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福井敬さんの新しい日本歌曲のCD「悲しくなったときは」
こんなに、涙がぼろぼろ出るCDってあるでしょうか。
1曲ごとに自分の心の揺れが全く違う。
「落葉松」は急死した恩人へのショックと悲しみを
和らげてくれた特別大切な歌なので別格。
暗い 辛い 哀しい 寂しい日本歌曲にどうしようもなく陶酔する。
親の世代ならば、すぐに口ずさめて、懐かしいとなるだろうが、
今まで古臭く、貧乏くさいと思っていたものが、
こんなにも強く美しく心地良いなんて。
思い出したのは、幼少のころの父母の実家のうす暗い日本家屋。
ただっ広くて怖くて嫌いだった。
福井敬さんの歌を聴いて
多くの昔の日本人が過ごしたであろう気骨のあるまっとうで地道な生活が
とてつもなく貴重で美しいものだと感じる。
いつも、もう少しこうだったらと高望みをして人を羨んでしまうけれど
日常の営みがこれほど清らかな歌になるのなら
真面目に普通の生活を過ごすことだけでいいんだと、
すとんと腑に落ちる。
自分の生活全てが肯定されたようで、焦りも不安もなくなる。
所々で、、暗くて醜くてどうにもできない感情に歌は寄り添ってくれる。
初めて理解者をみつけたようで安堵する。
3年前にコンサートで一度聴いてぎゅっと心臓をわしづかみにされ、
どの歌よりも聴きたかった「宵待ち草」は、
待てど 暮らせど 来ぬ人が現れた嬉しさで涙。
コンサートで、生の歌を聴くことが最上だと思っていたけれど
歌の寄せ集めでは無く
過去から現在まで、日本人の心象風景を鮮やかに映し出したCDは
最初から最後まで聴いて一枚の芸術品となりうるのだなと思いました。
貧しい中から苦労して働き続けてきた父や母に聴かせたい。
おじやおばに聴かせたい。
その暮らしが歌になると、こんなに感動的で素晴らしいものになるのだと。
そして、すぐに楽な方へ向かってしまう私も、
このCDに見合えるように、少しでも色々なことが向上できるように
頑張って生きていきたいなと思う。
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福井敬さんのDVD、CD
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先日、「ウエスト・サイド・ストーリー」をテレビで放送していたので
初めてきちんと観ました。
もう、ダンスの素晴らしさ、歌の素晴らしさに大感動!!
歌なんて知っている曲ばかりなのね
そんなこともあって
鮫島有美子さんの「ミュージカルを歌うー2」のCDを買ってしまいました。
このCDの6曲目には福井敬さんと鮫島さんのデュエットの
「トゥナイト」が収録されています。
もちろん、福井さんの歌が聴きたくて買いました。
もうね、聴いたら、体の中を星がぐるぐる回るし
心は宇宙を飛び回ってしまう。
なんでか、福井さんの歌を聴くと平らな心が立体になって動き出してしまう。
この1曲のためにCDを一枚買って、悔いなし。
や、もちろん、鮫島さんの絹のような声も素晴らしいです。
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笑福亭笑瓶さんとソプラノの幸田浩子さんがパーソナリティを務める |
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