みどりの果敢な北京生活

忍者ブログに引っ越しました。『みどりの果敢な北京生活(忍者版)』。

全体表示

[ リスト ]

 ダンナの個展が13日に幕を切った。初日にお越しいただいた皆様、有難うございました。
イメージ 1

 で、作品なんだけど、どう思う?画家本人は「很好」ってうぬぼれてる。私はよく理解できないのもあるし、以前の作品がよかったから、それに比べると、「これいいの?」と疑問を感じる。

イメージ 2 イメージ 3

 どっから見ても自転車100台。私、ダンナに聞いたんだ。「友達に聞かれるから、この作品の意味を教えて」と。そしたら、
自行車表現中国人的状態。中国人在圧力当中。把立体的東西変成平面。有点像中国人的生存状態。
 (↑一字一句書き留めたわけじゃないが、だいたいこんなことを言った)
自転車は中国人の状態を表している。中国人がストレスの中にいるということを。立体のものを平面にしたのだが、それは中国人の生存状態に似ている。

 あと特記すべきは、この自転車は5000トンの力をかけてプレスした。ペダルが一番ぺちゃんこになりにくかった。このボロボロの1台を作るコストは新しい自転車を1台買うより高かった(えええええ?いくらかかってんですかby悲しくソロバンをはじく妻)。


 この記事さあ、数日で消そうと思っているから、いろいろ書いちゃえ。

 ちょっと前にある日本人が「今日美術館って入場料を10元しか取らないで、よくやっていけますよね」って言った。あれだけの立派な美術館、維持するのも大変であろうに、作品だってそうそう売れるとも思えず、しかも100%民間の美術館なのに、どうやって経営しているのか。

 私は教えてあげた。展覧会をする画家が費用を払っている。今日美術館は展示スペースが1階、2階、3階とあって、通常別々の展覧会が開かれている。私が知っているのは2階の一番大きいところだけど、普通6日間の開催で、場所代と人件費含めて9万元払うんだよ。今日美術館っていうのは、北京にある現代アートの美術館の最高峰と認識しているが、多額を注ぎ込んでもアーティストはここでやりたいわけだ。うちのダンナには幸いスポンサーがついて、自腹を切らなくてよくなったが、そう考えてみると、どの展覧会にも絶対スポンサーがついている。だって、9万元も自分で払うの大変だよ。

 ダンナは去年の夏から展覧会をここでやりたいと言っていて、まあ審査が厳しくて何度もプランを描いてチェックされて、去年の10月に契約したんだけど、それで開催が今年の9月よ。1年先まで予約済み?人気あるなあ。

 昨日、ある友人と再度、今日美術館に行って、そのとき彼女が気がついた。「キュレーターって日本の展覧会だったら、いないよね」。言われてみればそうだ。中国の現代アートの展覧会は絶対キュレーター(企画者)がいる。今回のダンナの展覧会なんて、企画も含めて何から何まで全部自分でやったのに、後からとってつけたように、キュレーターが案内に印刷されていて、開幕式でもマイク持ってしゃべっていた。今回は黄篤(ダンナの学生時代からの友人)だったんだけど、この人にお礼しなきゃいけないのよ。ダンナは決して安くない作品を一点贈呈したらしい。

 私、ダンナの仕事にはノータッチなので、中国の現代アート事情まったくわからない。いろいろわかったら、面白いような、怖いような。

この記事に


.


みんなの更新記事