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Steely Dan- Do It Again 渋谷にいると、不思議と落ち着くのは、
きっと母のお腹にいる頃から、渋谷のあの雑踏の音や空気を胎教?で
感じ取っていたからなのか、それはわからないけど、
渋谷は母の通勤路だったので、そういうのはもしかしたら、影響あるのかも。
で、若い頃も渋谷で食べたり遊んだりが多かったりもしたのも手伝って。
チャーリーハウスのワカサギトンミンや、麗郷のしじみや腸詰めや粽。
鳥竹の焼き鳥弁当。粋がって飲んだ門のカクテル。
パンケーキとコーヒーで朝までだべったジョイタイム。
ボーイフレンドにお弁当を手渡した朝の山手線のホーム。
サザンを観に行った渋谷エピキュラス。
デビュー作の初上映をしたパルコ劇場。
あげたら想い出のそれぞれがぽろぽろ溢れてしまえなくなるので、
このへんで。
というわけで、
先日の11日の渋谷BarIssheeでのライブ。
おかげさまで、満員御礼。こぬか雨降る中、ありがとうございました。
石田画伯が考えたコンセプト『夢の夢』ということで、
今回は本来のパイティティ2人きり。
いつも大勢でやっているのですが、実体は2人なのです。
ミニマムな空間でもあったので、初めて、2人でやってみました。
昔、キャンドルジュンさんの代々木上原のお店で
購入したキャンドルをひっぱりだして、灯したり、
その後ろには、今回のサポートメンバー(?)のインド三兄弟。
インドのタブラやへんてこな音階を奏でるデジタルインドリズム隊。
これをアタシが操りながら、ウクレレで即興演奏、
画伯の夢の話しのリーディングから始まりました。
ちょいとへんてこなインドサイケ的パイティティサイケデリック
サウンド。
後、画伯のエレクトリックシタールギター。
これは貴重な本物で、おそらく日本でも持っている方は少ないと思われます。
エレクトリックシタールギターの発案者、ヴィンセント・ベル氏によるものです。
画伯は彼が作ったダンエレクトロのコレクターでもあります。
最近、再発モデルをよく見かけるけれど、本物はそれはそれは本物な音のようです。
画伯は、パイティティのアルバムの1曲目、『パイティティエアラインズ』の間奏の
エレクトリックシタールの部分をマジで、ヴィンセント・ベル先生に弾いて欲しかったと、
氏に直接メールしたくらいだそうです。もちろん、メールの返事は返ってきたそうで、
大変よろこんでくださったようです。
なんなら、ロスまで押し掛けて録音させてもらえばよかったのにねえ(笑)。とか。
不思議なインドパイティティサイケな音の世界、リーディングはインド式トイレットの夢の話し。
会場のみなさんは、画伯特製ヒンギーポテトとIssheeのトルコビールなどなどを
お楽しみいただきつつ。より深〜い世界へdawn dawn dawn
初披露新曲、『ハックスレー婦人の肖像』。
これは石田画伯オリジナル。
歪んだ音の世界へ持っていってくれます。
この曲は昇天する不思議なワルツ?ですが、
オルダス・ハックスレー氏が最期にみたであろう、ローラ夫人の肖像、
それがイメージだそうです。
ハックスレー氏はイギリスの作家で、
『知覚の扉』や『すばらしい新世界』を読むとおわかりのように、
意識の拡張に関心を持っていた方で、意識革命の発端者でもあり、
後に、ティモシー・リアリーや、ジョン・C・リリー、ホフマン博士にも多大なる影響を
与えた偉大な作家、神秘主義研究家でありました。
この曲の譜面に「軽くて自由に、前に、上に」とありました。
なんだろうと、思ったら、
死の床で、ローラ夫人を前に、そう云い残して旅立ったと聞きました。
画伯曰く、この方の功績は以後、ロックや絵画など、多大なる影響を及ぼしたといいます。
意識を解放する。
そこから生まれた名作の数々が、現在、音楽やアート、ファッションなどを通じて、
