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Frankie Goes To Hollywood - Relax (deluxe clip version) 集中力がなくなり
注意力散漫になってくると、
なんらどうにもならないので、
そういう時はリラックス。
ちょっとそこらまで行くつもりで
車を走らせていたら、なぜか第三京浜に乗っていた
なんてことは多々あることだが、
行き先は決まって潮の香りがするところ。
港町の波止場であったり、
海岸沿いの散歩道であったりする。
昔、夜中にある人が精神的にどうにも辛そうで、
かける言葉を探す前に車にのせて
海辺まで連れていったことがあった。
やや後ろからアタシはただじっと黙って見守っていて、
その人はずっと海を見つめていた。
朝陽が登る頃、
「ありがとうドーグチ」と、
振り返ったそこには笑顔があった。
アタシを車にのせて海に連れていってくれる人は今はいない。
かつてはいた。
それは幼い頃、父が連れていってくれた三浦や伊豆の海だった。
それは海水浴目的だったりするのだけど、
目の前に海が見えてくるだけで、車酔いの激しいアタシはほっとしたものだ。
窓をあけて犬みたいに顔を出して潮の香りを嗅ぐと安堵した。
おでこに当たる潮風が、憂鬱な車の振動、ゲボ袋のポリエチレンビニールのイヤな匂いや嘔吐も忘れ、なにかとてもいいものを注入して
くれているような、そんな気分すら感じた。
で、リラックス。
先日ひょんなことに、『ヒッチコック』という映画のDVDを観ていたら、
突然、『ボディダブル』に画面が変わった。
録画予約していたせいだったが、あらためて、『ボディダブル』を観て
愕然とした。なんなんだこの映画。で、最近よくデ・パルマ作品を再び観る機会が多いことに
気付いて、更に呆然とした。
デ・パルマを一生懸命観なかった理由が、なんとなくわかったようなわからないような。
ただ、アタシは当時からあまり好きじゃなかったことを思い出した。
『キャリー』もシシー・スペイセクの冒頭シャワーシーンからあの結末まで、
なんでこんなに間延びするんだろうと思った。
このシャワーシーンはなんかめちゃくちゃ70年代の匂いがするし。
プロムの話なのに、
出てくる役者が皆オトナな雰囲気なのも
不思議な気がしてしっくり来ないというか。
まあでも、
そばかすシシーも20代なのに女学生役をがんばってやってるし、
母親役のパイパー・ローリーも怖かったり、
まだブレイク前のトラボルタが出てきたり、
アメリカン・ヒーロー前のウィリアム・カットがイケメン男子役だったり、
デ・パルマ元妻のナンシー・アレンもエロ満載で出ていて、
へえ!な人々が出ているわけですが。
それだけじゃあなあ。。
で、『ボディダブル』。
ピーピングする閉所恐怖症の主人公とか、
それってヒッチコック風とか云う人いるけど、
だいたい”風”ってなんなんだ。
九州産地鶏のディアボロ風のようなものか?
それじゃないけど、そんなようなものですよ、ってな具合の。
『ボディダブル』のキスシーンでは
執拗にカメラがぐるぐる廻るのも、
あれもヒッチコック”風”だとするなら、
もうこれは安いギャグじゃん。
それにしても、今さら観直したら、めちゃ80年代の匂いがする映画だった。
そういえば、メラニー・グリフィスの使い方もなんだか謎。
よくあんな謎の役で出たと思う。彼女の母親はヒッチコックの『鳥』で一躍スターとなった
ティッピ・へドレンだが、ヒッチコックと彼女の関係はあえてここでは触れないが、
そういう経緯も知ってるはずであろうデ・パルマのメラニー起用はきっとご満悦なんだろうけど、
なんだか悪趣味だよなと、アタシなどは目を伏せてしまう。
あれ?
結局、何が云いたいかというと、
映画の中にも登場するこの曲『RELAX』Frankie Goes To Hollywoodを脳内ループさせながら、
鬱屈したアタシは車を走らせていたってことを書きたかっただけなのだが、
だいぶ脱線したなもう。
ちなみに『ボディダブル』バージョンのはこちら。悪趣味すぎてあまりおすすめしないが。
なんだ。好きじゃないといいながら、結局デ・パルマ作品紹介してるんじゃん。
ダメじゃんアタシ。
リラックスしよう。
口直しにこれできょうはおわかれ。
よい週末、連休を。
R.I.P
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