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な・い・し・ょのエンペラーマジック (Audio Only) ここ昨年末から数週間ずっとTACOを聴いている。
というか聴かされている。
おそらくTACOを聴きながら車を走らせたり、
部屋の中で寛ぐ夫婦はあまりいないかもしれない。
TACOってなんだ?
山崎春美率いる謎の即興音楽集団。
山崎氏を中心に集まった音楽人、出版人関係などなど
いろいろなひとたちから成る不思議な集団だそうだ。
主に活躍したのは80年代。
なぜかうちにTACOの1st.アルバムがある。
『乱歩の惑星』なる正月特番を製作した際、カッパ君がTACOの
『非情の生殺し』をサントラとして使用したのがきっかけだが、
私はその音に打ちのめされた。
吠える野犬の声(?)聞き取りにくい台詞、ギターのワウ、繰り返されるリフ、
懐かしい70年代の映画のサントラのような短いスコア。そしてまた吠える犬の声。
なんなんだこれは。
しかも高熱にうなされていたアタシに
その曲が脳内でループする。
なぜなら、小さい時から高熱の時に観る夢があって、
ひとつは森の中でうんちが襲ってくる夢。
ひとつは野犬がナマコ塀から飛び出してくる夢。
どちらも幼少の原風景から成り立っている。
話戻ってこの曲の歌詞?というのが凄い。
おおまかに説明すると、
東大獣医学科で生殺しのリョウと云われた男が
毎夜毎日犬猫どもをぶちのめす
悲しくないのか?空しくないのか?
俺は背を向けきょうも生きて行く、という内容なのだが、
なんとも哀愁漂うポエティックな詩が気に入った。
犬の鳴き声も実際の東大獣医学科の実験用の犬の鳴き声だときいた。
うーん。深い。
で、ようつべにTACOはないだろうと思いきや、
あったではないか。(すごいなようつべ)
それがきょうの一曲だ。
これはあの名曲の裏曲なんだろうか。自らパロっています。
というかこの歌詞ももう、、凄い。
『非情の生殺し』はなかったものの、
『人質ファンク』『宇宙人の春』『きらら』などもあった。
すごいのねようつべ。
『人質ファンク』という曲ではゲルニカの上野耕路氏がピアノで参加。
最後の曲の『宇宙人の春』のギターもぶっとんでいるし、
思想家グルジェフが勝手に参加させられていたり、もうわけわからない。
ボーカルやコーラスで参加の栗沢いずみさんという方は
元祖日の丸軒のウェイトレスだったそうで、
ああなんか不思議な可愛い雰囲気を醸し出したいたんだろうなあと妄想。
久々に耳に刺激を受けたアルバムでした。
ちなみにこのアルバムのジャケのイラストは花輪和一氏によるもの。
刺激といえば、映画『アメリカン・ハッスル』も刺激的でした。
衣裳といい70年代の音といい。
いやでも、これは
スコセッシの、或いはシドニー・ルメットの
パスティーシュ?
かと思いきや、まんまと丸ごと騙される映画なのでありました。
ニクソンで元気を失ったアメリカがカーターの時代で
ナイトフィーバーするんだな。
それはわかるけど、アメリカ人にはツボなんだろうなあ、果てしなく
長いながーいパンチラインの話。
で、刺激的だったのは衣裳でした。
デブ禿詐欺師とかパンチパーマのFBI捜査官もツボですが、
女優の衣裳はちょっと凄かった。
で私事ですが、
以前古着で購入した70年代のGUCCIのジャージーワンピ。
むちゃくちゃ胸もとが開くんですが、
これをごっついブラジャーで胸ぶりぶりにあげてしまうと
下品で美しくない。普通ならそんなふうに着こなすでしょう。
わたしはノーブラとはいかないまでも、ソフトブラで乳首隠すくらいにします。
友人に「どこみていいのかわかんない」と苦笑されましたが、
装いってのはまだまだ案外保守的で難しいですね。
なんだって当人に似合っていて着こなせていれば素敵だと思うのですが。
日本はノーブラとかわりと過剰反応しますしね。
ヨーロッパなんか行ったらどうすんだろう。
ヨーロッパの下着とか華奢でレースが美しかったりシルクがすべすべだったりで、
カップとかあまり強調しないけど、
てんこもりに胸締め上げてご丁寧にスポンジで上げ底までかましたブラってのが
アメリカぽいエロさなのでしょうか。
ああ!アメフトのチアガールとかもそうだ。
まあそれも好みでしょうけど。