我々の耳や視覚を多いに楽しませてくれている、
そういうのを考えると、自らの命をもかけて氏が行った実験的体験は、
ホントにかけがえのないものだったのだと、思うわけです。
そんなこんなで、色々サイケデリックなウクレレと音の世界。
一部のラストは、ジョージ・ハリスンの追悼ライブの最後に、ジョー・ブラウンがウクレレで
歌ったあの名曲『I'll see you in my dream』を画伯が歌い、アタシは口笛とウクレレ。
この曲は、あなたと夢であえたら、、という、切ない気持ちを
うたっている詩も儚く色っぽい名曲であります。
ジャンゴがやっているバージョンも映画で使われたりして有名ですが、
ジョー・ブラウンのウクレレのバージョンを聴くと、じーんときます。詩がいいからなのかな。
とにかく、旋律、詩共に切なく美しい。
ジョージがウクレレを愛した人というのもわかる気がするなあ。
そうそう、イギリス人のウクレレ好きはジョージ・フォンビーからきてるのかね。
昔の有名なコメディアン、これについては以前もちょっと触れていましたね、
シリアスな英国気質にのほほんとしたウクレレの音。ウクレレグレートブリテン然り、
ジョージ・ハリスンもウクレレを愛した英国人のひとり。
その彼の追悼コンサートのラストに相応しい曲でした。
で、一部は終了。
二部は、目覚まし時計が鳴り響き始まりました。
一部が夢みる眠り男に対して、二部は眠らない女の登場。
眠れないアタシのおしゃべり的朗読など。
これまた、オリジナル新曲『クラいン・ブルー』を石田画伯がワンドレギターで
浮遊させます。
あのブルトンとエリュアールの共著『処女懐胎』などを引用したり、
お客さんとの掛け合い、ツイッターなどちらほら。新聞を読む女もやりました。
で、いきなりインプロへ。ちらりみると、横の最前列には、ヒカシューの坂出さんと
マサさん's wifeの香ちゃんが、、。
インプロの大先輩であられる方々の視線を受けながら、緊張。
あとから、坂出さんに感想を怖々伺ったら、
「技術はないけど、センスはある!!」と、なんだか不幸中の幸いのような、褒め言葉を
いただき、いや、これはさすが坂出先輩、ナイスな見解でした。
まあ、そんなこんなで、ウクレレ2本で数曲やりまして、
(他、新曲『ブライツ』など)
最後、もう二度と歌わないであろうと、思っていた、あの曲を歌ったのですが、、
ちょっと不完全燃焼。でしたが、あの歌は時を経てもいい詩で、
開けては行けない扉をあけてしまった、そんな気がして、
まあ、
いいか。
終わりました。
ちなみに、初登場の猫君を膝に、
フランスアンティークのネグリジェにモコモコタオル地のスリッパでエフェクター
ペダルを踏むアタシでありました。これはラストの歌にも繋がるイメージだったの
ですが、わかった人いるかな。赤タイツじゃないけどね。あはは。
それにしても、石田画伯、ただ者じゃあない。
ヒンギーポテトも美味しかったけれど、話しが、音が、どこに飛んでゆくのか
まったく予測不可能。今度は彼の本領であるとこの、なにか視覚効果にも
期待したいなあ。と、これからもまたその実体をゆっくり剥がして参りたいと思います。
ふっふふ。
使用楽器 ダンエレクトロ エレクトリックシタールギター
ワンドレ エレクトリックギター
チーズィー1
ロンドンチーズィー(石田ウクレレ)
Gストリングカメカメ(洞口ウクレレ)
(+たくさんの小賢しいエフェクターたち)
サポートメンバー インド三兄弟 (ドローン君、タブラ君、ラヘル君、)
投げ銭ライブというのを初めてやったので、投げ銭をどう受け取るのか、わからない。
なので、頭の上に籠をのせて、お客さんの周りを魚のようにたゆたゆ。
楽しかった。
アタシも夢をみていたような2時間でした。
ホントにありがとうございました。
そして、パイティティライブを快く引き受けてくださった
Bar Issheeの石田さん、心より感謝いたします!
