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旅行最後の日だ。チェックアウトして、ホテルの近くで朝食。伍子面馆(浣纱路店)。10元。前日の晩、ろくなもの食べてなかったから。これ美味しかった。
昨日時間切れだったので、また西湖の方に戻るべく、バスに乗る。小銭は用意してあるよ。無駄にミカン買ってお釣りもらったりして。
「葛岭」で下車。1926年に建てられた菩提精舍。現在は中共杭州历史馆。
中は言わずもがな共産党の展示。
天気予報では雨で、傘を持っていた。この時間だけ青空が見えた。
あ、このあたりね。ガイドブックなくても、一つずつまわっていけば、それが観光。
连横纪念馆。马瑙寺。
西湖博覧会博物館。
抱青别墅。今は杭州国画院美术馆。
润庐。
古い建築物を見たい。杭州の観光スポットである保俶塔の入口にたどり着く。古い塔、見たい。
しかし、それは容易ではなかった。なぜなら山の上にあるから。
遠くに見えた。っつーことはまぢ遠い。行かなくていい。
「断橋残雪」の有名な碑。
蘇東坡が作った堤防が「蘇堤」で、これは別の「白堤」。ここだよ。連休になると身動きできないくらい混雑する観光スポット。
引続き東へ。蒋経国の故居があるはずだが、通り過ぎてしまったようだ。引き返す。あった。
何がビックリって、現在はマクドナルドになっていたことだ。
蒋経国が住んでいた家だよ。現在は左側がスターバックス、右側がマクドナルド。アメリカにやられてんじゃんか。
<続く>
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y地方、旅行
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西冷印社を出て、バスに乗りたいが、小銭がない。地方に行くときはどうにかして集めておかないと。特に食べたくもないお菓子を買い、やっとお釣りが出る。
充電したい。座りたい。コーヒー飲みたい。この時の欲望の順。
杭州新新飯店。その前身は19世紀90年代で、芥川龍之介も宿泊したことがある。ホテルの横に本屋があって、入って、本屋は欲しいものがなかったが、そのまま中でつながっていて、コーヒー処へ。
そのまま西湖に沿って、どんどん東へ。
西湖沿いに古い建物がたくさんあって、中に入れるところも結構あるのに、閉館時間。翌日に行くことにして、ホテルの方に戻る。
古い建物が載ってるサイト。
移動はすべて自転車。まずは紫薇園原点へ。
坐标原点是指一座城市的坐标中心点。民国时,浙江省陆军测绘局就设在紫薇?,1913年在这里埋设一个铜铸原点,陆军测绘局根据这个原点建立了天文台及子午台,进行天文观测,测定了这个原点的经纬度,并在这个基础上建立了杭州建筑测绘的坐标系,是当时中国最早?用科学方法建立起来的坐标系之一。
兴业银行旧址。今は工商銀行。
南宋御街。
南宋時代の皇帝の御道をガラス越しに見ることができる。2009年に「南宋御街」という名の観光スポットとしてこの一帯は開発された。
観光地だから、土産物屋が並ぶ。
字がデカいなあとしか思わなかったが、実は薬屋。入れば良かった。
食べ物もいろいろ売っているんだけど、買う気にならない。座って食べたい。蘇州、上海とずっと中華だった。この日の昼も中華。中華以外を求めて、自転車で彷徨う。
日本かと思ったよ。このあたりの洋食屋を目指してたどり着いたら、この日から春節休み。残念。南下。 私が買うようなものは売ってなかったな。また次の自転車探して、南下。
自転車でウロウロしていたら、2時間くらい乗ってたんだよね。もう中華でもよかったんだけど、そうするともう閉店時間。結局、24時間やってるカフェで饼をお持ち帰り。
この日、2万歩歩いた。あんなに自転車に乗ったのに。バスも使ったけど、西湖一周したら、そのくらいにはなるだろう。
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西湖の印学博物館を出たら、後ろの小山につながっている。
どんどん上がる。
観光地によくある篆書はたいてい彫りが雑で、字も上手いとはいえなかったりするが、さすが西冷印社。上手い!
观乐楼。呉昌碩が住んだ家。今は呉昌碩記念室になっているが、展示作品は少ない。たくさんあるはずなのに。
日下部鳴鶴という著名な書家との碑は1989年に建てられた。「吳昌碩、日下部鳴鶴結友百年銘誌」と書いてある。
20世紀は閉まってなかった気がする。中に入った覚えがある。
外から撮るしかない。
その近くに郵便局があった。
この旅行は1月末に行ったのだが、旅行前に実家の母に電話して、西冷印社へ行くと話した。「旅行先でハガキでも書いてくれたら嬉しいわ」と言った。ハガキなんてずっと書いてない。中国は郵便事情が悪すぎて、年賀状もたびたび届かない。EMSじゃないと届かないと思った方がいい。でも、出してみることにした。
ハガキが選べて、外国にも送れる。いろんなスタンプもあった。中国は観光地にスタンプ、あまりない。
で、東京の話に移るけど、母が亡くなり火葬が終わり、斎場から帰宅し、郵便受けを見たら、私の明日このハガキが届いていた。え?
