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九月。
カレンダーをめくる音。
ペンですでに予定が書かれていると
ちょっと嬉しかったりやれやれとため息をついたり。
できることならば、新しいページはいつも真っ白がいい。
やがて黒々と埋まってゆく都会の雑踏のように、
埋れゆくのだから。 映画のあるシーンで、
カメラがぐるぐる廻っているうちに、 次の場面が変わっているなんてのに
ちょっとぞくっとする時がある。
ある出来事があった部屋から、カメラがどんどん引いてどこまでも引いてゆくと、
街の通りに出て普段の日常に戻っていたり。
映画だなあ、映画ってイリュージョンだなあ、魅惑的だなあ。って。猫の目のように観入ってしまいます。
ドキュメンタリーの手持ちカメラも好き。
古いアリフレックス16とか。
記録を追うのに、
タフで小型なカメラも、ああ本当懐かしい。
カメラアイ。
カメラワークというのはホントによくよく観ていると、
知らぬ間に持ってゆかれます。
まだ暑いのに、街のウィンドウに毛皮とか。
手袋やブーツ。
なわけで。
寒さ厳しくなりそうな気配も薄々感じつつ、
残り少ないだろう(?)
夏を堪能したく思います。
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