またやれたらいいな。
まあ、このようにライブの話しをきいても、よくわからない(笑)、
でしょうから、是非体感して「やられて」ください(笑)!
13日のユーロスペースで上映中の『百合ダス』舞台挨拶も朝早くから劇場は満席。
立ち見も出たようです。大変嬉しかったです。
あまり気の利いたお話も出来ませんでしたが、
野上弥生子という偉大なる日本文学における女性作家という大役は
ちょっと荷が重かったというのが本音です。
しかし、ロケ撮影というのは不思議なもので、
『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』のときもそうでしたが、
監督がなにか細かな指示をしなくても、そこで、育まれる空気感、
なにかが、すっと降りてきたり、乗せてくれる。
あれはなんなんだろうか。
降臨するわけでもなく、ひょういするわけでもない。
アタシが、アタシを解放させてくれる、不思議な感覚です。
才能ある監督たちは、その瞬間をフィルムに焼き付ける。
浜野監督も、なにも云わなかった気がします。
かといって、自由にやれというわけでもない。
不思議な緊張感の中、あの洋館の庭で、アタシはなにかを感じたのです。
なんだったのだろう。いまでもわかりません。
そこには、光があり、風が吹き、いつだって、同じことは存在しないし、
絶えず変化する中で、アタシはそこで、ちょっとした瞬間に、
なにかを感じ、気付くと、演じているわけです。
セットの場合は素晴らしいセットが組まれている場合も同じです。
そうでない場合は、ちょっと集中力に欠ける場合があります。
でも、どこでも演じられるようじゃないと、
それはプロとはいえないから、それはそれで、やはり集中力なのかもしれません。
いやそれも怪しい。曖昧だわ。だから、アタシはずっと映画をドラマをやり続ける
のかもしれませんね。いつだって同じ状況はない、そういうのが刺激なのかも。
やがて、作品は完成し、大勢の人々の眼に触れる。運が良ければフィルムは世界を旅する。
大勢のひとたちが暗闇の中、スクリーンで同じものをみつめる。
アタシは、そこで淡い光を放つ石のように、花のように、
そこに存在する、それが、アタシの理想であり、喜びであります。
『アントキノイノチ』もそろそろ公開されます。ほんの少しの登場でありますが
またこちらも是非よろしくお願いいたします。
あ、きょうの曲は、よ〜く聴くと間奏にエレクトリックシタールが使われている
スティーリー・ダンの名曲。イントロの浮遊感、最高。
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画伯までパジャマ?!って、そっか〜夢の夢、眠り男というわけなんですね。あちらこちらにちりばめられた夢の夢、の仕掛け。あー行きたかった!そして「ああそういうことか!」と納得したかったー!!
2011/11/20(日) 午後 7:29 [ rotty ]
11日のライブ、ほんとにステキでした。
こうしてブログを拝見しますと、あの空気感を思い出すと同時にまた夢の中へ落ちていくような…、そんな不思議な気持ちになります。
あのワルツ、『ハックスレー婦人の肖像』というんですね。
昇天感ハンパなかったです(笑)。とても印象的でした。
他の曲もみ〜んな良かった。ドローン君たちもイイ仕事してたし。
構成も演出も気持ちよかったです。
そんなこんなで次回のも予約しましたよ^ ^
2011/11/21(月) 午後 6:54 [ マル ]
納得しにいらして〜♪ってまた沖縄でもやりたいよー!
2011/11/22(火) 午後 1:36 [ のら猫小路 ]
わお!マル様、次もおあいできますね!またおまけつきですよ〜!超お楽しみに!
2011/11/22(火) 午後 1:36 [ のら猫小路 ]
ありがとうございます!おまけも楽しみですね。
今度はお友達を2人連れて行きま〜す♪
2011/11/23(水) 午前 0:08 [ マル ]