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福島原発問題についてもいろいろ書きたいこともあるのですが、
多忙のため、なかなか記事が書けません。
今回はひとまず心配されているプルトニウムに関する情報を掲載いたします。
記事を読んでいただければ分かるかと思いますが、
誤解を恐れずに結論を言えば、
福島原発のプルトニウムは恐れるに足らず、
ということです。
もっとも、馬鹿政権の妨害行為によって、現場での作業が難航しています。
むしろ、そのせいで事態が悪化し、
最悪の場合、福島原発の現場におられる皆さんに健康被害が及ぶのではないか、
それが本当に心配です。
なお、放射線について心配のある方は、
中部大学の武田邦彦教授がいろいろと情報を発信されていますので、
対処法をご参考にされるとよいかと思います。
プルトニウムについて分かりやすく解説された記事(ryokuin_seidan様)がありましたので、
まずこちらを転載させていただきます。
※文字の色と大きさを朱雀が少し変えさせて頂きましたが、文章内容は全く変えていません。
(転載開始)
3号炉のトラブルから、MOX燃料のプルトニウム のことなどへも心配が及んでいるようですから、少し書いておきます。
プルトニウムの毒性が非常に強いという話ですが、いわゆる青酸カリのように、ちょっと舐めただけですぐ死ぬような毒性は確認されていないようです。また普通程度の毒としても殆ど確認されていないようです。どうも、完全なウソのようです?
一時、ダイオキシンが猛毒であるという話が広がりましたが、ダイオキシンに触れる機会の多い、多くの人を調べた結果、そのような強い毒性は確認されませんでした。
そんな猛毒だったら、たばこを吸っている人は遥か昔に死滅しているでしょう。 そのような話と同じで、プルトニウムも、根拠は確認されていないようです。 毒というより、放射性物質としては厄介なものであることは確認されているようです。
それは、放射性物質の中では体内に残留しやす部類だという事と、ほぼ半永久的に放射線を出し続ける という事です。そういう意味での毒というより、危険性はあるようです。
ついでに これから原発から出てくる 放射性物質 について ちょっと・・・
今のところヨウ素ばかりが騒がれていますが、今後、プルトニウムなども出てくるのか?
そんな心配をしている人もいるようです。 図表は、原発から出てくる放射性物質の幾つかの
沸点の一覧です。
今まで、なぜヨウ素ばかりが騒がれていたのか?
実は 5 のヨウ素だけでなく 1,2,3 のキセノン、ラドン、クリプトンなどの放射性物質も既に放出されています。 なのに 5 ばかりが騒がれているわけですが、なぜ 1,2,3 は問題とされないのか?
キセノン、ラドン、クリプトン などは沸点が非常に低い物質なので、原発から出てきて冷えても、常温でガス状態のままで、地上に降下してきません。
大気中に拡散してしまいます。簡単に言うと消えてなくなってしまうわけです。さらに放射線以外は人体に特別な影響はないようで、今回のドタバタ騒動でもほとんど触れられることがありません。
でも、実際はこれらも原発から出ています。 先日の水素爆発を見ても、ガス状態になった物質は、あちこちから漏れ出している わけです。 ヨウ素が問題になるのは、1,2,3 と比較すると、沸点が高いので、原発から出ると、個体(微粒子)になってしまって、地上に降下してくるからです。そして人体に入ると、甲状腺に集中的に蓄積して障害を起こすという困った性質を持っているからです。
原発から何がどのように出てくるかを考える時には 石油精製を参考 にするとわかりやすいと思います。基本は同じようなものです。 以下のHPは石油精製の説明図ですが、 http://www.jpca.or.jp/junior/01howto/tour1.htm 1.蒸留塔の左下から、加熱してガス化した原油を送り込みます。
2.蒸留塔の中を上昇しながら冷やされます。 3.冷やされると沸点の高いものから、次第に液体に戻ります。 4.高さ(温度)によって、異なる種類の成分が液化し、分離できます。 原発でも同じようなことが起こります。
1.燃料棒が露出して異常な高温になると、いろいろな物質が気化したり、溶けだします。
2.しかし、そうして燃料棒から離れれば、冷えて温度は低下してゆきます。 3.するといろいろな物質が、ふたたびもとの個体、液体にもどります。 原発の場合は、高温の燃料棒を中心に、燃料棒から離れるにつれて、温度が下がり、色々なものが液体、固体に戻ります。石油精製の蒸留塔を横に寝かせたようなものです。
沸点の低いものほど外へ出やすいわけです。
9,10,11 の バリウム、ランタン、モリブデン は先日、高濃度に汚染された水から検出されました。 13,14 の ウラン、プルトニウムはまだ検出されていませんが、これらは全て沸点、融点が高いので、燃料棒からあまり離れていない、近いところですぐに固まり、そこに溜まります。原発でいえば、圧力容器内の水の中や、格納容器内あたりです。 反対に 1,2,3 キセノン、ラドン、クリプトン などは、沸点が非常に低いので、燃料棒から離れて、冷えて、常温になってもガスのままなので、どこまでも拡散してゆきます。
