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当然ながら日本語学科の学生には色々な学生がいる。
日本語がかなり上手い子、日本に関する知識を沢山持っている子、真面目に勉強ばかりしている子など
でも、日本語に興味を持てず苦しんでいる学生もいる。
そんな学生は授業をよく休み、日本語はあまり勉強しない。
だからなかなか上達しない。
そんな日本語が嫌いな学生の1人が、突然授業後に僕のところへ来た。
そして私と話しがあると言う。
学生に言われるまま、一緒に大学近くの食堂へ行って昼ごはんを食べながら話した。
以下、学生の言葉
『先生、私は日本語が今まで嫌いで興味がありませんでした。だから、あまり勉強しませんでした』
『でもこれから真剣に勉強したら、日本語が上手くなるでしょうか』
『卒業までになんとかしたいんです』
『夏休みは先生は日本からいつ戻りますか?』
『帰ったら私は先生から日本語を習いたい。先生に時間があるなら、私はいつでも会話を練習したい』
決して上手ではない日本語で、学生はこのようなことを一生懸命話した。
聞いていて胸の中があつくなった・・・
なぜ学生が真剣に日本語を学ぼうと思ったのかはわからない。
理由はどうでもいい。
そのまっすぐな気持ちが嬉しくてしかたがなかった。
阜陽は本格的な夏日になり最近バテ気味だったが、急に体全体に不思議な力がみなぎるのを感じた。
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