涙がこみあげた。読んでもらえなかった。私はトンでもないミスをしてしまった。「航空」って書かなかかった。あまりにも久しぶりで忘れた。というか、郵便局がそういうのはちゃんとするべき!まあそんなことを言ってもしょうがない。この国は後進国だから!ちゃんと航空便で届いてもらえれば読んでもらえたと思うと、ものすごく悔しい。
来た方からどんどん遠くなるが、穴があると入りたくなるのは、何の習性? くぐって、山。私、ハイキングに来たんじゃないよね?これを右にどんどん行けば、観光スポットはいくらでもあって、浙江省博物館(旧館)もある。もういい。山はいい。
来た方へ戻る。
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バスで「西冷桥」で降りて、杭州での私の目的地といってもいい「西冷印社」へ。前回来たのは美大に留学していたときなので、1994年かな。中がどうだったかまったく覚えていなかった。
正しい字が反映されないが、二文字目の「冷」はにすいでなく、さんずいが正解。
西冷印社……篆刻の学術団体、研究所。1903年にできた。日本からも著名な篆刻家が参加している。
敷地はかなり広いんだが、適当に入ると、いきなり「中国印学博物馆」。つまり、篆刻の博物館。へえ。こんなのできたんだ。今調べたら、1999年に設立されたと。
杜月笙の故居。どうりでデカい。だってマフィアのボスだもんね。
日本の著名な篆刻家(故人)小林斗アン先生が寄贈したものだった。
いろんな材質。
呉昌碩のコーナー。
斎白石のコーナー。
こういうの見ると、ハンコ彫ろうって思うんだけど、今年は3つくらいしか彫ってない。元旦の志よ、何処に?
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上海虹橋駅から杭州東駅に着いて、地下鉄に乗る。杭州に地下鉄があるなんて!(地方をバカにするなっての)。
「火车东站」で1号線に乗って、「龙翔桥」で降りる。私一人だからね。ガイドブック持ってる人もいないし、予習はばっちりしてきた。改札を出たら、その階に洋服屋等、お店が並んでいて、日本みたいだった。
徒歩で「马可波罗滨湖酒店」へ。西湖に近いところがよかった。評価等を参考にネットで適当に選んだ。こんなにデカいが、実は下の方は反対側から入るデパート。上の方だけがホテルという妙〜な造り。
一人でも二人でも一緒だからね。娘、、、誘ったけど、来なかった。
バスタブあるの。嬉しい。
まずは昼ご飯。ホテルに着いてからネットで「杭州菜」で探したのだが、500mくらい先の「杭州酒家」(大衆点評)。百年老店。午後行きたいところがたくさんあるから、徒歩でなく自転車で行った。
三階まであるのに、ほぼ満席。12時半に着いたんだけど、「一人なら三階。相席ですよ」と言われる。大きなテーブルは10人は座れるけど、二人の人、一人の人がいて、相席で座った。
これは鶏料理なのかな。運んだ人が客の目の前でトンカチで割ってた。
いかんせん、一人だから。东坡肉と小笼包のみ。8人でご飯食べてた毎日が懐かしい。味はよかった。でも小笼包はもっとアツアツが欲しかったなあ。
同じテーブルの見ず知らずの人達、去る。老夫婦なのに、ものすごく注文するんだよなあ。持ち帰るにしても、日本人ならこんなに頼まない。
食後、西湖へ。そうそう、これを見に来た。
いいねえ。水。癒される。じゃない。「癒す」という単語、嫌い。要らない。
さあ、西湖を一周しよう。「苏东波纪念馆」に行こうと思って、バス停「一公園」から乗る。窓から外を見ていたら「潘天寿纪念馆」が目に入った。あら、行かなきゃ。バスを降りる。
潘天寿は日本にいるときは知らなかった画家だ。北京で美大留学しているときに知った。ここはその故居。無料。パスポートも見ない。
個人宅だとは思えないくらい大きい。あ、うちのアトリエも大きいけどね(一言言わないと気が済まない性格)。
突き当たりが展示室。
そうそう、こんな絵。
構図についての説明があるのは有難い。出る。バスに乗る。「苏堤」で降りて、「苏东波纪念馆」へ。 中にガイドがいて、しゃべっているのを聞いていると、蘇東坡が堤防を作ったという話をしている。目から鱗。私のこれまでの学習経歴からすると、蘇東坡は偉大なる詩人で書画家。字は別に好きじゃないけど、書家としても有名だ。
でもそれで生計立てていたワケじゃないから、ご本人は何よりも先に政治家だ。詳しい話は日本語でここへ→「蘇軾 杭州知事となる」。蘇東坡が堤防を作ったので、これを「蘇堤」と呼び、今日まで有難がられてきた。
私は行きたいところがあるので、堤防を歩かない。湖を一周したい。引き続きバスに乗り「丁家山」で降りて、趙之謙のお墓へ。
趙之謙……清末の書家、画家、篆刻家。呉昌碩、斉白石をはじめ後世に大きな影響を与えた。
ここで手を合わせたら、字が上手になる気がする。 お墓と反対側に「記念亭」がある。
いかにも〜の趙之謙の字!
着いたときは私しかいなかった。西湖でも西の奥の方だから。でも、やがて一人、二人と増えていった。何しに来た?絶対に趙之謙目当てじゃないはずだ。自殺?なワケないか。
もっと趙之謙関係の何かが見られるのかと思ったが、この程度だった。でも行ってよかった。
さらに進む。バスに乗ったら、私一人。気分は東京ディズニーランドを借り切ったマイケルジャクソン。
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