☆気まぐれ〜絵本読み聞かせ隊☆

年末年始の疲れと花粉症等で体調が悪いので少しの間お休みさせていただきます〜☆申し訳ありません。

声にだすことば絵本

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落語絵本

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落語絵本たのきゅう
     川端 誠
阿波の徳島というところは 芸能のさかんなところでして 

徳島の在 田能村にも 久平さんという たいそうお芝居のとくいな人が おりました。


なかまといっしょに 一座をつくり 祭りのときなどに 芝居をみせていたのであります。

田能村(たのうむら)の久平(きゅうべい)さんですから たのきゅうと 

みんなからよばれており 一座の名も たのきゅう一座と もうします。



たいそうおもしろいという ひょうばんが ひろまり ほうぼうから 声をかかけられ ときには とおくまでいくことも ありました。

そんなさなか 久平さんに 国もとから 手紙が とどいたのであります。
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よんでみると ながく旅にでたいる 久平さんをあんじて 母親が病気になったとのこと。

さっそく あとのことをなかまたちにたのみ 田能村めざして いくつもの峠をこえ 山をこえ いよいよ さいごの山です。

「この山には うわばみがすんでいて いままでになん人ものみこまれているんだ。ひるまはでねえが 夜は きっとでるからよしなせえ」と ふもとでいわれたのですが そのまま 山にはいっていきました。

ところが 山は おもったよりけわしく とうとう 夜になってしまいました。
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どのくらいたったでしょうか。

どこからともなく つめたい風が ヒューッとふいてきて

「おい おきろ。やっと にんげんにありつける。おれあ うわばみだ。おまえを のんでやる」

「のむめえに おまえの名めえくれえは きいてやる。どこのだれだ」

「たのうむらのきゅうべえ。たのきゅっ でございます。

「なにっ たぬき…。けっ ばかばかしい。にんげんじゃあねえのか。」

「…おお そうだ! おれにばけるのを おせえてくれねえか。

 母だぬきのびょうきが なおってからでいいから かならずおれを たずねてくれ。

 おれのすみかはな 山のてっぺんの おおきな二本の松の木のあいだの 穴ぐらだ。

 それから おめえのすきなもんを よういしてまっててやる。

 いや。きれえなもんを きいたほうが はええな。きれえなもんは なんだ」

「ほら なんかあるだろう。おりあ たばこのヤニと柿シブが でえきれえだ。
 
 あれが からだにつくと 肉がくさってくるんだ。おめえが こわくて きれえなもんは なんだ」

「そういうことなら わたくしは お金がこわくて きらいです。

 金に目がくらみ にんげんどうしがいがみあい はてはころしあうのをみると…」

「だれにもしゃべるなよ。かならず たずねてこいよ」

そういいのこすと 老人は すがたをけしました。と どうじに 夜があけました。

さーあ 蛇の口をにがれたとは まさにこのこと。
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それから久平さんは 山でおこったことを 一から十まではなしますと

村じゅうで たばこのヤニがあつめられ 柿シブも桶にたっぷりと よういしました。

うわばみもねむるといわれる まひるどきをねらい 二本のおおきな松の木のまわりを とりかこみました。

ドボォォォーーーーーッ

ジュジューーッ

グルルルルルーーッ

うわばみは あっちへのたうち こっちへのたうち 七転八倒。ついに がけっぷちに。

「たのきゅう!!おのれえっ あいつは…」と いいのこし うわばみは 谷ぞこへおちていきました。
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さて 話はかわってこちらは 田能村の久平さんの家です。

久平さんはかえりつき 母親をみまいました。さいわい 病気はかるく 久平さんがもどってきて あんしんしたのか 病気はすっかりなおりました。

つめたい風がヒューッとふいてきて そとから ぶきみな声で

「おいっ 久平。きさま にんげんだったんだな。よくもおれをだましやがって…

 おかげでおりゃあ もうじきしぬ…。だがな おめえを道づれにしてやる。これをみて くたばれ!!」

すると ジャリン ジャリン ジャリジャリ ジャリジャリジャリジャリーーーーーーー

とはげしく板戸をうつ音がしばらくつづき やがて しずかになったので 久平さんが こわごわ 戸をあけてみますと…

なんと そこには 一万両ものお金が つみあげられておりました。

そのご 久平さんは このお金で りっぱな芝居小屋をたて 芸能のはてんに やくだてたということです。


まさに「芸は身をたすける」とはここういう事をいうんですね。

久平さんは持っていた狸のおめんをかぶってうわばみを騙したのです。

落語のお話はおもしろいお話がたくさんありますね。

おもしろいお話を考えた昔の人も偉いですね。

おっと合点承知之助

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 声にだす ことばえほん おっと合点承知之助
  斎藤 孝  文      つちだ のぶこ  絵              ほるぷ出版

 おはようごん左衛門     (おはようごんざえもん)
 
 何か用か九日十日      (なにかようかここのかとおか)
 
 おっと合点承知之助     (おっとがってんしょうちのすけ)

 その手は桑名の焼き蛤    (そのてはくわなのやきはまぐり)

 平気の平左衛門       (へいきのへいざえもん)

 恐れ入谷の鬼子母神     (おそれいりやのきしもじん)