で、この装いがまんま映画の中の着こなしに観られまして、
ちょっと嬉しかった。というか、70年代のこのディスコブームの頃って
ノーブラ主義でしたからね。
スパンコールのドレスもピチピチライダーススーツも
グッチのブラウスも下はほぼノーブラ。
コルセットから解放されたベルエポックの時代を経て、
再びきっつい下着でウエストや豊胸修正する時代に一気にねじ曲がり、
ふたたび
女性解放のフェミニズムの時代へ。
女が一番女として誇らしく攻められた時代だったかも。
ウーマンパワーというのでしょうか。
なので、すんごく下品な雰囲気とも囚われがちですが、
80年代のダサさより、70年代の方が断然かっこいい。
でも、まあアタシ好みかというと謎ですが。
『アメリカン・ハッスル』の女優たちの装いはエロくていいです。
思えば80年代。
私は80年代には仕事をしていたので、脳内は映画のことばかりだったけど、
音楽といえば岸野君とケンソー君率いる京浜兄弟社とかを聴きに行ったりしたことはある。
アルバムも持っている。(『誓い空しく』)
プラスチックスがメロンがピテカンに、
文化屋雑貨店の毛主席バッジに喜んでいた時代。
バンドブームだったせいなのか、
趣味でもないバンドのくっだらない自己満足ライブにも付き合わされたりもした。
(そんな暇あったら映画みたいから)
モテたい男とモテたい女のベクトルの矢印の方向もわかっていた。
でも興味がなかった。興味は映画と食べ物と読書くらいだった。
モテない自分で上等だった。恋愛はロマンス語を話す人とするものだと思っていた。
とにかく映画を本を。お腹が空くからウマい食べ物ないかな。
映画に出てくるような洋服着たいな。
そんな80年代。
今思えば、私にとって80年代というのはからっぽの世界。
からっぽの時代。
からっぽだからなにでも入れられたし、
からっぽだからいつも飢えていたし、
軽かったし、空しかった。
そんな私をいろいろな大人が愛情注いで大人にしてくれたのも80年代だった。
70年代は思い切り愛のない時代だったのに。
そうそう、エロで思い出しましたが、
女性のエロというものは、
愛されることで滲み出てくるものだと
最近ことさら思うのですが。
狙って強調するエロって、すでにエロくないというか。
男に愛され、人に愛され、愛に満たされてゆくうちに
知らぬマに
にじみでてくるものだと。
だから、恋をしている女ってとんでもなくエロくて
あぁこの人どうしたものでせうか と、こちらが恥ずかしくなってしまう
ほどにエロティックな。
あ。なぜかTACO から突然エロへ話が飛びました。
まだまだリハビリが必要かもなあ。
ではこのへんで。
久々にあたたかい映像を
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こちらでは大変ごぶさたしておりましたm(_ _)m
TACO。懐かしい〜〜〜♪ と思って聴いてみたらなんじゃコレw
僕が思ったのは “Puttin on the Ritz” のTACOでした。
でも聴くうちにだんだんとコチラの記憶も甦り……。
う〜〜〜、それにしてもスゴイ。モノスゴイ。やっぱり教授スゴイw
ヤバイ、すでももう4回ぐらい再生しています…。
2014/1/15(水) 午後 0:21 [ マル ]
マルさんご無沙汰です。そうなんですあのタコじゃなくてこのタコなんです。で、『非情の生殺し』がもっと凄いんです。是非アルバムを聴いて欲しい次第です。今年もdeepなのら猫を宜しく。
2014/1/15(水) 午後 0:46 [ のら猫小路 ]
ほんとdeepですよね^ ^;
軽めのdeepな話題には、なんとか食らいついていきたい…。
あ、遅ればせながら女優30年おめでとうございます! スバラシイです。
お体に気をつけて、益々のご活躍を♪
2014/1/16(木) 午前 0:14 [ マル ]
こちらこそヨロシクです。
今年はひたひたと。
2014/1/20(月) 午前 1:13 [ のら猫小路 ]
メモ
03のホドロフスキー特集の際、構成ライターをやっていたのが山崎氏で、そん時の編集が若き日のY氏だったとか。
03とか懐かしすぎる…。
繋がるというか、皆同世代。
2014/1/20(月) 午前 1:19 [ のら猫小路 ]