☆気まぐれ〜絵本読み聞かせ隊☆

年末年始の疲れと花粉症等で体調が悪いので少しの間お休みさせていただきます〜☆申し訳ありません。

ロボット・カミイ

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ロボット・カミイ 7 
    ふるた たるひ さく   ほりうち せいいち え
おみせやさんごっこがおわって 二、三日たちました。

「先生、のはらへいって 花をつみたいわ」と ようこがいいました。

「ぼくも のはらでむしをとりたいな」

「ぼくは のはらでちびゾウをつかまえるんだ」と ひとりグループのカミイもいいました。

そこで ももぐみはみんなそろって のはらへいくことになりました。
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のはらへいくには そのとちゅう 大きなみちをおうだんしなければなりません。じどうしゃがいっぱいはしっているみちです。

あおしんごうになったので にしの先生がよこについて みんな みちをわたりはじめました。カミイはいちばんうしろです。

「あぶない!」先生がさけびました。

大きなダンプカーがすごいスピードではしってきたのです。ダンプカーのほうから見ると しんごうはあかなのに とまろうとしません。

まゆみがころびました。ころんだまゆみにつまずいて そのうしろの子もころびました。ダンプカーは ころんだ子どもたちの上にいまにものしかかろうとしました。

そのとき いちばんうしろのカミイがまえにとびだしました。

カミイはくるっとむきをかえて りょう手をまえにつきだすと 足をふんばって ダンプカーをおしかえそうとしました。

「カミイ!] みんなはさけびました。
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ダンプカーがカミイの上にのしかかり、ガ、ガ、ガ、ガア、ギイ…

ダンプカーはとまりました。でも カミイはダンプカーの下になっていました。

まっさおになった運転手がおりてきました。ダンプカーはブレーキがきかなくなっていたのでした。

にしの先生はカミイをだいて きゅうきゅうしゃにのり えんちょう先生ものりました。

ももぐみの子どもたちは わだ先生につれられて ようちえんにかえりました。

ようちえんにかえっても みんな すこしもおちつきません。みんな カミイのことばかり はなしていました。

それからしばらくすると わだ先生は木のはこをもって はいってきました。そのうしろから カミイをだいたにしの先生がはいってきました。

みんな だまって にしの先生を見ました。にしの先生はいいました。

「カミイはしんだのよ」

まゆみがくすん くすんと なきだしました。

「きょう カミイがダンプカーをとめてくれなかったら わたし きっとしんでたわ」

ほかの子たちもなきだしました。先生もこえをださずになきました。
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じろうがいいました。

「ももぐみで カミイのおそうしきをしようよ」

かずおがいいました。

「そうだ ちびゾウをつくろう。カミイはちびゾウがほしかったんだ」

「カミイがのれるくぐらいのちびゾウがいいわ」おんなの子たちも さんせいしました。

でも たけしとようこは じっと木のはこの中のカミイを見ていました。

ふたりはカミイをはこの中からだしました。

たけしとようこは カミイをなおしはじめました。

まえよりずっとりっぱになったカミイを ふたりはまたはこの中にそっとねかせました。

はこの中のカミイは ただねむっているだけのように見えました。

「カミイ」と おもわずたけしはよびかけました。

すると とつぜん カミイの目がくるくるっとうごきました。手と足が ポコン キコンとおとをたてました。そして カミイはおきあがりました。
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「カミイ!」

みんながさけぶと カミイは びっくりしたようにみんなのかおを見ました。

そして その目がかがやきました。

「ちびゾウだ!」ちびゾウをつくってるんだね」

カミイはにっこりわらって はこの中から ゆかにとびおりました。

「ぼくにも ちびゾウをつくるのをてつだわせて!」

とびおりたカミイのからだは ほんとうにこうてつせいのピッカピッカになっていました。
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ちびゾウはできあがりました。

