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今日は千歳船橋(世田谷区)にある「住宅総合研究財団」へ出かけ研究に必要な文献、資料をコピーしてきました。
最も建築学会図書館の方が資料は充実しているのですが、研究テーマとの関わりが弱い僕は、まだ学会員になっていません。非学会員は利用する手続き等が多少面倒なのと資料のコピーが高めという理由で、僕はいつも「住宅総合研究財団」の図書館や東大図書館を使わせてもらっています。
それで必要な資料は集まるので問題はありませんし、人もほとんど来ないため、文献をゆっくり読むことも出来てお勧めです。
夕方あたりまで、図書館で過ごした後は上野まで移動して、同潤会アパート(上野下)を見学してきました。場所は地下鉄銀座線の稲荷町を降りて、徒歩2、3分です。
同潤会アパートというのは、大正時代の関東大震災後に被災者向けの住宅を大量に建設するため、国内外から義捐金を募って設けられた財団法人同潤会が建設した集合住宅を指します。
以前、東京にはこのアパートが沢山残っていました。
例えば、今「表参道ヒルズ」になっている場所も、元は同潤会アパート(青山)が建っていました。
ご覧になった方も沢山いるのではないでしょうか??
しかし、現在では再開発が進み、取り壊しの方向へと進んでいます。
ですから、今回見てきたアパートは貴重な歴史遺産といって良いでしょう。
写真を見ればお分かりのように、かなり古ぼけています。
でも居住者は今でもいます。というより不動産屋の話では退去者が出ると、すぐ入居者が出るほど人気があるとのことです。確かに1回位は僕も住んでみたい気がします。
蛇足ですが、私の父は東京都で教員をやっています。
父は上野周辺の小学校勤務が多く、以前の教え子はこのアパートに住んでいたため、家庭訪問へ行ったことがあると話していました。その生徒は今でも暮しているのでしょうか。
さて帰宅後は、今週金曜から奈良・京都へ史料調査行くため、その準備をしています。
今回の調査の後は暫く日本へ戻って来られないので、いつもよりも熱が入っています!
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