(クリヴィヌ盤の解説より抜粋)
1:入祭唱とキリエ (入祭唱はミサに先立って死者の永遠の安息を願い、キリエは主なる神とキリ ストに憐れみを求める)
2:奉献唱 (この奉献唱は死者の霊を地獄から救い、捧げる犠牲を受け入れる事を願う)
3:サンクトゥス (神を聖なるものとして賛美する祈り)
4:ピエ・イエズ (死者の安息を主に願う祈り)
5:アニュス・デイ (永遠の安息を「神の小羊」−キリスト−に願うが、フォーレはこの祈りに
聖体拝領の典礼文を結びつけている)
6:リベラ・メ (「レクイエム」につづいて棺の傍らで「最後の審判の日に死からの解放」を祈る)
7:天国にて(典礼では「リベラ・メ」につづいて埋葬の祭に天使が死者の霊を天国に導くことを祈る)
のっけから文字が沢山ありますね^^;
コレ打つだけでも疲れました。しかしこれからフォーレクに対する偏愛っぷりを書かねば!
それに「チェリビダッケって誰だっけ?」についても書かねば!
以前にも書きましたがこの曲は短大時に聖歌隊に入っていてリサイタルで歌ったものです。
まさしく青春のひとコマといいましょうか一番思い出深きものです。
ほらね^^そこにたぬきが大きな口あけて歌ってるでしょ♪
もう一枚は1年生の時のリサイタルのLPです。
さすがに聖歌隊だけあって聖書に十字架の影が映ってるジャケット。凝りに凝っておりますなぁ^0^
そして20代の頃、辛い時、悲しい時、疲れた時など元気をもらいたい時には必ずフレモー盤を
聴いていました。(フレモー指揮/バーミンガム市交響楽団1977年録音)
しかしLPは今はもう聴けないので(レコード針がナイッ)
新たにひさやんに頼んでCDを買ってきてもらいました。
よく聴くのはコレです。(LP盤と同じ録音のものです)
しかしながら今回この記事を書くにあたってフレモー盤以外に所有していたものをあれこれ聴いてみました。
クリヴィヌ指揮/国立リヨン管弦楽団
デュトワ指揮/モントリオール交響楽団
ポプル指揮/ロンドン・フェスオーケストラ
コルボ指揮の輸入盤(どこのオケかわからん><)
チェリビダッケ指揮/ミュンヘンフィル(これも輸入盤1984年演奏のものみたい^^;)
もし、聴いてみよっかなぁ〜って思われるんでしたらば
クリヴィヌ指揮のものが一番いいかと。。。
コレは初演されたマドレーヌ教会で1988年10月から11月に
かけて録音されたものみたいです。教会の響きもいいかと。。。
好い演奏ですよ。デンオンから出てるみたいです。
「ラシーヌ雅歌」や「マスクとベルガマスク・・オーケストラのための組曲」も入ってるので
お得感もあります。特にラシーヌはこれまた大好きな曲で結婚式の披露宴でBGMで流しました♪
(その曲が流れた途端、涙がポロポロこぼれてしまったのを覚えてます。その時ひさやんは横で
私の涙にも気づかずに「このメロンおいしい〜〜☆」と喜んでましたが。。。天下泰平なヤツ^^;)
フォーレのレクイエムの中でどの曲が一番好きかと質問されると困ってしまいます。
しいて言えば5番のアニュス・デイでしょうか。
バイオリンの奏でるフレーズを繰り返し流れる中、男声のメロディーが絡んでくるあたりがいい!!
「センピテルナンレクイエーム」と歌ったあとにくるオケのフレーズがこれまたいい!!