ちびゾウは ようちえんのにわをあるきだしました。あるいていくうち ちびゾウのからだもピッカピッカにかわっていきました。

そのちびゾウの上から カミイは手をふりました。

「さようならあ。ぼく ロボットのくにへかえるんだ」

「ほんとうにかえってしまうの?」

「そうだよ。ぼくはロボットだもん。ロボットようちえんにちびゾウをもってかえってやるんだよ。さよならあ」

「さよならあ」先生が手をふり みんなつづいて手をふって

「さよならあ」と いいました。

でも たけしとようこは「さよなら」と いえませんでした。ただ手をふっただけでした。
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ピッカピッカのカミイとちびゾウは ようちえんのもんをでて はたけの中のみちをとおり はやしのかどをまがって 見えなくなりました。

あとからおいかけていったみんなも はやしのかどをまがりましたが もうカミイたちのすがたは どこのも見えませんでした。

すると とおくからかすかに カミイのでたらめうたが またきこえてきました。
  
    <ぼくはロボット。ひとりじゃないよ。
     ひとりだったら 
     みせやごっこもできないもん。
     いいしなもんもできないもん。>

「さよならあ カミイ!」

みんなはもういちど こえをそろえてさけびました。こんどは たけしもようこも「さよならあ」と こえにだしていいました。

カミイはロボットの世界へ帰ってしまいましたがたくさんの思い出を人間の子供たちに残してくれましたね。

いいお話でしたぁ〜。

こんなに長編は我が家の幼稚園児にはまだ難しいようでしたが、毎日少しずつでも「読んで!読んで!」と言って連載物にハマル事を覚えてしまったようです。

次に読む本を選んだのはパッと見た目またナガソーな本なんですが…

ドウシヨォ〜〜〜〜〜!!!!!

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ロボット・カミイ 6 
   ふるた たるひ さく   ほりうち せいいち え
おみせやさんごっこの日がきました。

へやのまえに モールでかざった「ももぐみストア」という かんばんができました。

へやの中には つみきでつくった みせが四つ かんばんをだしていました。

「ぴっかりでんきや」と「ひらの花や」と「かいじゅうおもちゃみせ」と「おかしや・はらぺこ」です。

いや よく きをつけて見ると へやのすみにもう一つ みせがありました。カミイのみせです。
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ほかのみせは しなものもいっぱいだし かんばんも大きいのに カミイのみせは しなものもたった二つだけ かんばんも小さいのでめだたないのです。

かいてん時間の十時になりました。

あかぐみの小さい子たちが 先生につられて わっとストアの中に はいってきました。

ところが おもちゃやも おかしやも 花やも ぴっかりでんきやも 大はんじょうなのに カミイのみせは いつ見ても おきゃくさんがひとりもはいっていません。
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「ぼくはつよいロボットだもん ひとりぼっちだってへいきだもん」

でも ビーだまみたいななみだがぼとりと足もとのおちました。

なみだはポトン ポトンと カミイのどうたいの上におちはじめました。

そこへ さっきのおとこの子がひとり かけこんできました。

「ぼく やっぱり ここのテレビかうよ。ぼく ちびゾウのえ すきなんだ」

「ありがとう」カミイはにっこりとわらい なみだはひっこんしまいました。

おとこの子がテレビをかってかえったあと カミイは大声でうたいました。

   <ぼくはロボット
    ひとりじゃないんだよ。
    ぼくのテレビはすぐうれる。
    ひとりグループだってへいきだよ。>

そのでたらめうたをきいて ようこはあきれました。たけしもあきれていいました。

「なあんだ。あいつ まだいばってる」

でも ちょうどそのとき たけしのそばにいたにしの先生は にこにこして そのうたをきいていました。

カミイはようことたけしの心配をよそに

一人グループでおみせやさんごっこをやったんですね。

さて、次回は最終回になります。

カミイの自分勝手はどうなるのしょうか?

