のら猫の独り言『のら猫小路日記』

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Feeling Good


Feeling Good, Nina Simone



Birds flying high you know how I feel
Sun in the sky you know how I feel
Breeze driftin' on by you know how I feel

It's a new dawn
It's a new day
It's a new life
For me
And I'm feeling good

Fish in the sea you know how I feel
River running free you know how I feel
Blossom on the tree you know how I feel

Dragonfly out in the sun you know what I mean, don't you know
Butterflies all havin' fun you know what I mean
Sleep in peace when day is done
That's what I mean

And this old world is a new world
And a bold world
For me

Stars when you shine you know how I feel
Scent of the pine you know how I feel
Oh freedom is mine
And I know how I feel

 『intouchables』の飛ぶシーンにかかる曲がよくてねえ。
 荒みそうな時これ聴くとちょいとまったりfeeling good.
 さて、ふたたび飛ぶ話。
 パラセイリングをはじめてやったのは
 確か、どこかの南の島だったと思う。
 カリブのどこかだったか、
 アジアのどこかだったか、
 どの浜辺で乗ったのか、
 あまり記憶にない。
 なぜなら、
 高所恐怖症のアタシにとって、
 あんなに怖いものなどないからだ。
 だから、なぜ飛んだのか理由がわからない。
 おそらく、カッパに無理強いさせられたか、
 若さゆえの好奇心がいたずらに働いたか、
 ほろ酔いだったか、のいずれかだろう。
 しかし、あまり記憶にないのだが、
 あれはあれで飛んでしまうと、これが最高クールな気分。


 
 だけど、ふと都会のビルの屋上からとかだったら、
 スカイダイビングのように、
 より高いところからだったら、
 どうなんだろう。とか考えてみる。

 そもそも、飛ぶってなんだろう。
 パラセイリングなどの力を借りて飛ぶことは、
 確かに
 物理的には飛んでいる。
 だが、それはほんの短い時間であって、
 なぜか物足りない。
 高所恐怖症という感覚が働く以前に、
 なにか物足りない気がする。

 なぜだろう。
 こころが飛んでいないからだろうか。
 最高クールでいれる瞬間があっても、
 こころが飛ばないと、
 精神は解き放たれないということだろうか。
 じゃあ精神の解放ってなんだ。
 自由になるということだろうか。
 「こころが自由」 
 はてそれはいったいどういう状態のことをさすのだろう。
 どうしたら、そこに到達出来るのだろう。
 
 ふと、石田徹也の『飛べなくなった人』が観たくなった。
 
 こころが飛びたがっている。
 これは長い入院生活で度々感じたことだった。
 明るい未来と、不安と期待。日々新しい何かが待ち受ける中で、
 繰り返される治療の痛み、絶望、一喜一憂。
 閉ざされた病棟の中で、
 光の射す方へ伸びる蔓のように、
 ここから出たい、せめてこころだけでもどこかへ飛びたい。
 そんな想い。
 

 飛べないこころを擬似的にでも満たすものは、
 音楽であったり、
 絵画であったり、
 本であったり、
 映画だったり、
 食や酒であったり、
 旅であったり、 
 恋であったり、
 結局、非日常に見つける感動ってことか。

 感性を揺るがすなにか。
 感性を研ぎすませてないと、
 敏感に感じない場合がある。

 感性を鍛えるならば、
 なるべくなら幼少期や多感な時期が理想。
 これは経験上そう思う。
 ギトギトのオトナになってからじゃ、
 硬くなって、溶けないというか。
 腹いっぱいになりゃいいとか、
 腹もいっぱいなのに、まだ食べるとか、
 果ては、なんでもいいとか。
 そういう鈍感さというのか、
 肝心なのは
 エッジとボトムラインだ。
 そこさえしっかりしていれば、
 いつだって、からっぽになれる。

 
 映画『飛べ!ダコタ』を観て「泣きました!」という声をきく。
 とてもありがたいお話。

 以前も述べたが、
 映画は誰かに観られるために作られる。(勿論それだけじゃないが、目的のひとつとして)
 観客がいてこそ、映画は暗闇の中でより一層輝きを増す。
 それを観て感動するということは尚、素晴らしい。
 そこにアタシがお手伝いできたのなら、心より嬉しく思う。
 だけど、正直云うと、それはアタシの演技というよりも、
 観た人の感性の鋭さじゃないだろうかと感じる。
 アタシは涙ボタンを押すきっかけにしかすぎない。
 君のやる気スイッチじゃないけど、
 君の涙ボタンを押すのは、君次第ということ。
 あとは、云うまでもなく、作品の力だと思う。
 役者というのは所詮、’消耗品’に近い存在だとアタシは思っている。
 だからこそ、あのフィルムに焼き付きたい!
 そういつも願って、
 そこに映画という戦場があるかぎり、
 きょうもあの現場この現場と、
 傭兵のように、歩きまわるのだ。

 たとえアタシ自身の存在が忘れられようが、消え去ろうが、
 アタシが焼き付いたフィルムは残る。
 観客がそれを観る。

 そして、その感動は人の心に残るのだから。

 
 
 観てくださった方、本当にありがとう。
 これからも宜しくお願いいたします。
 
 

 
 

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