そしてその直後にソプラノがまるで天から日の光が射してくるみたいに(天使のはしごのアレね)
「ルーーーーックス」と入ってくるともう背中あたりからゾワゾワゾワ〜〜〜〜!とふるえちゃう。。。
チェリビダッケさんの指揮のものを聴いてこのアニュスデイの「ルックス」のあたりで
感動して泣いてしまいました。
どうも歳を重ねてくるとなんでもかんでも感動して涙もろくなりますなぁ^^;
バックを流れているヴァイオリンのフレーズのなんと優しい響き。
なんとしてでも私の葬式にはこの曲を流してもらわなアカン!とまた心新たに思いましたよ。
息子達にしっかりはっきりと言っておかないと。。。
7番目の「楽園にて−イン・パラディズム」の天使が舞い降りて天国へと導いてくれる曲を聴きながら
(この曲はこの世のものとは思えない美しさ、清らかさです)
皆さん亡き私を偲んでくださいね。
フレモー盤を愛聴しておりましたがこれは思い出の盤ということにして大事にしつつ
チェリビダッケさんのこのCDをこれからずっと聴いて40代の思い出を新たに作っていこうかなと。。。
最初チェリさんのを聴きはじめた時
「やっぱりだいぶテンポが遅いなぁ。フォーレのおフラ〜〜〜〜ンスな感じがないんじゃないの?」
「重い。。。しかしながらモッタリとはしていない。さすがじゃ。」
「厳かと言う点では納得ね」
「このテンポで歌わなアカンのは合唱団には辛いぞ〜〜〜><どこで息継ぎすればいいの?」
「ソプラノの高音部分でこのテンポは死ぬぞ。。。」
と、あれこれ思ってたんですが
「アニュスデイ」でKOです。
そして「リベラ・メ」の解釈の仕方が今までの指揮者と違う!!
この拍のとり方(ッて言う表現でいいのか?)は何ぞ??絶対に今でのとは違う!
でも。。。しかし。。。コレを聴いていくと頭の中に葬列の場面が浮かんでくる。
あの拍のとり方は葬列の重い歩みを意味するのか?男声ソロは葬列の中から一人出てきて歌うそんな感じか?
その歌に沿うように葬列の者みんなが歌って個人を偲びながら歩むという表現なのか?
埋葬する墓地を目指していくんやな。ほんでもって7番の天国のような美しい調べに
移っていくっていうわけやな。。。こんな「リベラ・メ」を聴いたのは初めてやっ!
6番の重さと対照的に
7番は軽い。と言う書き方は変だけど軽やか。それこそ天使が舞い降りた雰囲気なのよ。
曲を聴いててこんなに頭にぱぁ〜〜〜〜っと映像が浮かんでくるなんて
チェリビダッケさん。。。やはり凄い。。。
そして「チェリビダッケって誰だっけ?」の質問には
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%80%E3%83%83%E3%82%B1
こちらをクリックしてご覧下さい^^(ムッチャ手抜きって言わんとってね。もう語るのに疲れました)
私も「へ〜!ふ〜〜ん!ほ〜〜!」でした☆
長らくのご清聴に感謝いたします。
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視聴もできるよ〜〜〜♡
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2006/5/19(金) 午後 9:02
ありがと〜〜〜〜!!!!mom!・・・って買っちゃったのね〜!コレを最初に聴いちゃうと言う所が凄いぞ!もしよかったら他のと聴き比べてみてみて!!面白いから。
2006/5/19(金) 午後 10:12
ヒルティさん、コメの順番ぬかししちゃってゴメンナサイ!!ちょっと興奮してしまったの^^;お気に召していただければ嬉しいんですが。でもヒルティさんの持ってらっしゃったクリヴィヌ盤もいいですね♪ヒルティさんのお薦めのものも聴いてみたいなぁ。。。ひさやんを説得して買ってもらおう(自分の財布を傷めない私^^;)TBありがとうございます。ゆっくり読みに参りますね☆クリュイタンス盤欲しいな。。。私はこの前手持ちの分だけですがラシーヌ雅歌の聴き比べをしました。こういうのも楽しいですね^^
2006/5/19(金) 午後 10:17
ヒルティさんTBありがとうございます☆
2006/5/19(金) 午後 10:18
背中あたりからゾワゾワゾワ〜を体験したいっ!!結婚式や葬式って、好きな曲をかける事多いけど、こういうの知ってたら絶対こっちをかけてもらいたいと思うわよね。で、たぬきはどれだ?
2006/5/20(土) 午前 10:42
ひとみっちー、前列左から6番目やん^^ほら尻尾がでてるやろ〜〜鳥肌立つ感動っていいよね〜〜〜♪
2006/5/21(日) 午前 0:38
チェリビダッケのCD買ってしまいました。管弦楽が彼らしい仕上げで、素晴らしい。歌いにくさなんて考えていないのでは。アニュス・デイの前奏は速いテンポ?で驚き。そしてリベラ・メは圧巻!それにしても、前後の拍手なんてなぜ入れているのでしょうね。絶対にいらない!ヒルティ君のブログに《レクイエム》関連記事を2つ掲載しましたので、ぜひご覧ください。
[ Karl ]
2006/5/24(水) 午前 11:37
外はひどい雷雨ですねえ。たぬこさん、コンバンハ!Karl君の記事を2件TBさせていただきます♪♪
2006/5/24(水) 午後 5:55
karlさんお買いになられたんですね!早速記事を読みに参ります!私も前後の拍手はいつもイラン!と感じてます。聴いた後の余韻をもっともっと楽しみたいのに。。。はじめの部分は飛ばしますし!必要ナッシングですよね!