おたのしみにィ〜♪

ロボット・カミイ 5

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ロボット・カミイ 5
   ふるた たるひ さく    ほりうち せいいち え
つぎの日のあさ にしの先生がいいました。


きょうは にわの石をひろいましょう。このあいだから にわをひろげるこうじのダンプカーがはいってきて 石をいっぱいおとしていったからね」

「ちぇっ。石ひろいかあ」

カミイが四かくなしたを出しました。

ももぐみは 六つのグループにわかれています。そのグループごとにきょうそうで 石をひろうことになりました。
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たけしと ようこと しげると まゆみと カミイはウサギグループです。

カミイの石ひろいのはやいこと。

グループごとににわにつみあげた小石の山は ウサギ・グループがいちばん大きくなりました。

あつめた石は にわのすみのあなにすてることになりました。

カミイはものおきへはしっていって 大きなバケツを二つ もってきました。

カミイは 石をいれたバケツをお手だまにしながら にわのすみのほうへあるいていきました。

バケツはたかくあがりすぎて 木のえだにぶつかり 石がバラバラッとにわにおちてきました
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にわはもとどおり 石だらけになりました。
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「そうだ。カミイをようちえんからおいだそう。いやだといったら 水をかければいいんだ」と しげるがいいました。

「水!水はいやだあ。ぼくもようちえんにいきたいんだよう」と せかい一つよいロボットはなきだしました。

「カミイ。ようちえんにきてもいいけど こんど じぶんかってなことをしたら ひとりグループだぞ」

「ぼく いちどもじぶんかってなことなんか したことないもん」カミイはにこにこがおでいいました。

そして バケツをさげて ひとりでにわをはしりまわって あっというまに石をあつめて あなにすてました。

はたしてカミイは自分勝手はしなくなるのでしょうか?

それとも一人グループになってしまうのでしょうか?

お話はまだまだ続きます。

ロボット・カミイ 4

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ロボット・カミイ 4
   ふるた たるひ さく    ほりうち せいいち え
たけしたちはびっくりしました。つくえが ひょいともちあがったのです。

にんな びっくりして いすをはこぶのもわすれているうちに カミイはつくえをぜんぶ ホールにいれてしまいました。
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つぎはいすです。

つみ上げたいすは 天じょうにとどくほど たかくなりました。カミイは その一ばん下のあいだに手をつっこんで つみ上げたいすをぐっとさし上げると またろうかをはしりました。

あっというまに つくえといすははこびおわりました。

そして でたらめうたをいたいました。
  <ぼくはつよいロボットだ。
   せかい一のロボットだ。
   つくえなんか いすなんか
   かた手でひょいともちあげる>

たけしもようこも とてもうれしいきもちで そのうたをききました。
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うたったあと カミイは先生にいいました。

「ぼくもあしたのげきにだしてね。げき なにやるの?」

「げきはね『オオカミと七ひきの子ヤギ』よ。」

「『オオカミと八ひきの子ヤギ』にして ぼくを八ばんめの子ヤギにしてよ。ね、先生」

カミイは八ばんめの子ヤギになることにきまりました。
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つぎの日 みんながホールへいくと きのうカミイがはこんだつくえの上に じゅうたんがかけられていて ぶたいになっていました。

きいろぐみが「おおきなかぶ」をやり みどりぐみが「ぐりとぐら」をやりました。そのつぎがいよいよ ももぐみの「おおかみと八ひきの子ヤギ」です。

子ヤギが戸をあけると かずおのオオカミはヤギのいえにとびこんできて ウォーッとうなって さけびました。

子ヤギたちはあわててテーブルの下や とけいの中にかくれました。

ところが カミイだけはかくれません。

オオカミのかずおはびっくりしました。

カミイはオオカミをぽんとつきとばしました。オオカミはぶたいの上にころがって わあっとなきだしました。

にしの先生があわててぶたいに上がってきて 「オオカミと八ひこの子ヤギ」はおしまいになりました。
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「カミイ。みんなにあやまらなくっちゃ。げきがだめになってしまったじゃないか」

