III 日本を強くする
みなさん日本には、世界に対して引き受けるべき崇高な責任があり、なすべき幾多の課題があります。しかしおのれの経済が弱まるなかでは、どんな意欲も実現させることができません。
わたくしにとって最も大切な課題とは、日本経済をもういちど、力強い成長の道に乗せることであります。
伸びゆくASEANと結びつき、海という海に向け、自らをもっと開放することは、日本にとって選択の対象となりません。必要にして、欠かすことのできない事業だからであります。
日本には、資本があります。技術がありますし、社会の高齢化という点で歴史の先端を行く国ならではの、経験も増えてきました。不況が続き、一昨年は、千年に一度の災害に見舞われ、多くの犠牲を生んだにもかかわらず、社会の安定は、まだびくともしていません。
いままで、育てることを怠ってきた人的資源もあります。日本女性のことですが、わたくしはこれらのポテンシャルを一気に開放し、日本を活力に満ちた、未来を信じる人々の住む国にしたいと考えています。
いま日本人に必要なものがひとつあるとしたら、それは「自信」です。夏に咲いて、太陽を追いかけるひまわりのような、「向日性」です。かつて日本に、あふれるほどあったものが、いま、欠乏しています。
だからといって、わたくしはなにひとつ悲観しようと思いません。わたくしたち日本人が「自信欠乏症」にかかっているとすれば、それをなおしてくれる人があり、歌があるからです。ここからわたくしの話は、みなさんへの感謝に焦点を移します。
IV インドネシアにTerima kasih
すでにみなさん、インドネシアの人々は、日本人にたくさんの自信と、勇気を与えてくれました。そのおひとりが、この場にいないのはとても残念に思えます。
インドネシアと日本が結んだEPAは、多くの看護師を日本へ送りました。日本の資格を取ろうとする人も少なくありません。
それには、難しい試験を突破する必要があります。
2011年の資格試験は、地震が起きた直後に、結果発表の日を迎えました。難関を突破したおひとりが、兵庫県の病院で働くインドネシア人の女性、スワルティさんでした。
合格発表を受け、病院でスワルティさんが記者会見をしていたときです。喜びの顔が突然くもり、彼女はこう言い始めました。
「福島県で、宮城県でも、津波がきました」
声を詰まらせたスワルティさんは、病院の医師に向き直り、涙で声を震わせながら言ったのです。
「私もできれば行かせてください、先生。みなを手伝いたい。お願いします」。
スワルティさんは、被災地の、避難所へ入りました。家屋の半分が流され、500人以上の人が命を落とした町の避難所です。そこで、彼女は不思議な能力を発揮します。
ショックのせいで泣いてばかりの少女が、スワルティさんと話し始めると笑顔になりました。年老いた女性が、まるで孫に接するように、彼女にほほえみをみせました。不自由な避難所で、そんな光景が生まれました。
「大丈夫です。これからみなさん、ピカピカの未来がくるので、一緒にがんばりましょう」
避難所を去るときの、それが、スワルティさんのあいさつでした。
Wahai sakura,(ワハイ、サクラ)
mekarlah.(メカルラー)
mekarlah dengan penuh bangga,
(メカルラー、ドゥンガン、プヌー、バンガ)
di seluruh pelosok Jepang.
(ディ、スルルー、プロソック、ジパン)
Mari Jepang,(マリ、ジパン)
bangkitlah.(バンキットラー)
bangkitlah, dengan percaya diri,(バンキットラー、ドゥンガン、ペルチャヤ、ディリ)
di dunia ini.(ディ、ドゥニア、イニ)
「海外の反応 インドネシア国歌」(大日本帝国陸軍撮影)
http://watch-japan.sblo.jp/article/57512444.html
我が国は、支那・朝鮮のように歴史をいつわらねば尊厳を保てぬ国ではない。
ありのままに見つめる時、自然に尊厳が備わる国なのである。
2014/2/7(金) 午前 2:10
転載してくださり感謝を申し上げます。
☆
2014/2/7(金) 午前 3:23
カマちゃんの少し前の感動記事ですね。
思い出しました。
ナイス
2014/2/9(日) 午前 8:49
たつや様
ありがとうございます。インドネシアは昔も今も親日国ですね。
2014/2/10(月) 午後 1:14 [ 朱雀 ]
カマちゃん様
すばらしい記事をありがとうございます。インドネシアの若者の日本へのエールに感動させれらました。純粋な日イ関係がここにありますね。
2014/2/10(月) 午後 1:15 [ 朱雀 ]
さくらの花びら様
ありがとうございます。
「日本よ、世界の真ん中で咲き誇れ!」
これが本当のアジアの声なのだと存じます。
本当に感動ものです。
2014/2/10(月) 午後 1:17 [ 朱雀 ]