5 のヨウ素が問題になるのは、1,2,3 と比較すると、沸点が高いので、原発から出ると、個体(微粒子)になってしまって、広範囲の地上に降下してきます。
7 のセシウムは 5 と 9,10,11 の中間くらいの沸点です。セシウムはヨウ素よりも沸点がだいぶ高いので、より早く液体に戻ります。飛散はヨウ素よりも少なくなります。原発内の建屋、配管などから周辺地域に飛散します。
そんなふうに、出てくる物質(沸点)によって、およそ留まる範囲が決まります。 大半が原子炉内、建屋内にとどまる物質もあれば
遥か彼方まで飛散するものもあります。 以上のようなことから、ウランやプルトニウムは中々外部へは出てこないわけです。
ヨウ素のようには広範囲に、大量に飛散する心配はありません。 そういう意味においては比較的安心なわけです。 ただし、炉内からの水漏れが発生した場合はその水と共に出てきます。
今それが原因で原発対策が足踏み状態になっているわけです。 話としては、わりと単純な話です。
沸点の話しですから 中学の理科くらい? この種の話を、やたら難しそうに話している 専門家というのもいますが? 一体なんなの? (転載終了)
なお、補足ですが、物質一般に言えることですが、
物質そのものに毒性があるという考え方は正しくないと思います。
例えば、青酸カリは自殺するときに使われる劇薬として広く知られていますが、一方で青酸カリは少量だとむしろ滋養にもなります。
食塩は少量なら健康維持に必要なものですが、取りすぎると健康に悪いです。
また、御飯は腹八分目なら健康にいいですが、無茶苦茶大量に食べると死に至ります。
物質はそのものに毒性があるというより、
その分量によって大きく性質が変わってくる
ということだと思います。
朱雀
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こんばんは
もう現在起こっている事案ですし逃げる事も出来ない人も居るんですよね
自分は逃げないし逃げ場もありません^^)
これまでも今からも日本産を買い続けます(関係ないか・・)
科学系は苦手です^^) 難しい
社会歴史系が得意なんで^^)
傑作○
2011/4/6(水) 午前 2:16
なるほど。。。
2011/4/6(水) 午前 2:27 [ こんぎつね ]
TBしていただき、ありがとうございます。なるほど、放射性物質、闇雲に恐れるだけでなく、知識も必要ですね。
2011/4/6(水) 午後 1:45
よく分りました。
傑作
2011/4/6(水) 午後 9:39 [ さざんか ]
あまのじゃく様
ありがとうございます。
そうですね。私たち日本人にとって、日本以外に逃げ場はありません。
外国人が逃げ出そうとも、私たちはでんと構えていないといけませんね。
日本産を買ってまいりましょう。^^
2011/4/7(木) 午前 9:06 [ 朱雀 ]
ごんぎつね様
ありがとうございます。
2011/4/7(木) 午前 9:07 [ 朱雀 ]
たまりん様
ありがとうございます。
プルトニウムも、ウランも、沸点・融点があるから、それを理解していれば、簡単に漏れ出てくるものではないということが分かりますね。
2011/4/7(木) 午前 9:09 [ 朱雀 ]
さざんか様
マスコミがなぜこれくらいの知識を報道しないのか、不思議ですね。。
2011/4/7(木) 午前 9:10 [ 朱雀 ]
僕も同じような記事を書きました。
でも、プルトニウムでましたね。
政府も東電も、大きく隠していることがあり、
そしてその場合、それはあまりにも致命的である可能性があります。
稼働中の原子炉の燃料プールに、あるはずのない燃料が残っていたとかだったら、プルトニウムもあり得ますね。
今すぐ死ぬとか、そういうものではないけれど、
私たちは、未来の子たちに対して、確実に取り返しのつかないことをしています。
正直、どうすることも出来ない。
それに無力感を感じます。
僕たちはそれと向き合って、やっていかなければならないというのが現実です。
2011/5/10(火) 午後 10:57 [ ゆう ]
hiroko1様
プルトニウムは敷地内でごく微量検出されましたね。米中ソの核実験のときに飛散したのと同程度だったとか。福島のプルトニウムは今頃鉄のような塊になっているから、怖くはありません。
怖いとすれば、もう一度津波が来て、また冷却作用が奪われてしまうことですね。
放射能そのものについては私は楽観しています。線量計も放射能除染も土壌入れ替えも何もなかった、かつての広島・長崎の方がはるかにひどい状態で、今の状況では子々孫々にわたり、心配がないと思います。もっとも、暫く地下水、井戸など高濃度の放射線汚水などには気を付けないといけないと思います。
むしろ、菅政権が危機を誇大に吹聴して、政権延命を図っていることのほうが最も深刻な危機だと思います。私たちは今その現実に直面していますね。
2011/5/10(火) 午後 11:31 [ 朱雀 ]