「だって あのオオカミ わるいんだよ。それに みんな おもしろがってるよ」

カミイのいうとおり ほかのくみの子どもたちはみんな「きょうのげきで いちばんおもしろかったのは『オオカミと八ひきの子ヤギ』だ」と いっていました。

でも ももぐみの子どもたちは みんな ぷんぷんになっていました。

たけしとようこはカミイのかわりに みんなにあやまってあるきました。

「かんべんしてもらわなくても いいよ。ぼく すこしもわるくないもん」

あああ、ひとがせっかくしんぱいしているのにーーーーと たけしはなさけないきもちでした。

お話はまだまだ続きます。

ロボット・カミイ 3

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ロボット・カミイ 3
   ふるた たるひ さく    ほりうち せいいち え
つぎの日 たけしとようこは カミイをつれて ようちえんへいきました。

たけしたちはももぐみです。三人がももぐみのへやにはいると みんながあつまってきて わいわいさわぎました。

ももぐみのにしの先生もやってきました。
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「先生 おりがみ ちょうだい。ぼくたち ちびゾウをつくるんだ。カミイがほしがってるんだよ」

たけしたち ももぐもの子どもはみんな おりがみをもらって ちびゾウをつくりはじめました。

カミイもおりがみをもらって たけしのよこにすわると たけしのまねをしておりはじめました。おりながらカミイはいいました。

「ぼくはちびゾウができたら ちびゾウにのってロボットのくにへかえるんだ」

「ここにいたって いいじゃないか」と たけしがいうと カミイはこたえました。

「ロボットようちえんには ちびゾウが一ぴきもいないんだよ。だから ぼく もってかえってやるんだ」

カミイもいいところあるな とたけしはおもいました。

みんながおりがみのちびゾウをもって カミイのまわりにあつまりました。

「これ あげるよ」

「なあんだ これ ぜんぶ ちびゾウじゃないか。 ぼくがのれるちびゾウがほしいんだあ。もっとほんとうのゾウが ほしいんだあ」

カミイは つくえの上のおりがみのゾウを ぱあっと ゆかにはらいおとしました。
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「ちえっ。せっかくつくってやったのに。カミイなんかきらいだよ。そとであそぼ」

「カミイ。すなばへいこう。すなばであそぼう」

「すなばだって!」

カミイはうれしそうにさけびました。

「わあい すなばだ。ぼく すなばであそぶの はじめてだ」

「ぼくは とうきょうタワーをつくるんだ。ロボットのくににいたとき ぼく よく とうきょうタワーのしゃしんを見たんだよ」

カミイはシャベルですなをすくって つみはじめました。

でも すなでとうきょうタワーをつくるのは とてもむずかしいことです。

カミイは足で つくりかけのとうきょうタワーをけとばしました。すながとんで すなばにいた子どものかおや あたまにかかりました。

子どもたちがさわぐので すっかりりうれしくなったカミイは すなを つかんで みんなにぶつけました。

たけしはおこりました。たけしのよこに 水のはいっているバケツがありました。たけしはそのバケツの水を カミイのせなかにあびせました。

カミイはぺたんとすわりこみ わあっとなきだしました。
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ふたりともこまっていました。カミイはいたずらばっかりするし それをやめさせようとすれば ないてしまうし さあ どうすればよいのでしょう。

ふたりはあちこち見まわしました。なにか カミイのきもちをかえるものをみつけなければなりません。

ふたりはどうじにさけびました。

「あっ カミイ。みんな つくえといすをはこんでいるよ。あしたのげきのじゅんびだ」

「どこ どこ?」

カミイはなきやみました。そして ぬれた足で へやのほうへよたよたはしりだしました。

みんながわたりろうかをとおって つくえといすをホールにはこんでいるのが 見えたのです。


ロボット・カミイにたけしとようこは困っているようですねぇ。

まだまだカミイのいたずらは続くのでしょうか??

続きをお楽しみにィ〜!!

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