 結構毛だらけ猫ハ灰だらけ  (けっこうけだらけねこはいだらけ)

 嘘を築地の御門跡      (うそをつきじのごもんぜき)

 驚き桃の木山椒の木     (おどろきもものきさんしょのき)

 さよなら三角またきて四角  (さよならさんかくまたきてしかく)


 子供の頃言ってたような言葉がいくつかあるのですが、これらは『付け足し言葉』というそうです。
 言葉の調子がよく意味がそれほどはっきりわからなくても使いたくなってしまう特徴ですから
 小学生以上でなくとも幼児でも十分楽しめるものです。
 我が家の幼稚園児は早速「何か用か九日十日」と「さよなら三角またきて四角」の言いやすい言葉
 を言っていました。

せんりゅうのえほん

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 せんりゅうのえほん (ひまわりえほんシリーズ)        すすき出版
 西本鶏介/編・文    斎藤隆夫/絵


 
 ころんだ こ おこされるまで まっている
  道でころんで泣いている小さな子供。さっさと立ち上がればいいのにお母さんが来るまで待ってます
  大好きなお母さんに甘えてるんだね

 おたがいに いつか やかんに なりました
  おじいさんがふたり縁側に座っています。つるつるの頭がやかんのように光っています。
  「お互いにいつのまにやらやかんの頭になりましたなあ」

 にんげんの こまで そだてる うすの ちち
  牛乳は牛のあかちゃんが飲むおっはいだけど人間のあかちゃんも育てるからすごい。
  いや あかちゃんだけじゃありません。人間の子供も大人も元気にしてくれます。
  大人になった牛は草ばかり食べているのに。…
 
 はえば たて たてば あゆめの おやごころ
  お父さんやお母さんはいつだって子供が元気に育つ事を願っています。
  赤ちゃんがはいはいを始めたら早く立ってほしいと思い やっと立ち上がると今度は早く歩いて
  ほしいと思います。それが嬉しくて幸せな親の心というものです。
 


 川柳には俳句のように季語などの制約がないので家の中で日頃の会話の中で子供と一緒に
 勝手に作って言っても楽しいですよね。
 たとえば我が家の幼稚園児の場合「ようちえん いくまえになると ないている」なんてどうでしょう
  

声にだすことば絵本

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 えんにち奇想天外   (声にだす ことばえほん)
 つちだのぶこ・絵    斎藤孝・文           ほるぷ出版


 
 四字熟語を こえに だして よんでね
 
 きょうは えんにち すっかり 『意気投合』 じゃな

 おじいちゃん おめんほしい! 『取捨選択』 じゃぞ

 どれにしようか なやんじゃう 『優柔不断』 だなー

 きんぎょを みんな 『一網打尽』 じゃ! 『前任未到』 の だいきろく

 こんなときは 『臨機応変』 に ニャ  『電光石火』 のはやわざ

 さいごに みんなで おまいりして かえることにした。  

 『大器晩成』 『一攫千金』 『無病息災』 『悠悠自適』

 おとうさんと おかあさん わすれてきた! 『以心伝心』

 んもー!さきに いちゃうなんて 『言語道断』

 これ おみやげ… 『前代未聞』 の あめざいく
 


 普段の日常会話ではほとんど四字熟語は使わないものですね。四字熟語だけではなく会話に
 漢語が少なくなってきているそうです。
 最近、NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」を見て我が家の幼稚園児が四字熟語の歌を覚えたようで
 何気ない時に歌がでます。四字熟語が面白く聞こえるそうです。頭が柔らかい今の時期は難しい言葉
 を苦にせずに覚えられるのかもしれないのかもしれませんね。

 

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 知らざあ言って聞かせやしょう   (声にだすことばえほん)
 河竹黙阿弥・文   飯野和好・構成・絵   斎藤孝・編 


 
 知らざあ言って聞かせやしょう。

 浜の真砂と五右衛門が 歌に残せし盗人の 種は尽きねえ七里ケ浜 その白浪の夜働き

 以前をいやあ江の島で 年季勤めの児ケ淵。

 百味講でちらす蒔銭を 当に小皿の一文字 百が二百と賽銭の くすね銭せえだんだんに

 悪事はのぼる上の宮 岩本院で講中の 枕探しも度重なり お手長講の札付きに

 とうとう島を追い出され それから若衆の美人局 ここや彼処の寺島で 小耳に聞いた音羽屋の

 似ぬ声色で小ゆすりかたり 名さえ由縁の弁天小僧菊之助たァ おれがことだ。
 


  編集と解説をされている斎藤孝さんはこの弁天小僧菊之助のセリフにすっかりハマってしまっている
 そうです。講演会では聴衆の方にも参加してもらいこのセリフをみんなで大きな声を出してやらない
 と気が済まなくなってしまっているそうです。この絵本を声を出して読むことで心とからだに張りが
 出てくることを願っているそうです。
 幼児教育の中でもこのような有名な話やセリフや四字熟語などを暗唱する教育を取り入れて
 ある所も あるようです。
 我が家の幼稚園児なんか「ややこしやぁ、ややこしやぁ」だけ何度も暗唱しているだけですが…
 わたしの方が声を出して暗唱していれば我が家の幼稚園児も言えるようになるのかもしれませんね。

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