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名曲解説
「この名曲が凄すぎる」百田尚樹 名曲解説の本は沢山あるが、この本は今までになく判りやすい解説書である。
百田尚樹という人の作品は読んだことは無いが、クラシックファンで2万枚を超えるCDを購入したという人だけあってそのクラシック曲に関しての知識は凄いものがある。 ペールギュント組曲からはじまって、ベートーベンの「交響曲六番・田園」、など
ドビッシー「牧神の午後への前奏曲」まで34曲を百田さんの独断とはいえ、氏の好みによる選択で興味深いクラシック曲について、しかもその曲の中の特にポイントとなる部分についてCD付きの解説をしているところが素晴らしい。 それぞれの曲の作曲された時代や、作曲者のエピソードを含めて興味深い話しが語られる。
ペールギュント組曲では、ペールギュントの奇想天外な人生を紹介しながら、曲の編成や聴きどころが説明されて行く。「ソルヴェーグの歌」は自由奔放は人生を送って、最後にすべてを失って故郷に戻り、年老いたかっての恋人ソルヴェーグの膝に抱かれながら彼女の優しい子守歌を聴きながら静かに息を引き取る、、、、、。この歌のしんみりとした響きが いっそう心に沁みるものがある。 また、 ショスタコービッチの「交響曲第五番」はショスターコビッチがロシア革命後の共産党政府により、”反革命的”とされ逮捕あるいは処刑を逃れるために”ソヴィエト革命を称える”曲として作曲された・・・・。など、各曲の隠れたエピソードや百田氏の独自の受け取りかたなど興味深い話しが続く。 一気に読み通す本ではなく、CDを聴きながら、一曲一曲の解説をゆっくり楽しみたい本である。時間をかけてそれぞれの曲をゆっくり聴き直しながら、読み進んで行こうと思う。
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