2006/5/26(金) 午後 3:44
ヒルティさん、お返事遅くなってゴメンナサイ。雷雨?はて?大阪ではお昼ごろに急に雷がとどろき急に雨が降り出してお洗濯を取り入れるのに走りました。その後かなり体の具合が悪くなっていきました^^;(もともとくたばっていたのに走ると辛いモンです><)TBありがとうございます☆早速伺いますね!
2006/5/26(金) 午後 3:46
お元気になられたようでよかったです。あまり無理をなさらずに・・。僕の記事をご覧いただき、ありがとうございます。ヒルティ君と明日、会うことになっています。くしゃみが出たら、2人でたぬこさんの話題をしていると思ってください。もちろん「いい話題」ですので・・・
[ Karl ]
2006/5/26(金) 午後 4:24
ありがとうございます^^どうかくれぐれもお手柔らかに♪というよりも、話題に上るなんてお恥ずかしい限りです。どうか話題にはのせられませんように☆ほほほ^m^たった今、バーバラ・ボニーさんのお薦めのCDをアマゾンで購入したところです。(初体験でドキドキしてしまった^^;)
2006/5/26(金) 午後 4:54
しまった!たぬこさんが浪速の方であることわすれておりました!!僕は江戸の片隅に住んでいますので、お天気の話題は野暮でしたねえ。お許しください。Karl君は、僕のブログ以外には出没しない主義なのですが、たぬこさんのところは特別のようですねえ♪そう言えば!Karl君も、たぬき系でした!!!
2006/5/26(金) 午後 5:52
ヒルティさん、江戸のほうは夜に雷雨があったんですね^^私は難波というより河内の国でございます。河内と言うと言葉が汚いように思われますがあれは今東光が書いた本が悪いんです><と、北河内言葉研究会の方が言われてました。京都に近いのでちょっと大阪弁でもほんのちょっぴりちがうんですよ^^北河内万歳!!karlさん、ありがとうございます☆どうぞこれからもごひいきにしてくださいね♪たぬき仲間ですもんね^^vヨハネスさんは違うのかしら???
2006/5/26(金) 午後 9:36
僕の方も厳密に言えば、武蔵野ですね。たぬこさんは、河内ですか。京都に近いということは、言葉が京風ということなんですか?ところでヨハネス君は細身ですのでキツネ系ですねえ。雰囲気は織田裕二系といってもいいかもしれません!?
2006/5/26(金) 午後 11:52
はい^^北河内です。以前にも書きましたが「しない」と言う言葉。「しゃーへん」「せーへん」などがありますが私は「しーひん」と言います。「来ない」だったら「きゃーへん」「けーへん」で京都に近づくとイ音で引っ張るのです。「きーひん」ですね^^これは北河内弁研究会の方に教えてもらいました。
2006/5/27(土) 午前 0:50
続く)私は知らず知らずに喋ってたんでわからなかったんですが。。。しかしきっとヒルティさんは実際に私とお喋りされたらびっくりされると思いますよ^^;「あ〜〜大阪のおばちゃんだなぁ〜〜@@」ってね^^☆しかしながら豹柄とかの動物柄は着用してません><
2006/5/27(土) 午前 0:50
とても「標題」のコメントとは、思えない展開で・・。とうとう「たぬき」にされてしまいました(僕の義兄が声優で「ジブリのぽんぽこ」に出演しています。)。ぼくは、自称「紅豚−ベニトン」ですが、それではカッコよすぎますかね。
[ Karl ]
2006/5/27(土) 午前 1:46
オセロの中島さんあたりの話し方なんですかねえ?外見は、お互いにアバターのイメージということにしておきましょう!Karl君は「紅の豚=ポルコ・ロッソ?」でしたね!!!たぬきにしてしまい申し訳ありませんでした。
2006/5/27(土) 午前 7:19
おはようございます!ヒルティ君に私はきつねというより鹿でしょう?と言っておきました。。ところでここはチェリビダッケの話なのかな?私は25年くらい前の彼のコンサート後に、当日演奏されたシューマンの交響曲第4番のスコアにサインを貰いました。今でも私の宝物にしています。
[ ヨハネス ]
2006/5/31(水) 午前 5:42