のら猫の独り言『のら猫小路日記』

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Summer Dreams


 海で泳いでいると、たまに魚に食いつかれる。
 こないだも、透明度の高い海で泳いでいて、
 干潮時だったので、かなり深いところまで泳ぎ、
 海女ばりにケツをぷりんと浮かせ、ずぶずぶ潜っていたら、

 いきなり巨大魚に遭遇。ひー。


 はい。で、きょうは、ピラニアのサントラなわけだが。
 ピノ・ドナッジオ。デ・パルマ、ダリオ・アルジェント、ジョー・ダンテなどなど
 色々な映画のサントラを手掛けるイタリア人の映画音楽家です。
 で、このピラニアの曲もいいんです。どこか耽美的でメランコリックというか、
 イタリア式といいますか、そうそう、サンレモ音楽祭の常連なのね。 
 60年代のサンレモ音楽祭といえば、カンツォーネ全盛期。この方も
 映画音楽やるまでは、いかにもイタリアらしい美しく官能的なメロディを歌っていたのですね。
 

 で。ピラニア。
 といえば、ジョー・ダンテ。
 ダンテといえば、ヨシミ。
 というわけで、
 かれこれもう20年以上のつきあいになる沖縄の友人・ヨシミ。

 彼はパイティティで口琴奏者としても参加しているが、
 本職はCM制作。(沖縄在住の人ならみたことがあるものばかりだ)
 で、彼は突貫小僧という映画サークルにも参加していて、
 映画には詳しい。元々なぜアタシは彼を知ったかというと、
 『パイナップルツアーズ』という沖縄の映画で知り合った。
 (以下ここからは早回しか早送り)
 彼は美術助手をやっていて、いつもTシャツの袖をくるくるロールアップして
 そこに煙草を挟んでいた(気がする)。なんだ米兵みたいだなと思いきや、
 ボロボロのGパンに革靴のかかとをつぶして履いていた(ような気がする)。
 腰には美術助手らしくナグリをぶら下げ、とんてんかんてん作業していた(恐らく)。
 離島での夏の長期ロケ。いつのまにか、彼は裸足で劇用車を牽引していた。
 てか、裸足って。。。ちょっとびっくりした。

 ロケ中はあまり話もしなかったが、どういうわけか、
 その後、仲良くなった。
 仲良くなった、ある夏。
 一緒に泳いでいた沖縄っこたちがなぜか裸族になっていた珍事件もあった。
 みんな体中毛むくじゃらで、小さい頃新聞でみた中国奥地の多毛児をふと思い出した。
 腕の毛むくじゃらを出して「がじゃん(蚊)除け!」とか笑っていたっけ。
 
 西瓜のカタチのヘルメットを被って50CCバイクでぶぶぶと現れたり、
 沖縄で逢うと、暑いというのに、アイロンのかかったボタンダウンのシャツのボタンを
 上まできっちりしめ、(蝶ネクタイなどしそうな勢いな)
 その上から、なんかどっかの会社の営業販促のようなハッピかジャンパーを羽織っていた。
 それが後に、アキラのような赤ジャンになり、
 冬でも夏でもそれを羽織り、ピンクやうす黄色のボタンダウンのシャツ
 (きっちり上までボタン閉め)に酒屋がするような前掛けを
 (その前掛けはアタシがプレゼントしたのだが)いつもつけているという、
 変わった風貌の男だ。
 そのままの恰好で那覇空港から羽田空港までやって来るもんだから、
 那覇空港のお土産やのおばちゃんにも顔。
 うちの母などはあの前掛けのおかげで、「あの人酒屋さんよね」を繰り返す。
 いくら違うと云っても「だって、あの人酒屋さんよ」と。
 そんなヨシミは、猫好きで、ある日、拾った仔猫をかいはじめた。
 はじめての子育ての様子があまりに面白かったので、
 アタシは思わず写真で連載漫画を作ったほどだ。
 その上、弟子を数人持っている。武富一門とやららしい。
 ちなみに師匠が弟子に「うちに入ってくれ!」と、
 「土下座」をしないと、入門出来ないという、
 不思議な一門だ。(長いよ説明)

 で、なぜこんなに執拗にヨシミの話をするかというと、
 (と、まだちょっと説明はつづくがここからが本題)
 奴は80年代サブカルマニアで、
 80年代から抜けきらないでいつづける大変貴重な存在でもある。
 熱烈なジョー・ダンテのファンで、ずっとずっとダンテに悶えている。
 Googleでジョー・ダンテ 沖縄 ヨシミ とサーチすると、
 すぐにヨシミのダンテ関連記事が出てくる。(はずよ)
 ジョー・ダンテ以外にも好きなものはあるはずのだが、(たとえばMr.BOO,ヒカシュー、
   モンティパイソン、鉄塔、壇ふみ、など)とにかく、ダンテを敬愛してやまないヨシミ。
 とうとうその想いが満期になり、(積み立てか!)
 ジョー・ダンテの『ピラニア』ブルーレイ版DVDの解説を書いたそうだ!
 これはスゴいことだ。

 ずっとずっと好きでいるということ。
 それはとても尊いこと。
 ヨシミにはずっと変わらないナニかがある。
 それは変態なこと。
 だけど貫くことは貴重なこと。

 さらに奴はヒカシューのメンバーともお知り合いな上、
 パイティティを通じてセッションもしている。
 さらには、沖縄国際映画祭ではあのマイケル・ホイにもインタビューしている。
 もっとすごいのは、造形の師匠・原口智生氏に直接特殊メイクをしてもらったり
 (これはパイティティのDVDでも観られるが)とても可愛がられている。
 (真夜中の渋谷の街角でアタシが紹介したんだが)

 他にもいろいろお得な特典を受けている「特典王」ヨシミ。
 ずっとずっと好きだったダンテへの熱き想いが(いろいろ課金もしたかいあり)実ったヨシミ。
 とうとう、ダンテ評論家への道が開けたというわけで、
 映画秘宝とかからもダンテ関連で原稿依頼いただけるといいよなヨシミ!
 とまあ、ここでダラダラと説明しつつ、宣伝してやったという次第。
 というわけで、ヨシミ君、おめでとう!! 9月27日発売!


 
 ヨシミの所属する突貫小僧のサイト http://tokkan-kozo.com/
             (ブックパーリー那覇では私が出演した『マクガフィン』も上映!)
 
 
 ついでに週刊文春シネマチャートも http://shukan.bunshun.jp/category/chinema_chart
 
 のら猫情報〜
 そろそろ新連載もはじまる予定(なはずよ)!お楽しみに!
 

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