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【口蹄疫】台湾で1997年の大被害 最初対応が遅れ全島に拡大

2010.5.26 20:28 産経新聞
 【台北=山本勲】1997年春から夏にかけて台湾全島に蔓延(まんえん)した口蹄疫は有史来最大規模の被害をもたらした。畜産業を壊滅させるなど被害総額は1800億元(約5000億円)。台湾での口蹄疫発症が70年ぶりだったこともあり、最初の確認が遅れたことが最大の原因だった。豚380万頭を殺処分したほか、ワクチンの大量投与や家畜動物の輸送禁止などの対策をとり、約4カ月をかけて封じ込めた。

 97年3月14日、台湾西北部の新竹県の養豚場で、水泡や蹄(ひずめ)の脱落など、口蹄疫と疑われる症例が発見された。17日に同県、18日には北隣の桃園県で同様の症例が見つかり、19日になって台湾家畜衛生研究所が口蹄疫と確認。当局が口蹄疫発症を発表したのはさらにその翌日(20日)午前で、ここまでに一週間かかった。

 確認の遅れに加えて初期対策も不十分だった。殺処分に踏み切ったものの、豚肉市場の閉鎖や移動制限が遅れ、最初の発見から10日余りの間に被害は東部3県(宜蘭、花蓮、台東)を除く全島に広がった。感染源は中国や香港から旧正月用に密輸入された豚肉や臓器とみられている。

97年の流行が台湾経済に及ぼした損害は甚大だ。日本など主要国が台湾産豚肉の禁輸措置をとり、豚肉価格の暴落や雇用喪失などを招いた結果、毎年16億米ドルを稼いでいた食肉輸出業を壊滅状態に追い込んだ。

 口蹄疫はその後沈静化していたが、昨年2月に中部で31頭が感染、今年2月も澎湖島で6頭の感染が認められたが、いずれも殺処分や消毒などで拡大を防止した。

 行政院(内閣)の報告によると、台湾では日本統治時代の1913〜16年、24〜29年にも口蹄疫発生の記録がある。

この問題が我々に示しているのは、農業の国際化とその取り扱いである、それ以上に政府の対応である。農業人口を増やすためとして、簡単にアジア各国と特に中国からの流入人口を増やすことは考え物である。我々がおいしい狂牛病でない牛肉をたべるために、もうすこし細かく現実を見直してほしい

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