賀茂保憲(かものやすのり)という人物について、書いておきたい。
その男、陰陽師である。
晴明の師である陰陽師賀茂忠行の息子――長男である。
小説「陰陽師」の中では、晴明の兄弟子という設定になっているが、史実は分からない。
晴明に、自分が関わりたくない事件を持ってきては解決にあたらせる。
「わかっているだろう、晴明。おれは、面倒なことはからきし駄目でな。
そういうやり方を思いついただけで、疲れてしまうのさ。
地べたに這いつくばって何かを捜したり、あちらこちらに出かけて行って、
よろしく話を付けてきたりということが苦手なのさ」
尾が二股に分かれた黒い仔猫「沙門(シャモン)」。
それは保憲がペットとして連れ歩く式神である。
前田憂佳、ゆうかりん。初期S/mileageメンバーにしてエース。
その人気は、当時、和田彩花を凌いでいた。
彼女は、2011年12月31日を持って芸能界を引退する。
これをもって第一期S/mileageは幕引きとなる。
前田は、一般人であるが、その後アンジュルムの武道館公演、℃-uteの解散ライブとなったさいたまスーパーアリーナ等に姿を現しており、ハロー!メンバーなどのプライベート写真の流出などで、見ることができる。
だから、このキャストは妄想である。
賀茂保憲も小説「陰陽師」に登場する回数は少ない。
初登場は龍笛ノ巻「首」の章となるが、重要人物ながら、登場自体が遅く、大活躍を見せるのは、長編「瀧夜叉姫」くらいである。
だから良い。だから渋い。
「陰陽師」も青猴ノ巻の頃となると、極端に話がつまらなくなり、キャラクターの安売りが始まる。
ジャニーズみたいに四六時中出まくっていると飽きられるのも速い。
やはりキャラクターの重厚さが失われていく。
そういう意味では、前田憂佳はきちんと卒業ライブも行われたが、今だにファンが衰えない。成仏できないファンがゴロゴロしている。
プライベート写真が流出しても、やはり、現役メンバーと写真撮影をしても、いまだにアイドル時代の面影を維持しており、下手したら現役メンバーよりもカワイイ。
そういう存在感。
もし、この舞台だけで復活してくれたら。
という妄想を掻き立てるだけのものを彼女は持っている。
4人のS/mileageは天下を獲ることは出来なかった。
それでもなおかつ、「今、ゆうかりんがいてくれたら」と。
もちろん、そうなっていたら、あやちょの成長もなかったろうし、2期の募集、アンジュルムも存在はしなかったろう。
ゆうかりんファンにとっては「後生だから、もう姿を表さないで!」
というのもある。
スマイレージ、アンジュルムとなり、今のメンバーはいくつかの舞台も経験した。それは前田憂佳の頃には無かったものである。
ゆうかりんが、今の激しいアンジュルムについていけるかは全く分からない。
彼女もまた、田村芽実のように、S/mileageを助けるために、向いてないアイドル世界に降り立った妖精のような雰囲気を持っている。
Supecial Gest というなら、彼女くらいのゲストを呼んでみたいものだ。
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